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ルリユールおじさん の商品レビュー

4.6

116件のお客様レビュー

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2009/10/07

パリにアパートを借りてスケッチする伊勢さんがめぐりあった本の製本装丁業(ルリユール)の老人を主人公にした絵本。作品をじっくりと作り出す素晴らしさ。緻密な作りこみの物語り、清潔で無駄のない描写にうっとりと時間を忘れる。

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2009/10/04

ソフィーの、大事な植物図鑑がこわれてしまった。町の人から「ルリユール」のところに持っていくといいと聞いたソフィーは、ある路地裏の工房を訪ねる。そこで、本造り職人のおじさんに図鑑を直してもらうことになり…。

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2011/06/30

本を修理する職人=ルリユール。私人としての名前を廃した老人の仕事を、秋のパリの中で見つめる。お気に入りの本を抱えた少女になって。水彩で見事に描かれた仕事部屋をじっくり見たくて買ってしまった。

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2009/10/04

07/07/01読了。 子供向けの絵本というより、大人が読む絵本といった感じ。 私も夢のある仕事に就きたい。

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2009/10/04

『パリの街に朝がきた。その朝はとくべつな一日のはじまりだった』 と、いう何とも心地良い書き出しで始まるこのお話は、ルリユールという職人さんを描いた素敵な絵本だ。 パリの街に住み、植物をとても愛し、その好きな植物のことを何でも教えてくれる一冊の植物図鑑をいつも手放さない小さ...

『パリの街に朝がきた。その朝はとくべつな一日のはじまりだった』 と、いう何とも心地良い書き出しで始まるこのお話は、ルリユールという職人さんを描いた素敵な絵本だ。 パリの街に住み、植物をとても愛し、その好きな植物のことを何でも教えてくれる一冊の植物図鑑をいつも手放さない小さな女の子「ソフィー」がこの物語の主人公。 ある朝、ソフィーの大事な植物図鑑が壊れてしまう…。 『あ、わたしの図鑑が…』 ソフィーは植物図鑑を直してもらおうと、パリの街角を訪ね歩く。本屋さんには新しい植物図鑑が並んでいる。 でも…ソフィーは言います。 『でもこの本をなおしたいの』 そんなソフィーの姿を見かねた露店のおばさんが教えてくれる。 『そんなにだいじな本なら、ルリユールのところへ行ってごらん』 『ルリユールって、本のおいしゃさんみたいな人のこと?』 『どこにいるんだろうね』 ソフィーは街を歩きながら心の中で自分に問いかけます。 そして… ルリユールおじさんを見つけます。 工房の前でひっそりと中をうかがうソフィーに、おじさんは表へ出て、中へと導き入れます。 工房ではおじさんが丁寧に図鑑を解体し、綺麗に製本を始めます。ソフィーはアカシアの木が大好きでした。 『アカシアのハチミツっておいしいのよ』 そんなお話をしながら時はゆっくりと過ぎて行きます。 『でも、わたしのアカシアのページを入れわすれているよ』 つい、おじさんの仕事に口を挟んでしまいまうソフィーの表情が可愛らしい。 糊付けして乾くまでの一日、ソフィーは待っていました。 翌日… ソフィーは駆け足でルリユールおじさんの工房へ走ります。 そして… ウィンドウ越しに新しく生まれ変わったソフィーの植物図鑑を見つけます。 『あ、わたしのアカシアだ!』 『ARBRES de SOPHIE』ーソフィーの木たち ソフィーのお気に入りの植物図鑑は、こんなとても素敵な新しいタイトルが金文字で飾られ、世界にたった一冊の、ソフィーのためだけの図鑑に生まれ変わっていたのです。 ルリユールおじさんが綴じてくれたソフィーの植物図鑑は二度と壊れることなく、ソフィーは大好きな植物を研究する植物学者に成長した。そこで物語が終わる。 余韻が素敵な絵本です。

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2009/10/04

ルリユールとは「もう一度つなげる」という意味。パリの路地裏でひっそりと営む本の修理屋「ルリユール」。大事にしていた一冊の植物図鑑がバラバラになってしまったので、誰か直してくれる人はいないかと探しまわる少女。少女は「ルリユール」を見つけるが、そこで生まれ変わった図鑑はなんと...!...

ルリユールとは「もう一度つなげる」という意味。パリの路地裏でひっそりと営む本の修理屋「ルリユール」。大事にしていた一冊の植物図鑑がバラバラになってしまったので、誰か直してくれる人はいないかと探しまわる少女。少女は「ルリユール」を見つけるが、そこで生まれ変わった図鑑はなんと...!!!

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