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手紙 の商品レビュー

4.1

2213件のお客様レビュー

  1. 5つ

    822

  2. 4つ

    798

  3. 3つ

    394

  4. 2つ

    54

  5. 1つ

    10

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2009/10/04

 東野圭吾らしい作品だなと思った。好きだけどね。彼の作品って、なんだか人の心の奥にある寂しさという隙間を埋める水滴みたい。  手紙は、実の兄が強盗殺人罪を犯し、主人公の人生が流転していくというストーリー。  人間、しなくていい苦労もあるんだなと思った。  それにしても、東野圭吾の...

 東野圭吾らしい作品だなと思った。好きだけどね。彼の作品って、なんだか人の心の奥にある寂しさという隙間を埋める水滴みたい。  手紙は、実の兄が強盗殺人罪を犯し、主人公の人生が流転していくというストーリー。  人間、しなくていい苦労もあるんだなと思った。  それにしても、東野圭吾の話は、少し上手くできすぎじゃないかな。それが小説なんだろうけど、明らかにフィクション。

Posted byブクログ

2009/10/07

社会に反することをすれば自分だけではなく周りにも多大な影響を及ぼす。 自分の悪口を言われたときよりも、家族の悪口を言われたときの方が何倍も腹が立つのと同じ。 一度でも過ちを犯せば、一生が台無しになることを痛感させられた。

Posted byブクログ

2009/10/04

身内が殺人罪を犯してしまったことを想像 してみてください。 そんなときあなたはどんな行動をとるでしょうか。 罪を犯してしまうと苦しむのは自分だけではなく、 その範囲は身内にまで及んでしまう…。 罪について非常に考えさせられることが多い本でした。

Posted byブクログ

2009/10/04

手紙・・・話題になってもおかしくない 今の裕福な生活や本当は幸せなのに幸せじゃないと思っている人のに、ゼガヒでも読んでもらいたい本だと思われます。 こんなレッテルを貼られて人生生きていく人などそうはいません。色々と考えさせてくれ、また自分はこんなに幸せなんだと実感させられた1冊で...

手紙・・・話題になってもおかしくない 今の裕福な生活や本当は幸せなのに幸せじゃないと思っている人のに、ゼガヒでも読んでもらいたい本だと思われます。 こんなレッテルを貼られて人生生きていく人などそうはいません。色々と考えさせてくれ、また自分はこんなに幸せなんだと実感させられた1冊でした。

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2009/10/04

今まで読んだ本の中で一番よかった。 読後感がいいです。 途中は東野さんらしく暗めですが、最後は 読んでよかったと思わせる一冊です。

Posted byブクログ

2009/10/04

考えさせられる話でした。メールが主流になってしまった今だからこそ「手紙」に訴えかけられるものがありました。 自分がこの立場に立ったら?周りに強盗殺人犯の親族がいたら?考え出すと夜も眠れなくなりそうです。

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2009/10/04

犯罪者の罪、そしてその家族が受ける数々の迫害。 以前読んだ真保裕一の「繋がれた明日」も、殺人罪を犯した兄のせいで世間から差別を受ける妹が描かれていた。 「繋がれた明日」は罪を背負った本人の葛藤だったが、この「手紙」は逆のパターンであり、違った視点で考えさせられた。 この小説...

犯罪者の罪、そしてその家族が受ける数々の迫害。 以前読んだ真保裕一の「繋がれた明日」も、殺人罪を犯した兄のせいで世間から差別を受ける妹が描かれていた。 「繋がれた明日」は罪を背負った本人の葛藤だったが、この「手紙」は逆のパターンであり、違った視点で考えさせられた。 この小説の鍵になるのがタイトルにもある「手紙」だ。 獄中にいる兄は、弟から届く手紙だけを頼りに生きている。 しかし実社会の苦さを味わっている弟は、兄からの手紙を疎ましいものととらえている。 そして兄へ送る弟からの最後の手紙・・泣けた。 メールという味気ない交流手段が当たり前になった現在、忘れていることがある。 手紙の中には感情が表れるものだ・・それは字そのもの強弱だったり・・ 達筆でも手抜きの手紙もあれば、汚い字であっても誠意を込めることもできる。 今はアナログ的な存在になった「手紙」っていうのも、何だか違った意味を持つに違いない。

Posted byブクログ

2009/10/04

「差別」「運命」。そんな言葉の本当の意味が分かる作品です。 もどかしくもあり、逃げられない苦しみ。主人公”直貴”の葛藤や心の移り変わりが痛いくらいに伝わってきます。 ラストは号泣しました。

Posted byブクログ

2009/10/04

重たいテーマで抵抗があった。読んでみて、やっぱり重たかった。でもこの話は容疑者の親族についての話じゃなくて、その周りの人たちの態度を示した本。自分がもし直樹のそばにいる人間だったとしたら、寺尾や由美子のように接することができるんだろうか・・・。

Posted byブクログ

2009/10/04

救われない。本当に救われなくてびっくりしました。 殺人を犯した兄とその弟、その周囲を取り巻く人間たち。そして手紙。 本当に考えさせられる作品でした。

Posted byブクログ