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真相 の商品レビュー

3.7

179件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    77

  3. 3つ

    64

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

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2010/01/01

~内容(「BOOK」データベースより)~ 犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。―息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければならない理由「18番ホール」など、事件の奥に隠された個人対個...

~内容(「BOOK」データベースより)~ 犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。―息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければならない理由「18番ホール」など、事件の奥に隠された個人対個人の物語を5編収録。人間の心理・心情を鋭く描いた傑作短編集。 ~~~~~~~~~~~~~~~~

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2009/11/05

犯人逮捕が事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。 食い入るように見てました。警察小説とは違った視点で書かれていて新鮮だった。

Posted byブクログ

2013/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

購入者:古野(09/10/20) 読み終わった後、なんか重たくなりました。 貸出:松本咲子(2010.7.29) 貸出:山口(2011.723) 個人的に影がある人に惹かれるので、登場人物たちの考え方にすごく興味を持てました。 貸出:吉田治(2012.1.30)短編集なので読みやすい 最近、横山さんのドラマ化も多くなっている。 第2の東野圭吾になるか! 返却:(2012.6.26) 貸出:Shin 返却:(2013.1.25) 短編集で最後に真相がわかるストーリー。 最後はちょっとびっくりするので期待をもって読み続けるのですが、 なんか後味が悪い感じが残る。それがまた良いのかもしれません。

Posted byブクログ

2009/10/07

物事には必ず表と裏がある。その人間心理を上手く描いた一冊。 思わず引き込まれちゃうとこがいい。そして納得してしまうとこ。 小説って感じじゃなくてまるで起こった出来事をストーリーにしている様。 でもあんなバイトは…嫌だなあ。

Posted byブクログ

2009/10/07

警察小説ではない短編集。「真相」「18番ホール」「不眠」「花輪の海」「他人の家」それぞれ重苦しい内容。 新聞記者だった作者は、いろんな人、事件に接していたと思うが、短編なのに盛り込み過ぎ。テーマが1では単純だからサービスに1.5というのならいいが、余計に2も入れてしまう。うまくま...

警察小説ではない短編集。「真相」「18番ホール」「不眠」「花輪の海」「他人の家」それぞれ重苦しい内容。 新聞記者だった作者は、いろんな人、事件に接していたと思うが、短編なのに盛り込み過ぎ。テーマが1では単純だからサービスに1.5というのならいいが、余計に2も入れてしまう。うまくまとまってるように見えて、無理が出るんだろうなぁ〜、つまりは問題点がぼけてしまう。 「真相」「花輪の海」がわりと気に入り、「18番ホール」「不眠」「他人の家」には不満が残った。

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2009/10/07

短編5編収録 主人公が犯罪者だったり、被害者家族だったり・・・事件に関与する事によって生まれた人間の綺麗事では済まないドロドロとした心象を描いていく。 そういう立場になってしまったらそう考えるかもなぁ…と、心理描写は自然な感じでドキドキしながらどんどん読めます。 が、ある意味...

短編5編収録 主人公が犯罪者だったり、被害者家族だったり・・・事件に関与する事によって生まれた人間の綺麗事では済まないドロドロとした心象を描いていく。 そういう立場になってしまったらそう考えるかもなぁ…と、心理描写は自然な感じでドキドキしながらどんどん読めます。 が、ある意味ホラーな展開が多いので、捉えようによってはキモチワルイです。 あと、短編だからかもしれないしわざとなんだろうけど、わりとラストがぼかされたままのものが多いので、個人的にはそこはハッキリして締めて欲しい…後味の悪さがあったりします。

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2009/10/07

家にころがってた本 ミステリー短編集 これまた おもしろい 短編集で しかもミステリーで こんなにおもしろいって横山秀夫すごい 半落ちより好きかもしれぬ >事件の後に残るものとは何だろう。 >事件とは、死者にとってのドラマではなく、 >死者を取り巻く人々の哀しみや懊悩 >そ...

家にころがってた本 ミステリー短編集 これまた おもしろい 短編集で しかもミステリーで こんなにおもしろいって横山秀夫すごい 半落ちより好きかもしれぬ >事件の後に残るものとは何だろう。 >事件とは、死者にとってのドラマではなく、 >死者を取り巻く人々の哀しみや懊悩 >そうだとするなら、事件が終わった後にこそ、 >人の胸を焼き焦がす「真の事件」が頭を擡げる そんな筆者の言葉通り 全ての短編集が真相にクローズアップされたストーリー そう 単に殺した殺された、動機はなんだ?の 単純な殺人なんてないんですよ(物語だけど) あと さすが元新聞記者らしく描写細かい、詳細すぎる そこがさらにストーリーに入っていけるポインツ

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2011/08/06

警察モノではないが、巧さは流石。ひねりの利いた結末、人の妬みや心の弱さをあぶり出すような話のもっていき方、短編とは思えない重厚さが漂う。特に「18番ホール」あたりは選挙というドロドロしたものが舞台なだけに、焦りから半ば狂っていくような主人公の心の表現、そういう結末?っていうブラッ...

警察モノではないが、巧さは流石。ひねりの利いた結末、人の妬みや心の弱さをあぶり出すような話のもっていき方、短編とは思えない重厚さが漂う。特に「18番ホール」あたりは選挙というドロドロしたものが舞台なだけに、焦りから半ば狂っていくような主人公の心の表現、そういう結末?っていうブラックな展開に感嘆。とまあ、決して悪い小説ではないのですが、重すぎるというか暗いというか、読んだ後気持ちが晴れないですね。リストラとか犯罪者のお勉め後の救われない形とか。。。同年代から上の主人公が多いせいかもしれないけど、ちょっと哀しい感じが強すぎるかなあということで星3つ。

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2010/09/08

【犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。―息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければならない理由「18番ホール」など、事件の奥に隠された個人対個人の物語を5編収録。人間の心理・心情を鋭...

【犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。―息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければならない理由「18番ホール」など、事件の奥に隠された個人対個人の物語を5編収録。人間の心理・心情を鋭く描いた傑作短編集。 】 こんなに読み応えのある短編集は初めてかも。 どの短編も続きが気になって、引き込まれます。 短編集と侮っていると痛い目にあいます。読了後はなんだかもやもや感というか、落胆というか、決してすっきりとはいきません。

Posted byブクログ

2011/09/17

さまざまな「真相」に翻弄される短編集。真実は苦く、現実は重く、人生は厳しい。読んでいて気分が重くなるのだが、読まずにはいられない横山ワールド満載だった。ある意味不快感すら感じる人間の闇なのだが、だからこそ心に響いて面白いんだなあ…

Posted byブクログ