電通「鬼十則」 の商品レビュー
再読なのだけど、こういう本だっけ? 電通鬼十則は、いいと思う。 もっともだと思うし、共感できる。 「ビジネスのプリンシプル」でも いいだろうと思う。 だけど、著者の偏見を含む主張が ちょっと…。 共感できる部分もあるけれど、 本文は私には不要。 十則だけで、充分だった。
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吉田秀雄氏の表現は苛烈だ。 「殺されても放すな」「削滅せらるべきである」etc. まるで軍隊、だがそれがいい。という面もある。 著者は戦後の横並び教育を「悪しき平等主義」と批判する。 こちらも戦前スタイルの頑固おやじといったところか。 著者は「今どきの人は鬼十則にびっくりするか...
吉田秀雄氏の表現は苛烈だ。 「殺されても放すな」「削滅せらるべきである」etc. まるで軍隊、だがそれがいい。という面もある。 著者は戦後の横並び教育を「悪しき平等主義」と批判する。 こちらも戦前スタイルの頑固おやじといったところか。 著者は「今どきの人は鬼十則にびっくりするかも・・」というけれど、 意外とこういう根性/精神論に惹かれる若者はいるのでは。
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吉田秀雄が作った、 「鬼十則」はとても良いと思いました。 そして、それを紹介しているということである程度評価はできます。 が、 著者の考え方が、どうにも、曲がり切っています。 人を一くくりにし、馬鹿馬鹿書き過ぎる。 自分は、人を馬鹿だと言いたくないが、 人を、簡単に馬鹿といえて...
吉田秀雄が作った、 「鬼十則」はとても良いと思いました。 そして、それを紹介しているということである程度評価はできます。 が、 著者の考え方が、どうにも、曲がり切っています。 人を一くくりにし、馬鹿馬鹿書き過ぎる。 自分は、人を馬鹿だと言いたくないが、 人を、簡単に馬鹿といえてしまう人は、馬鹿だと思う。 よって、この本の著者は馬鹿である。 この本を読み、 「鬼十則」が何となくわかり、 次に、 もっとしっかりした吉田秀雄について書いてある本を読もうと思い、 そして、 この本の著者のような人間にならないようになろうと、 教訓を得ました。
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「鬼十則」は為になったが、その他の部分で作者の主観が多かったかなぁ…。 悪い人じゃないと思うんだけど、星2つ。
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電通「鬼十則」は、確かに素晴らしい。 ところがだ・・・ 著者の極端な偏見が、台無しにしている・・・ 著者自体も、いいことを述べていても それに至る道筋が、極端な偏見で とても、まともな思考の持ち主とは思えない。 一番、鬼十則が必要なのは 極端な偏見しか持ち合わせていない ...
電通「鬼十則」は、確かに素晴らしい。 ところがだ・・・ 著者の極端な偏見が、台無しにしている・・・ 著者自体も、いいことを述べていても それに至る道筋が、極端な偏見で とても、まともな思考の持ち主とは思えない。 一番、鬼十則が必要なのは 極端な偏見しか持ち合わせていない 著者本人ではないだろうか? 75歳になる著者の精神年齢は 小学生レベルにしか思えない偏見ぶりだ。 否、小学生でもこれほど酷くはないかもしれない。 この本を読むときは、鬼十則と 著者の偏見、他の本の引用などを抜きに 読んだほうがいいと思う そうすれば、いい本になるかもしれない。 そうして読めれば、お金を出す価値のある本です。 ただ、著者の偏見や他書の引用を読んでるだけだと お金を出して読む価値はないでしょう。
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書いているのが電通出身の人ではないのに笑った。有名な十則だが、これは精神論としては電通に限らず普遍的なもの。ただ、この変化の速い時代にあってはちょっと裏目に出るケースもありそう。
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電通「鬼十則」。 わずか十項目、309文字にビジネスのエッセンスが詰まっている。 本書はその鬼十則に沿って、著者のエッセイ的な小話で構成されている。 とりあえず朝の通勤電車でテンションを上げるのには役立った。
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今では私の座右の銘。一番好きなのが、「周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる」である。自分の生き方を肯定してくれる、自信を付けてくれる本。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
▼【知行合一】 自分の頭で自ら考えたことを自らの言葉で語り、 その言葉通りに自らの意志で行動を取ることである。 世の中には他人の考えと他人の言葉で語り、 他人に言われて、いやいや行動する人が多く、 これらは、よく聞く「良い人」である。 良い人は周囲に引きずり回されて、逆らわず、文句を言わない いわゆる人畜無害であり、未来を創造することができない。 自分の言葉と行動力を持たない人、 自分の思想で行動しない人は奴隷である。 自分の頭で考えよ。 自分の言葉で喋ろう。 自らの意思を持ち、自らの責任で行動をとろう。 この時、初めて人は自由になり創造的になれるのである。 ▼【福本正雄社長@積水化成工業】 「世の中が不況だから」とは言わない 「政府が悪い」と責任回避しない 「そのうち政府が何とか手を打ってくれる」と人様を当てにしない 「私たちの業界の始末が悪くて」と自分の業界の悪口わ言わない 「業界が悪いから、我社も悪いので」と弁解しない 「他社が行儀が悪いので、我社も巻き添えをくって」と泣き言は言わない ▼【気配りとこ機嫌取りは180度異なる対極の概念】 気配り…相手の心情・状況への思いやり。 