戦雲の夢 新装版 の商品レビュー
時代物は読まず嫌いだったが、これでいっぺんした。 長曾我部盛親の不運と重責に抗う姿に読んでてしんみりした。 大坂冬・夏の陣とかよく知らなかったから勉強になった。
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司馬遼太郎自分ランキング1位!(2011/12/1現在) 気楽に生きてきた。 急に大役がまわってきた!運でもあり準備不足でもあり、全てを失った。 でも、これでもいいのかもしれないな。。・・いや?違うかも? ・・違う。 自分はこれをやった!というものを作りたい。無理とわかってい...
司馬遼太郎自分ランキング1位!(2011/12/1現在) 気楽に生きてきた。 急に大役がまわってきた!運でもあり準備不足でもあり、全てを失った。 でも、これでもいいのかもしれないな。。・・いや?違うかも? ・・違う。 自分はこれをやった!というものを作りたい。無理とわかっていても、それに全力でぶつかりたい。 ぶつかった。成功もあった。 でもやっぱり負けた。 だけど、やってよかった^^ ふと考えてみたら、この人周りに愛されてるなぁ というか愛されすぎでしょうw 幸せな人だ
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男としてどう生きるべきかの長曾我部盛親の苦悶、葛藤を描いていましたが、現代の「サラリーマン」の日々の葛藤や苦悶に通じるところ、男として、「人生の中で何ごとかを成さねば」という思いは良く分かります(理解出来ます)。 そして盛親自身が「自分の運を愛さない者に運は微笑しない。」云々との...
男としてどう生きるべきかの長曾我部盛親の苦悶、葛藤を描いていましたが、現代の「サラリーマン」の日々の葛藤や苦悶に通じるところ、男として、「人生の中で何ごとかを成さねば」という思いは良く分かります(理解出来ます)。 そして盛親自身が「自分の運を愛さない者に運は微笑しない。」云々とのくだりは他者への責任転嫁ではなく「自分自身の態度や言動からくる、いわば自己責任の大切さ」を思い知るくだりですが盛親はそれに気付きます。そこから盛親は成長を遂げていきます。 この事は自分自身と向かい合う事の重要性を記したものであり、私も常々、自分に言い聞かせて、日々の生活を送らなければならない事だと感じました。
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長宗我部元親の嫡男、盛親の不運続きの生涯。元親が晩年情熱を失ったため、長宗我部家は世代交代が上手く進まなかった。そこに太閤秀吉の死、そして元親の死と続き盛親が大名となるが、すぐさま関ヶ原の戦いを迎え、東軍徳川方につくため使者を送ったが関所を通過できなかったため、西軍石田方につき周...
長宗我部元親の嫡男、盛親の不運続きの生涯。元親が晩年情熱を失ったため、長宗我部家は世代交代が上手く進まなかった。そこに太閤秀吉の死、そして元親の死と続き盛親が大名となるが、すぐさま関ヶ原の戦いを迎え、東軍徳川方につくため使者を送ったが関所を通過できなかったため、西軍石田方につき周囲に翻弄され何もできないまま敗戦し浪人の身となった。年が経ち猫は牙を向き虎となり、自分を賭けるため大坂の陣に挑む。この戦いを読むのは初めて。真田幸村・後藤又兵衛といった猛者が大坂城の豊臣秀頼の元に集結。有名な真田丸とか出てきてわくわく。大坂方が不利な状況をわかっているのに、最後の戦いで一旗挙げるため、智勇の限り全てを出し尽くすため徳川家康に男たちは戦いを挑む。そして盛親は長瀬川の戦いで旧臣の桑名弥次兵衛のいる藤堂高虎隊と激突し、思う存分に戦い抜くが味方が破れ最後まで運に見放され、呆気ない幕切れだった。
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長宗我部元親、盛親親子、二代に渡って読めました(夏草の賦)。司馬遼太郎の作品、彼の執筆年に着目すると、もう少し何かわかるかも。若いほど、面白さ、強調されてるのかな。へた官能小説はその艶に逃げ出すわな。親子揃っての、自分と言う主体に対する醒め方と言うテーマ立て。分かりますといえば不...
長宗我部元親、盛親親子、二代に渡って読めました(夏草の賦)。司馬遼太郎の作品、彼の執筆年に着目すると、もう少し何かわかるかも。若いほど、面白さ、強調されてるのかな。へた官能小説はその艶に逃げ出すわな。親子揃っての、自分と言う主体に対する醒め方と言うテーマ立て。分かりますといえば不遜?
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出版社 / 著者からの内容紹介 土佐二十二万石の領主・長曾我部盛親は、関ケ原の戦いで西軍にくみしたため一介の牢人の身に落ちた。謫居の地を京都に定められた盛親は、再起への野望を密かに育み、旧臣五千人とともに大坂夏ノ陣に立ち上がったが……。大きな器量を持ちながら、乱世の流れに乗れなか...
出版社 / 著者からの内容紹介 土佐二十二万石の領主・長曾我部盛親は、関ケ原の戦いで西軍にくみしたため一介の牢人の身に落ちた。謫居の地を京都に定められた盛親は、再起への野望を密かに育み、旧臣五千人とともに大坂夏ノ陣に立ち上がったが……。大きな器量を持ちながら、乱世の流れに乗れなかった悲運の武将を鮮やかに描く傑作!
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関ケ原で西軍につき、領国土佐を召し上げられた長曾我部盛親が主人公。おのれの不運と不甲斐なさを恨み、諦め、堕落していく中で立ち直りのきっかけをつかみ、大坂の陣で豊臣方唯一の完勝をおさめるまでのお話。戦国武将には珍しく執着や野望に欠けている人物像に描かれますが、一気に読ませてしまう魅...
関ケ原で西軍につき、領国土佐を召し上げられた長曾我部盛親が主人公。おのれの不運と不甲斐なさを恨み、諦め、堕落していく中で立ち直りのきっかけをつかみ、大坂の陣で豊臣方唯一の完勝をおさめるまでのお話。戦国武将には珍しく執着や野望に欠けている人物像に描かれますが、一気に読ませてしまう魅力があります。 2010.05.14読了
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戦国時代末期から江戸時代初期を舞台に、長宗我部元親の跡を継いだ盛親を主人公とする小説。大名から牢人に転落した盛親の鬱屈した心が、次第に解放されていく様が印象的。
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泣けちゃう。戦国のゆとり世代はこんなこと考えて生きてました。夏草の賦・関ヶ原と合わせて読むと諸行無常感がとても耐えられない。
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Remember Sekigahara!(関ヶ原を忘れるな) 長曾我部国親も元親も信親もいいけど盛親を忘れないでほしいんです。
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