キノの旅(Ⅹ) の商品レビュー
あとがきが「あとがき」ではなくなってます、はい。その点以外は、ごく普通の小説です(笑)。今回はエピローグ手前の章がやたらに長いです。珍しく丁寧!?(失礼な…) キーワードは「真相」。すごく短い話もあれば、長~いのもありますが、最後の最後が面白かったです。このシリーズはわりとそ...
あとがきが「あとがき」ではなくなってます、はい。その点以外は、ごく普通の小説です(笑)。今回はエピローグ手前の章がやたらに長いです。珍しく丁寧!?(失礼な…) キーワードは「真相」。すごく短い話もあれば、長~いのもありますが、最後の最後が面白かったです。このシリーズはわりとそういう話が多いですが、今回は際立ってた気がします。手品のイメージです。パッと消えたり、現れたり。 あとがきの話に戻ると、この先はどうするんでしょうか。カバーの作者紹介だけでも十分面白いんですが、やっぱりあとがきにはこだわりたいんでしょうか…。でも、「もう思いつかない」とありましたから…一旦は普通のあとがきに戻るんですかね。本文より気になるかも(オイ)。 あとがき含めて(笑)面白かったので、星5つです。
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もう1作が大作過ぎます。 長編です。事実上。 そして、キノが思いっきりてこずって 苦労する国でもあります。 多分それは相手が素人で 予測もしない行動をしたからでしょう。 それゆえ苦労したのです。 他にはどこかで見たことのある 生物が凶暴化している国など 風刺はあるものの、 「...
もう1作が大作過ぎます。 長編です。事実上。 そして、キノが思いっきりてこずって 苦労する国でもあります。 多分それは相手が素人で 予測もしない行動をしたからでしょう。 それゆえ苦労したのです。 他にはどこかで見たことのある 生物が凶暴化している国など 風刺はあるものの、 「歌姫のいる国」に比べれば どうも物足りないかも。
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シリーズをゆっくりと追っています。極悪人キノのクロさが小気味よいです。 ほとんど一発ネタのようなものもあり、ショートショートの趣のあるものもあり、ちょいと長めの話もあり、1冊でイロイロ多種多様に楽しめますな。 そのちょいと長い話は、秘密を抱えた少女と少女を必死に守る少年の逃亡劇と...
シリーズをゆっくりと追っています。極悪人キノのクロさが小気味よいです。 ほとんど一発ネタのようなものもあり、ショートショートの趣のあるものもあり、ちょいと長めの話もあり、1冊でイロイロ多種多様に楽しめますな。 そのちょいと長い話は、秘密を抱えた少女と少女を必死に守る少年の逃亡劇というジュブナイルの王道のようなストーリーで驚き。こういうのもいいねえ。
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2010.5.30 読了 キノの旅好きです。 黒星紅白さんのイラストも可愛くて好み☆ 歌姫も良かったけど、ペットの国が好き☆ 時雨沢さんは短編の方が好きかな。
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ペットの国 ティーの願い ほら吹き達の話 インタビューの国 保護の国 守られているということは力があるということではない
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人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅! 読了日:2007.03.17 分 類:連作短編 ページ:272P 値 段:570円 発行日:2006年10月発行 出版社:メディアワークス電撃文庫 評 定:★★★ ●作品データ● --------------------------...
