真相 の商品レビュー
そういえば、何年か前に 半落ちに心動かされたなぁ… って記憶 の追憶をかねて 横山秀夫の文が好きなのかも 短編集だから読みやすかったけど やっぱり読み応えは 長編のほうがあるとおもう
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2008.8 恐ろしい真相、恐いくらいの人間模様が5編。震えそうになった。事件の後のドラマを描いた、秀作。
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犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。 ================================= 色々なタイプの『真相』があり、その『真相』が明らかになる! その先はお任せしますって感じです! 取り返しのつかない悪事は隠し...
犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。 ================================= 色々なタイプの『真相』があり、その『真相』が明らかになる! その先はお任せしますって感じです! 取り返しのつかない悪事は隠しておくことはできませんね!
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知らなければよかったと思うこと、本当のこと… 事件の裏に潜む真相をテーマにした短編集。 切なくなる話、ちょっと怖くなるストーリーの数々。 一気に読めました。
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うまいなー。すごいなー。でも、これ1回読んでたわ。もう一回読んだけど。最近多いな、読んだ本を買っちゃって、読むこと。脳ヤバス。
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この作品のそれぞれの主人公達は皆ギリギリのところを生きている人たちで、でもそのギリギリが微妙なバランスで均衡を保っている。 物語はその均衡が破られる所から始まり、その失われた均衡を乗り越えようと奮闘している姿が、犯罪の向こう側にある真実を犯罪の当事者あるいは家族の視点から描いて...
この作品のそれぞれの主人公達は皆ギリギリのところを生きている人たちで、でもそのギリギリが微妙なバランスで均衡を保っている。 物語はその均衡が破られる所から始まり、その失われた均衡を乗り越えようと奮闘している姿が、犯罪の向こう側にある真実を犯罪の当事者あるいは家族の視点から描いてある作品です。 お勧めは「花輪の海」と「他人の家」
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横山短編集の中ではかなり好きな部類。 和泉あたりで映像化したら面白そう。 2008/02/19
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なんなんだろう、このヒトは。代名詞の警察モノ以外ですが、各職業の各世界におけるリアリティみたいなものがとてもグー。取材の浅い作家だったら、すぐ興ざめしてしまうところですが。「半落ち」でも、各章の職の違う主役たちがリアルに立っていましたが、この本でもそのあたりの上手さが発揮されてい...
なんなんだろう、このヒトは。代名詞の警察モノ以外ですが、各職業の各世界におけるリアリティみたいなものがとてもグー。取材の浅い作家だったら、すぐ興ざめしてしまうところですが。「半落ち」でも、各章の職の違う主役たちがリアルに立っていましたが、この本でもそのあたりの上手さが発揮されています。
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事件にかかわったことで、人生が変わってしまった人たちの姿を描いた作品。個人的には「他人の家」が好きです。
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久々に横山秀夫。じっくりと読ませて頂きました。「真相」息子を失った父親は犯人が捕まり始めて息子の本当の姿を知る。どんなことがあっても息子は息子という妻の言葉に家族の絆と再生が感じられほっとする。「18番ホール」はだんだんと浅ましい姿に変わっていく男にやりきれないものを感じる。「不...
久々に横山秀夫。じっくりと読ませて頂きました。「真相」息子を失った父親は犯人が捕まり始めて息子の本当の姿を知る。どんなことがあっても息子は息子という妻の言葉に家族の絆と再生が感じられほっとする。「18番ホール」はだんだんと浅ましい姿に変わっていく男にやりきれないものを感じる。「不眠」親子の愛情といえば簡単だが、父親の姿が哀しい。「花輪の海」忘れられない傷を抱えたむかしの仲間、それぞれが何かしら問題を抱えている姿が痛々しい。「他人の家」途中で結末が想像されたが、自分たちの幸福を守ろうとするのにはやはり女のほうが強いなと思う。華々しさはないがそれぞれの事件の中に人の弱さとか、自分たち家族のささやかな幸せを守ろうとする女の強さがあり結構よみごたえありかな。
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