いま生きているという冒険 の商品レビュー

石川直樹【著】

2009/10/04

ある民族は自立をさせるために、
一定の年齢でビジョンクエストという旅に出るという
通過儀礼を行っている。

好き嫌いセッション。
pole to poleで１年間の厳しい旅を乗り越えるための
チームワーク作りの為に二人一組になって
好きな所と嫌いな所を指摘し合う。

この本の良さは
旅をすること、新しい世界との出会いを持つ事の
素晴らしさを思い出させてくれる事。

まだ知らない世界や景色を見たいという思い、
忘れずにいたい。

2009/10/04

とても読みやすい旅の本。
せっぱつまっているこの世でこのように
生きる人もいるのだなと思った。

死ときちんと向き合った時
人は人として生きることができるのかもしれない

2009/10/04

大学１年の頃に旅本的なのにハマっていた時期があり、今は無きABC福岡店にて購入した本を読み返してみた。
いやいやいや、どんだけスゴいんですか石川サン！！
ヨーロッパ最高峰の山をさらっと登頂するし、しかも普通なら１週間かかるとこをなんと１泊2日でいっちゃったり。
他にも気球に乗って死にかけたり、北極から南極まで（POLE to POLE）1年かけて地球を縦断したりと半端ない。
しかもそれを淡々と書くところが素晴らしい。所々に入る写真はどれも美しく、また行った本人が撮っているからなおさら身近に感じて（雪山の？な写真は全然身近にかんじないけどw）良い。
冒険とは未知の場所に足を踏み入れ、知っている範囲を超えて、勇気を持って新しい場所へ向かうこと。それは肉体的、空間的意味合いだけではなく、精神的な意味合いが大きい。その意味で心を揺さぶる何かに向かい合い、いま生きているという冒険を行っていればいいんだよと。

なにかに悩んでどうしようもない時に読むと自分の小ささに気づかせてくれる本な気がする。

2011/07/05

20/8/20
視界の中に陸があるということがどれだけ嬉しく、人の心を落ち着かせてくれるのかということを、このとき初めて知りました。

2009/10/04

「生きている実感」を求めに、私も旅に出たくなりました。
例えば、「旅」ですが、それが違う何かでもかまわない。ぎりぎりのところで、味わえるもの。。。

2009/10/07

高校生の「これからまだ時間あるぞ！」という時に読んでたら良かったのにな、と。
この本を読んで僕は、著者の行動力や勇気に驚き、読みながらワクワク楽しい気分になり、「とにかく行動したい」「挑戦したい」という気分になりました。
中の写真がたまらなく好きで、何度もじっくり見ては、パワーをもらっています。

追記:
最近旅先にて出会った中国人にこの本あげちゃいました。世界がまた広がって、つながっていく感じ。

2009/10/04

”冒険家”と呼ばれる著者の冒険の定義とは？？

河くだりや、山登り、気球で横断．．．
それ自体は冒険ではない。

そんなメッセージを込め、今までの行いと、写真がたくさん載った本。

未知への好奇心。
大切にしたいと思いました。

2009/10/04

旅が全て、という旅至上主義の人達は好きじゃない。
私自身どこか新しい場所に行くのは大好きだけど、それだけで「世界を知る」ことにはならない気がするから。
旅（＝移動）は「世界を知る」手段にはなるけど、それ自体が目的にはなれない。

この本は、旅を手段として、そこから世界を知ろうとしている人の本。
内容自体は子供向け（シリーズ的に？）っぽさがあるけど、
石川直樹氏に「世界を知る」とはどういうことかを教えてもらった気がする。

2009/10/04

自分の心が何と向かい合っているのか、厳密に言うと凄く難しく、それを見つめて生きるのはある意味理想。
ご本人に会ってみたい！と、思いました。

2009/10/04

世界のいろんな場所へと出かけていく。
それも冒険だけど、
毎日の一瞬いっしゅんも、
大切な冒険。
なるほどなぁ。