人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅! 読了日:2007.03.17 分 類:連作短編 ページ:272P 値 段:570円 発行日:2006年10月発行 出版社:メディアワークス電撃文庫 評 定:★★★ ●作品データ● ---------------------------- 主人公:キノ 語り口:3人称 ジャンル:異世界ライトノベル 対 象:子供~一般向け 雰囲気:静か。淡々とした 結 末:各話完結型 イラスト:黒星 紅白 カバー・口絵・本文デザイン:鎌部 善彦 ---------------------------- ---【100字紹介】---------------------- 人間のキノが、言葉を話す二輪車エルメスと 旅をする物語第10作。国を巡ることは人を知ること。 人間とそして世界の、美しさも醜さも。 沢山の個性的な人が作り出す異世界都市国家を、 キノとエルメスと一緒に旅しよう --------------------------------------- ●収録作品● -------------------------------------------- 口 絵 ペットの国 ―apPETite― 口 絵 ティーの願い ―Get Real!― プロローグ 在る男の旅・b ―Life is a Journey, and Vice Versa・b― 第一話 インタビューの国 ―Out of the Question― 第二話 ホラ吹き達の話 ―Fantasy― 第三話 保護の国 ―Meritocracy― 第四話 電柱の国 ―Transmission― 第五話 こんなところにある国 ―Preface― 第六話 ティーの一日 ―a Day in the Girl's Life― 第七話 歌姫のいる国 ―Unsung Divas― プロローグ 在る男の旅・a ―Life is a Journey, and Vice Versa・a― -------------------------------------------- キノのシリーズ第10作です。 いつも通り100字紹介は超手抜きで、またまた前と同じです。この文章すらいつもと同じ。 ついに10作目ですね。 連作短編なので、カウンタブルなのはもっと沢山。1つの短編につき大体1国登場のため、 今まで出てきた国も沢山。まあ、似たような話が出てきても仕方ないでしょうか? 第一話「インタビューの国」は、第2作の「第四話 自由報道の国」や第8作の第三話「ラジオの国」と通じるものがあるかな。マスメディアに関する著者の共通した視点がありそうです。テーマは似通っていますが、落ちや展開を工夫していて、それぞれ面白いですけれどね。 最近露出の増えていた(?)シズ様が本作ではちょい役で。代わりにどーんと登場しているのがティー。何と口絵の主人公に!?(口絵「ティーの願い」)さらに第六話では「ティーの一日」として彼女がまたまた主人公!?大フューチャー中ですね。さてはティー、人気?菜の花もこのキャラは未知数でなかなか面白いとは思いますが…変な子ですよね、ええ。これらはそんな彼女の一端が垣間見える2作品です。 異色作品(?)は第五話かな…。内容は読んでのお楽しみ…。 今回は第七話が全体の半分以上を占める長い話。 キノ、ターミネーター化!?という、一風変わったお話。主人公が少年少女という感じで…。あ、キノも少年少女ですが。まさにひとりで…(笑)。キノって極悪非道!?という趣向ですがさて?まあ、実際にかなりの勢いで非道ですけどね、この主人公。。。 そういえば、カラー口絵に、まだ髪の長かった頃の、女の子女の子しているキノがいます。ピンクのワンピースに白いエプロン、髪にもピンクのリボン。うわあ、何か大きなお友達が沢山出てきそうなお嬢さんですね。これはある意味、必見かも? ●菜の花の独断と偏見による評定● --------------------------------- 文章・描写 :★★★ 展開・結末 :★★★ キャラクタ :★★★ 独 自 性 :★★★ 読 後 感 :★★★ --------------------------------- 菜の花の一押しキャラ…トラックを運転する農夫のおばさん 「あちこちにあるボロイ通りが貧困街で、誘拐だ強盗だと ひどく治安が悪いから、扶養人に近づいたりして―」 そこで男はにやりと笑い、 「あんまりたくさん負傷者を出さないようにね」 (隊商の中年のおじさん)
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「いい歌だった。歌もいいけど、歌手の声と歌い方がとても素敵だった。気に入った」「おや、キノがそこまで満足げに言うとは珍しい」歌が終わった直後から、まるでそれがスイッチだったかのように、広場には人の動きが生まれていた。歩いて城壁へ向かう人や、店のシャッターを開く人、馬車を用意する人...
