1,800円以上の注文で送料無料

遺品整理屋は見た! の商品レビュー

3.3

30件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/05/02

ノンフィクション作品を探していて出会う。 孤独死や殺人にあってしまった後の遺品整理屋の仕事を書く。長く放置された遺体の描写が詠んでいて苦しい。私は孤独死でも良いと思っているが、事前に他人に迷惑をかけない仕掛け(冷蔵庫を何日開けないと通知が遠方の家族に行くと言うシステムがあったな...

ノンフィクション作品を探していて出会う。 孤独死や殺人にあってしまった後の遺品整理屋の仕事を書く。長く放置された遺体の描写が詠んでいて苦しい。私は孤独死でも良いと思っているが、事前に他人に迷惑をかけない仕掛け(冷蔵庫を何日開けないと通知が遠方の家族に行くと言うシステムがあったな)をしておく必要があるなと思った。 孤独死になってしまうのに、様々な家族模様があるのだなと感じる。

Posted byブクログ

2021/03/07

以前「特殊清掃」を読み、自分の知らない世界が衝撃でこちらも読んでみました。孤独死や自殺現場だけでなく、殺人現場まで清掃する・・・もう、ただただ頭が下がります。 日々、淡々と生きているとどうしても、自分はこのま普通に生きて、普通に(家族に看取られて)亡くなる・・・と思ってしまいま...

以前「特殊清掃」を読み、自分の知らない世界が衝撃でこちらも読んでみました。孤独死や自殺現場だけでなく、殺人現場まで清掃する・・・もう、ただただ頭が下がります。 日々、淡々と生きているとどうしても、自分はこのま普通に生きて、普通に(家族に看取られて)亡くなる・・・と思ってしまいますが、自分や身内だっていつどこでどのように死ぬかなんて分からない。 このような本は、多少表現が苦手だと感じる方もいるかもしれませんが、でも「人間=生もの」だということを改めて感じさせられます。 でも、それが”生きている”ということなんだと思います。

Posted byブクログ

2017/04/30

 孤独死や自殺の記事が多かったと思う。途中何とかならなかったのかという著者の言葉があり。あれから10年たった今どんなセーフティーネットができたのか、変わってきたのかが気になった。  一案件ごとに章が区切られており、読みやすい本だった。  ゴキブリの壁の話が一番印象に残った。

Posted byブクログ

2015/01/19

「死にざまは生きざま」 何千人もの死にざまに会ってきた著者の、あとがきに書かれたこの言葉は、今後たびたび思い出すような気がする。 自殺、殺人、死後数週間の遺体のあった部屋の描写(45L袋半分量のうじ虫、部屋の壁という壁についたG(文字にしたくない)、血しぶき、など)を読んでも想...

「死にざまは生きざま」 何千人もの死にざまに会ってきた著者の、あとがきに書かれたこの言葉は、今後たびたび思い出すような気がする。 自殺、殺人、死後数週間の遺体のあった部屋の描写(45L袋半分量のうじ虫、部屋の壁という壁についたG(文字にしたくない)、血しぶき、など)を読んでも想像が難しく全くと言っていいほど気持ち悪いとは思わなかった。 ただ、そんなものを見なければいけない状況やそれに至った過程を想像すると気の毒で仕方なかった。

Posted byブクログ

2014/09/18

孤独死・自殺・病死。故人の遺品を親族に代わって整理する仕事がある。事実を淡々と書いているだけなのだがそこには紛れもなく一人の人間の死がある。すべての事例をもっと詳しく知りたいと思う。

Posted byブクログ

2014/03/30

 壮絶。途中で気分が悪くなるので、一息には読めない。  死体にたかる床一面のウジ虫、床と言わず壁と言わず張り付いている一面のゴキブリ、フローリングの床に液状化してはりついた死体……。うえ。  でも、ただグロいだけの本ではない。  主はいなくなっても、部屋は主の痕跡を濃厚に残す...

