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ブレイブ・ストーリー(1) の商品レビュー

4.3

13件のお客様レビュー

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小学五年生の三谷亘は…

小学五年生の三谷亘は、ごく普通の少年。ある日、幽霊が出ると噂の「幽霊ビル」で不思議な声と扉に出会う。そして、父親が他の女性と一緒になると家を出て行き、ショックを受けた母親はガス自殺をはかる…。なかなか重い展開ですが、運命を変えるために亘は同級生の芦川美鶴を追って幻界<ヴィジョン>...

小学五年生の三谷亘は、ごく普通の少年。ある日、幽霊が出ると噂の「幽霊ビル」で不思議な声と扉に出会う。そして、父親が他の女性と一緒になると家を出て行き、ショックを受けた母親はガス自殺をはかる…。なかなか重い展開ですが、運命を変えるために亘は同級生の芦川美鶴を追って幻界<ヴィジョン>へと旅立つ―!異世界での冒険物語。カバーイラストは映画版かな?

文庫OFF

2017/02/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公が、いよいよ幻界に踏み込むまで。 この先、いよいよRPGみたいな世界が始まるわけだな。タイトル通り、勇気を持って戦わなきゃいけない場面がたくさんあるわけだな。 出てくる人物の描写がリアルで、読んでいて胸が痛くなりました。なにもかもが重大事項でアンテナ全開で些細なことでも傷つきまくっていた小学生の頃の気持ちも(忘れかけてるけど)、狡くなっちゃった大人の気持ちも、親戚付き合いやらご近所付き合いやらの煩わしさも有り難さも、あれこれ経験しちゃった故に突き刺さる。 いろんな人が、ほんと隣にいそうな、名前を挙げられそうな身近さでもってそこにいて、私この人知ってる!って、何度おもったか。 ここから先は、喋る鳥がいたり魔法使いが出てきたりで、そん近しいな知り合いはいなそうですが、展開が楽しみです。 頑張れ亘!

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2013/01/11

映画と漫画は読んでいたので暇つぶし程度の気分で読み始めた。 でも、全然暇つぶしじゃない。 この本読むために他の時間が削られていく。 人間の汚さとそれに関わる子どもの危うさ、幻界の存在性も考えさせられるものがある。 これを小学校6年ぐらいの子どもに奨めるかどうかは議論が分かれ...

映画と漫画は読んでいたので暇つぶし程度の気分で読み始めた。 でも、全然暇つぶしじゃない。 この本読むために他の時間が削られていく。 人間の汚さとそれに関わる子どもの危うさ、幻界の存在性も考えさせられるものがある。 これを小学校6年ぐらいの子どもに奨めるかどうかは議論が分かれそう。 自分は迷わず奨めるべきだと思うけど。

Posted byブクログ

2012/02/17

ファンタジーかなと漠然と思って敬遠してたけど、主人公の考え方と現実的な展開があるのがかえってよかった。 二巻からは思いっきりファンタジーだろうけど、この導入があれば読みやすいような気がする。

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2011/02/21

宮部みゆき女史の代表作、大作4分冊の第1弾 RPGちっくな長編ストーリーかと思いきや、以外に人間ドラマ とりあえず第1分冊は、旅に出るまでの序章の位置づけで、 なぜ旅に出るのか・・・の部分を、リアルな人間社会における 諸問題を描写し、感情移入させる 動機の一つを構成する両親の...

宮部みゆき女史の代表作、大作4分冊の第1弾 RPGちっくな長編ストーリーかと思いきや、以外に人間ドラマ とりあえず第1分冊は、旅に出るまでの序章の位置づけで、 なぜ旅に出るのか・・・の部分を、リアルな人間社会における 諸問題を描写し、感情移入させる 動機の一つを構成する両親の離婚に絡むドタバタ描写が妙にリアル 本書の分類が「ヤング文庫」だっただけに・・・大丈夫か? 玄界(ヴィジョン)への扉を開いたところで終了〜♪

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2009/10/04

全4巻構成になっているうちの最初の1巻。ブレイブストーリーの小説は何種類かあるが、映画版ブレイブストーリーの表紙絵が使われている作品がこのシリーズ。内容的には映画+αと言った感じで、映画を見た後にこの作品を読むとまた少し違った視点からの「ブレイブ・ストーリー」を楽しむことができる...

全4巻構成になっているうちの最初の1巻。ブレイブストーリーの小説は何種類かあるが、映画版ブレイブストーリーの表紙絵が使われている作品がこのシリーズ。内容的には映画+αと言った感じで、映画を見た後にこの作品を読むとまた少し違った視点からの「ブレイブ・ストーリー」を楽しむことができるだろう。基本的な内容は映画と似ていて、崩壊していく家族関係。子供の力ではどうする事も出来ず苦悩の日々を送るワタル。そしてそんな現実(運命)を変えるために異世界への扉を開け、勇気を振り絞り異世界へと踏み入れることとなる。ワタル自身が成長していく姿を思い浮かべながら見てほしい作品です。

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2009/10/04

映画化されていて、DVDで見てから小説を読みました。 DVDもまぁ面白かったのですが、私は小説のほうが面白かったです。 内容が、小説のほうがちょっとエグイ部分があって 子どもにはちょっとキツイかなってところは映画では 設定も変えてあったり、省いてありましたね。

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2009/10/04

映画を見てあまりの省略・説明不足に思わず小説を買いました。現世の話が一冊丸々書かれているので幻界に行く動機、きっかけ等の流れが納得のいくものです。ただ本当に子供が可哀想で…辛いです。

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2009/10/04

はじまり。 映画から好きになったんだけど、どっちにもよさがあって好きです。 ワタルは映画で「お気楽小学生じゃないんだ」っていってるけど、正直「・・・うーん」と思ってたけど原作をよむとたしかにお気楽な小学生じゃない。もっと複雑なのがあったんだね、と思えた

Posted byブクログ

2009/10/04

図書館で借りてようやっと読みました。三部作のほうは貸し出し中だったのでこっち。思ったより結構暗い内容でびっくりした。ワタルが異世界に渡る経緯とか…。ワタルの目線で書かれてるので、なんだろう、子供特有のごまかしの利かない事実がはっきり書かれてるって言うか…。しっかし、噂には聞いてた...

図書館で借りてようやっと読みました。三部作のほうは貸し出し中だったのでこっち。思ったより結構暗い内容でびっくりした。ワタルが異世界に渡る経緯とか…。ワタルの目線で書かれてるので、なんだろう、子供特有のごまかしの利かない事実がはっきり書かれてるって言うか…。しっかし、噂には聞いてたんですがミツルほんと小学生らしくないな!カッコいいけど!(笑)

Posted byブクログ