「いい歌だった。歌もいいけど、歌手の声と歌い方がとても素敵だった。気に入った」「おや、キノがそこまで満足げに言うとは珍しい」歌が終わった直後から、まるでそれがスイッチだったかのように、広場には人の動きが生まれていた。歩いて城壁へ向かう人や、店のシャッターを開く人、馬車を用意する人、または自動車のエンジンをかける人。そんな中の一人、エプロン姿の中年の女性が、キノを目に止めて話しかけてきた。「旅人さん。さっき入国したのよね?今の歌聴いたかしら?いい歌だったでしょう?素敵な歌声だったでしょう?」面白いです。
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個人的に「歌姫のいる国」が面白いと思った。 とても読み応えがあってよかった。 短編も好きだけれど長編もいいと思う。
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キノの純粋無垢な正直なトコがスキですね…( ̄ー ̄)ニヤ 時々、キノがどーゆー人間なのか行方不明にもなりますが、 結構長かった『歌姫のいる国』、ログ?を見ていると絶賛していらさる方々が多いです…もちろん私もだっ!! ↓ストレートすぎるストーリ紹介… 文字通り歌姫のいる国、表では...
キノの純粋無垢な正直なトコがスキですね…( ̄ー ̄)ニヤ 時々、キノがどーゆー人間なのか行方不明にもなりますが、 結構長かった『歌姫のいる国』、ログ?を見ていると絶賛していらさる方々が多いです…もちろん私もだっ!! ↓ストレートすぎるストーリ紹介… 文字通り歌姫のいる国、表では可憐な歌姫が歌ってる、しかしあるのは姿だけ、裏ではその歌を歌ってる少女と『歌姫』に憧れる貧乏な少年…しかし『歌姫』の突然な死を発端に二人の運命+キノは…キノ目線ではないお話です 宛てにしてはだめです↑ヽ(゚∀。)ノよ
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作者があとがき(なかがきなのは置いといて)でも微妙にぼやかれてますが、そして遂に電撃HPでいいわけもなく素顔公開(前にもありましたが「写真はイメージです」と写真ごとにいいわけが(笑)といい、そろそろ終わりかもしれないですね。・・ 短編連作で10巻てのはかなり凄い記録と思います。 ...
作者があとがき(なかがきなのは置いといて)でも微妙にぼやかれてますが、そして遂に電撃HPでいいわけもなく素顔公開(前にもありましたが「写真はイメージです」と写真ごとにいいわけが(笑)といい、そろそろ終わりかもしれないですね。・・ 短編連作で10巻てのはかなり凄い記録と思います。 次回で終わりでは区切りが悪いのでまだ続くとは思いますが(笑)。 しかも今回はちゃぶ台返しとはいかないまでも「真打ち」的作品満載。 ティーちゃんと陸のほのぼの話も良かったですが、今回シズ様の出番は最強に少なかったですな…まさか前の「学園キノ」でファンが逃げた?(アフォ) 今回の看板作品?の「歌姫のいる国」は今までのキノで1番感動しました。 そしてキノがはじめて天使に見えました(爆笑)… 自分は「人殺しめ。地獄へ堕ちろ」と云われながら実は2人を救っていたキノ…一瞬 「こんな凄いことの出来る奴だったっけ?」と目を疑いました。 …て、師匠の教えを継いでいるならこうするでしょうけど。 師匠も遂に老婆姿初公開!思ったよりたくましいおばあさんです(萌)。 そして何と言ってもエリアスとサラが可愛い! ぶっちゃけこの2人の挿絵見て即買いました。 生きのびてくれて良かったーー! 「保護の国」と「ホラ吹き達の話」はかなり風刺色たっぷり。 元ネタ?がわかるものもチラホラ。 ちなみに「こんなところにある国」の英題「preface」は訳すると「まえがき」みたいな感じですね。 「あとがき」の「まえがき」でございますな(笑)。 とどめ:「歌姫のいる国」を最後まで読んだ方はきっと「ラ○ュタ」と思ったに違いない(笑)
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