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カクレカラクリ の商品レビュー

3.4

108件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    33

  3. 3つ

    50

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

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カラクリ

からくり好きもそうじゃない人も楽しめる、ミステリ要素を絡めた青春小説。廃墟マニアの大学生が夏休みに訪れた村、そこに伝わる「カクレカラクリ」の伝説とは?120年の時を超え、壮大な仕掛けが動き出す……!

abtm

2019/01/20

Quote  "空に浮かんでいる星と同じで、見ている者には綺麗だけれど、近くで見れば、必ず主のある物体なのだ。" 本の内容とは関係ないけれど、この部分、思うところあり、刺さった。 小説としては、、、うむぅ、微妙に中途半端な気が・・・

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2017/07/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 同級生の真知花梨とともに鈴鳴村を訪れた郡司朋成と栗城洋輔。彼らを待ち受けていたのは村に伝わる奇妙な伝説だった。天才絡繰り師・礒貝機九朗は、120年後に作動する謎の絡繰りを密かに作り、村のどこかに隠した。言い伝えが本当ならば、120年めに当たる今年、それが動きだすという……。 【感想】

Posted byブクログ

2016/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

動いて良かった隠れ絡繰り!笑 まさか動くと思わず、うん良かったなーと。なんとなく磯貝さんは知ってるんじゃないかみたいな気がしていたけれどやっぱりかー!負の方向ではなくて良かった。

Posted byブクログ

2015/02/09

ストーリーは、タイトルを見ての通り。 120年の時を経て、隠されていたからくりが動き出す。 でも、なんというか、ここまで登場人物と一緒に謎を解いていく楽しさを味わえたのは、とっても久しぶりという気がする。 からくりの場所を推測したり、暗号を解読したり。 殺人や突拍子もない事件で非...

ストーリーは、タイトルを見ての通り。 120年の時を経て、隠されていたからくりが動き出す。 でも、なんというか、ここまで登場人物と一緒に謎を解いていく楽しさを味わえたのは、とっても久しぶりという気がする。 からくりの場所を推測したり、暗号を解読したり。 殺人や突拍子もない事件で非日常を追体験するのも悪くないけれど、ちょっと探せば見つかりそうな(いや、流石にこんな天才からくり師はそうそういないだろうけれど)、「少し田舎を歩いたら謎でも見つかるかもしれないなー」なんて気分にさせてくれるミステリー(?)は、本当に、久しぶり。 だからなのか、読後のすっきり感はこれまでにないほどだった。

Posted byブクログ

2021/09/11

120年前にしかけられたカラクリを探す話。それにしても、120年先の未来の子孫たちにメッセージを伝えるためにカラクリをつくるってなんか推理小説ながらもロマンを感じた…。森さんならではの倫理的展開もよかったです。 2014.9.28(1回目)

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2014/08/31

ものすごくさらっと、3,4時間もあれば読めちゃう。もっと最後にあっと言わされる真相や謎解きを期待していたので、拍子抜けしてしまった。けれど、最後にわかる機九郎が隠れ絡繰りに込めた想いは素敵だと思った。こういうほっこりするミステリーは初めてだったので新鮮でした。

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2014/06/14

夏、田舎、少年少女、ナゾ…。すごく好みの雰囲気、設定。読み始めはコレは面白いぞとニヤニヤした。 話のテンポは森さんらしい、しかしいつもよりストレートなわかりやすい熱のある言葉。森作品という頭があったから少々拍子抜け?で意外で新鮮だったけど、こういうのは個人的に好きです。 もっ...

夏、田舎、少年少女、ナゾ…。すごく好みの雰囲気、設定。読み始めはコレは面白いぞとニヤニヤした。 話のテンポは森さんらしい、しかしいつもよりストレートなわかりやすい熱のある言葉。森作品という頭があったから少々拍子抜け?で意外で新鮮だったけど、こういうのは個人的に好きです。 もったいなかったのは読み易すぎてか、ビジュアル的にみんな魅力のあるキャラなのに感情移入があまりできなかったところ。

Posted byブクログ

2014/01/12

2006年の森博嗣の作品なんだけども、密室でも殺人でもない、超ド級の天才も出て来ない、青春ミステリィの作品。 というもの、背景にコカ・コーラ社創設120周年の記念として、TVドラマ化を前提としたものだったからだろうか? とある村に120年前に隠された「隠れ絡繰り(カクレカラクリ...

2006年の森博嗣の作品なんだけども、密室でも殺人でもない、超ド級の天才も出て来ない、青春ミステリィの作品。 というもの、背景にコカ・コーラ社創設120周年の記念として、TVドラマ化を前提としたものだったからだろうか? とある村に120年前に隠された「隠れ絡繰り(カクレカラクリ)」を探し当てる大学生の物語。 物語は暑い大学生の夏休みの設定。で、再三コ・カコーラが登場してくる。 てっことで、サブリミナルなのか、僕もコカ・コーラを飲んでしまった(冬なのに)! 見事に術中にハマってしまったワケかな? 120年前から現代へのと人間のつながりなど、コカ・コーラの120周年を記念したさわやかな物語。 ---------------- 【内容紹介(「BOOK」データベースより)】 廃墟マニアの郡司朋成と栗城洋輔は、同じ大学に通う真知花梨に招かれて鈴鳴村にやって来た。その地にある廃墟施設を探検するためだ。だが彼らを待ち受けていたのは奇妙な伝説だった。鈴鳴村にはかつて天才絡繰り師が住んでいたが、120年後に作動するという絡繰りを遺してこの世を去った。今年はまさに絡繰りが作動するその年にあたるというのだ!2人は花梨と妹の玲奈の協力を得て、隠された絡繰りを探し始めるのだが…。 ----------------

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2013/10/02

再読、の筈だけど話を筋をほとんど忘れていたので楽しんで読めました。こういう暗号物って王道だけど面白い。

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