 壮絶。途中で気分が悪くなるので、一息には読めない。  死体にたかる床一面のウジ虫、床と言わず壁と言わず張り付いている一面のゴキブリ、フローリングの床に液状化してはりついた死体……。うえ。  でも、ただグロいだけの本ではない。  主はいなくなっても、部屋は主の痕跡を濃厚に残す。エロ本とエロビデオに埋め尽くされた部屋あり、独居老人の孤独死あり、息子の死体といっしょに6日を過ごして衰弱死寸前で発見された認知症の老親あり。 「死んだ後の部屋」という、誰も見たことがなかった視点から、死に方、そして生き方に思いをはせる……という本だ。

Posted byブクログ

2013/05/04

作者のかたのブログは以前読んでおりました。 そのときは家族と住んでいたので、うわ~、遺品整理って大変だなあと思っていただけでしたが、 今は、自分も一人暮らしをしており、また 両親の将来の遺品(といってもろくなものはありませんのでゴミをどう処理するか)など 色々考えなきゃいけないな...

作者のかたのブログは以前読んでおりました。 そのときは家族と住んでいたので、うわ~、遺品整理って大変だなあと思っていただけでしたが、 今は、自分も一人暮らしをしており、また 両親の将来の遺品(といってもろくなものはありませんのでゴミをどう処理するか)など 色々考えなきゃいけないなあと思う今日この頃。 残された身内に迷惑をかけないようにより一層の 断捨離を推し進めなくては! そのためにこの本をしっかり読んで、気を引き締めたい(苦笑)

Posted byブクログ

2012/10/10

 遺品整理業を専門に行う、キーパーズ代表取締役、吉田太一さんの本。  高齢化社会、独居老人が増えてくるなか、遺品整理から様々な人の死に際を書かれている本。まだ死ぬということが自分にとって他人事なのだが、本に出てくる多くの方の人生に、悲しみを感じます。  子どもに迷惑は掛けたくな...

 遺品整理業を専門に行う、キーパーズ代表取締役、吉田太一さんの本。  高齢化社会、独居老人が増えてくるなか、遺品整理から様々な人の死に際を書かれている本。まだ死ぬということが自分にとって他人事なのだが、本に出てくる多くの方の人生に、悲しみを感じます。  子どもに迷惑は掛けたくないから、逆に迷惑掛けすぎて子供たちから見放されてしまった。人生はいろいろですが、人の縁というものは大切なんだなあと思わされます。たとえ孤独死したとしても、一両日中に発見されれば処理の手間が全然違うそうですから。

Posted byブクログ

2012/09/28

読んでよかった!しらなかったし、考えたこともなかった。孤独死した死体と遺品処理を、プロの業者がどうやって整理する?ゴミ屋敷はどうやって片付けられるの?著者はブログ執筆中。

Posted byブクログ

2011/11/25

さだまさしさんの「アントキノイノチ」を読んだので そのモデルとなった「遺品整理屋さん」の吉田太一さんについて知りたいな~と思って図書館で蔵書検索 もともとブログで書き綴った物を加筆修正を加えて出版された物 実際のお仕事現場の事が書かれているのでさらっとした語り口ですが結構生々...

さだまさしさんの「アントキノイノチ」を読んだので そのモデルとなった「遺品整理屋さん」の吉田太一さんについて知りたいな~と思って図書館で蔵書検索 もともとブログで書き綴った物を加筆修正を加えて出版された物 実際のお仕事現場の事が書かれているのでさらっとした語り口ですが結構生々しいです 自分が死んだ後の後始末を考えたら、もう少し「自死」という選択が減るかもしれませんね 学生時代遠足で「グリーンジャイアント」(首吊り死体)を発見してしまったことがありましたが首と体が分離してなかった所をみると割りと新しいご遺体だったのかな・・・(かなり緑色で長~くなってましたけど) 孤独死も最近増えていて、実際身近でもあったので(まだ30代の方)孤独死を減らす為には昔みたいに「コミュニティの確立」をもっと積極的に頑張っていかないといけないな~って思いました かく言う自分も孤独死予備軍ですからね^_^; 「天国への引越し屋さん」ってのは子供の発言からきたんですね~ おじいちゃん それを取り巻く人間関係 息子 お嫁さん そして孫と ちゃんとコミュニケーションが密にとられていたからこそ出てきた「温かい発想&発言」だな~って思いました

Posted byブクログ