機嫌取り…その場限りの日和見。相手への真心はなく、エゴの裏返し。 ▼【SONYの求める人材「成果 = 能力 x 意欲 x プラス思考」】 【能力】 基礎学力…問題か帰結のために必要な知識・方法論を知っている。 表現力…考えを他人に理解させる。また他人の考えを受け入れる力。 個性…誰にも負けない専門分野・得意分野をもつ。 リーダーシップ…目標達成のためにリーダーとして人を動かす。 【意欲】 行動力…人のやらないことを人より早く行う。 好奇心…どんなことにも興味をもち、チャレンジする。 探究心…既成概念にとらわれず、常識を打破する。 ビジョン…こうしたい、こうなりたいという明確な目標をもつ。 【プラス思考】 常に物事を前向きに捉え、いかなる状況も楽しめばチャンスを掴める。 ▼【トム・ピーターズ@気配り人間の条件】 01, 失敗が好きになる 02, 学習と自習に打ち込む 03,行動を優先させる 04, 曖昧さを好む 05, 尊大で頑固な撹乱者を憎む 06, 公正なる振る舞いを心がける 07, 人々の好奇心を信頼する 08, 突飛なものに憧れる 09, 熱っぽい言葉に愛着を覚える 10, 革命を好きになる 11, 笑いを愛する 12, 気の抜けた返事を嫌う 13, 時と所をとわず、ひどく重苦しい廃墟を大目に見たりしないと決意する ------------------ 本を読め。人に会え。旅をしろ。 ビジネスマンが信用を持ち続けるには 常に新しい仕事に挑戦し続けるしかない。 出来れば成功が望ましいが、 難題への挑戦は失敗しても許される可能性がある。 自分の名前を言う時は 秀才の「秀」に、英雄の「雄」と答え、 常にプラス発想と向上心、と積極の心をもつ。 目的を持つものは必ず成果をだす。 成果を出せない人は必ず目的がない。 私心大いに結構 修羅場を潜ってきたかどうかで自信がつく。 レインモンド・チャンドラー 「タフでなければ、生きていけない 優しくなければ生きている資格がない」 原因が分かっているなら、これを変えるしかない。 周囲が自分を受け入れないのではなく、 自分が周囲を受け入れるように発想を転換させる。 生きることは戦闘である ▼鬼十則 ①【仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。】 ②【仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。】 ③【大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。】 ④【難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。】 ⑤【取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは。】 ⑥【周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。】 ⑦【計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。】 ⑧【自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。】 ⑨【頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。】 ⑩【摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。】
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本書は至ってシンプルなビジネス書です。 【「鬼十則」それは実学の原理原則】 1,仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。 2,仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。 3,大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。 4,難しい...
本書は至ってシンプルなビジネス書です。 【「鬼十則」それは実学の原理原則】 1,仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。 2,仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。 3,大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。 4,難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。 5,取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。 6,周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。 7,計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。 8,自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。 9,頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。 10,摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。 これが本書の全てです。ビジネスだけではなく、なにか事をなす人全てに送られた言葉です。そして、これは50年を超える時を経ても、変わらぬ法則として生き続けています。そこには「ひと」として忘れてはならない信念があるのかなと。
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