「文学」の地図帳 の商品レビュー

渡部芳紀【監修】,イーメディア【編】

2023/12/22

文学、というか小説、随筆などに出てくる場所や作者の足跡を地図入りで説明した本です。「古典文学を旅する」では土佐日記や更級日記、東海道中膝栗毛などの旅の行程や時代背景などが紹介されています。「近代文学を旅する」では地方別に作品を紹介。太宰治の津軽や宮沢賢治など色々ありますが、正直自分の読んだことのある作品や興味ある作品の紹介はすごく面白く読めるのですが、興味のない作品のものは説明されても”ふーん”といった感じでむしろ読むのが辛い。好きな人にはたまらん本だとは思いますが、読むジャンルが非常に偏っている自分には微妙でした。