キリハラキリコ の商品レビュー

紺野キリフキ【著】

2011/03/05

キリハラキリコという
普通の娘のようで
一番なぞな娘が
一年間書いた日記。

寝てるときに見る夢みたいな登場人物と物語がつらつらと書かれていて、はじめは新鮮で面白く、途中少しだれてしまい、最後は意外にもまとまりがよかった。
全体的に『思いつき』感が強い作品だけど、あのラストが思いつきなら、それは光るセンスだと思う。

2011/02/11

不思議
でも引き込まれる
世界がある

よじよじ、とか
ついーついー、とか
そういうのが可愛い

2010/10/20

面白くってすぐによんでしまった。人に勧めたい。
学校でも街でも家でも、日常は奇想天外でおもしろいものでないとね。
人間も動物もはちゃめちゃじゃないと。

2010/01/10

キリハラキリコという女の子が書いた日記、
という形式で話は進みます。

１日になるとカレンダーをめくりにくる暦のおじさんが現れたり、
カツラをつけてるひとを見分ける特技を持つミスター水村というひとがいたり、
個性的なキャラが満載です。

淡々とおもしろく進んでいくけど、
意外と最後の方がせつない。

2010/10/12

「一番でないといけません。だってそんなに長い時間をかけるのでしたら世界中で一番の、なによりもおもしろくて、なによりもためになるお話でなくてはいけません。そうでないと、わたくしにはとうてい読み通せそうにもありません」

桜庭一樹読書日記より、読んでみようと思い立ったのだ。
最初は、なんどもない不思議ワールドがただ羅列されているのかと思っていたら、徐々に其の世界が明らかになっていく。
そして最後には、なんとも切ない幕切れだ。
こういうふうになっていたのか、と。
寂しくなった。キリハラキリコもそう思っていたんじゃないかと思う。

【6/14読了・初読・市立図書館】

2009/10/04

こういうの大好き。シュールでよくわかんない世界だけど、ああ、そうだよね、と納得させられるところもあり。ドラマ化も案外いけるんじゃ・・・・・？ちなみに好きなキャラはミスター水村。なにげに重要な人だよね。あのダメさが好きなんです。

2009/10/04

なんなのこれ。わけがわからん。と思いつつ読んでたらなんか途中から妙にはまってしまった。そう来たか、暦屋の娘。ちょっと悲しくなっちゃったじゃないか。