アンビエント・ドライヴァー の商品レビュー
1995年から1996年、2002-2006年ごろのエッセイ集。 教授(坂本龍一)の自伝と比べて読むとさらに面白いです。読んでいるとリラックス効果があると思います。その辺が教授と対照的です。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ミュージシャンは音楽を出している。その音楽から判断できるミュージシャンの思想やこだわりというものをこちらは決めつけてしまいがちだが、こういった本があることによって、こちらが細野さんに抱いている(た)変な幻想を取り払うと同時にまた新たな幻想を植え付けてくれた。 ただ読み進めるだけでスーッと通り抜けることのできるエッセイ集。もちろん苦悩や辛さも描かれているのだろうけれど細野さんの生き方がなんとなくわかってそれだけで良かった。 ちなみにアンビエントについては前半の少ししか書いてありません。でも細野さんにとっての彼岸の音楽について書いてあったりして僕としては大変嬉しかった。
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素晴らしい本だ。私のバイブルと言っても良い! 現代の世相への疑問の投げかけや、問う姿勢、考え、細野さんならではの経験から生まれた言葉たちが綴られている。 その言葉は押し付けがましくなく、共感できる部分が多い。 スケッチショウ「TurnTurn」の歌詞や制作話のところでは「おお...
素晴らしい本だ。私のバイブルと言っても良い! 現代の世相への疑問の投げかけや、問う姿勢、考え、細野さんならではの経験から生まれた言葉たちが綴られている。 その言葉は押し付けがましくなく、共感できる部分が多い。 スケッチショウ「TurnTurn」の歌詞や制作話のところでは「おおっ!」とうなってしまった。 眠る前にポツポツと再読したい。
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細野さんの独特の考え方にハッとさせられる。同時期に「家守奇譚」を読んだので「見えないけれどそこにあるもの」の存在について考えるよいきっかけになりました。
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私はこの本を毎晩寝る前に読むのが日課であり、それはそれは至極の楽しみでありました。 大学の講義に細野さんが来た時に、この本にサインを貰っている子がいて本当に羨ましかった覚えがあります。 細野さんはとてもかっこ良くてしびれた。60過ぎたらあの髪型にしよう と密かに思いました。
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細野さんの文章は、心地いいリズムを刻んでいるみたいだ。 静かで、タンタンと、深く入り込んでいく音楽。 何度も読み返したくなる。
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元YMOで、現在も最先端のミュージックシーンで活動を続ける細野晴臣氏のエッセイ。音楽の話はもちろん免疫の話、UFOの話まで独特の語り口で描かれている。ホソノサウンドの謎に迫れるか?と読み進めていくうちにそんなことはだんだんどうでもよくなって、いつのまにやらホソノワールドに引き込ま...
元YMOで、現在も最先端のミュージックシーンで活動を続ける細野晴臣氏のエッセイ。音楽の話はもちろん免疫の話、UFOの話まで独特の語り口で描かれている。ホソノサウンドの謎に迫れるか?と読み進めていくうちにそんなことはだんだんどうでもよくなって、いつのまにやらホソノワールドに引き込まれてしまう心地よさを味わえる。ちなみに「アンビエント」とは環境音楽と訳される音楽のジャンル、または思想を表す言葉。
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細野晴臣さんが1995〜2006年に雑誌へ連載していたエッセイを再構成した一冊。 序盤から横尾忠則とインドでUFOを見たとか新宿で仏陀とおぼしき人と遭遇したという話が飛び出したと思えば、科学にも造詣が深く、量子力学や超ひも理論という単語が出てきたり、話題は音楽を主軸としながら多...
細野晴臣さんが1995〜2006年に雑誌へ連載していたエッセイを再構成した一冊。 序盤から横尾忠則とインドでUFOを見たとか新宿で仏陀とおぼしき人と遭遇したという話が飛び出したと思えば、科学にも造詣が深く、量子力学や超ひも理論という単語が出てきたり、話題は音楽を主軸としながら多岐に及ぶ。 ネイティブ・アメリカンの教えやドンファンの言葉を心の支えとしながら、アンビエント、エレクトロニカと常に音楽の最先端を歩く細野さんが辿り着いたのは『三十年の輪がくるっと回り』原点に立ち戻る事だったと言う。DVD『東京シャイネス』でもその姿勢が良く現れていますね。
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ゆったりした口調ながらも、細野さんの考え方の芯が語られているような気がします。そしてハッとさせられるような言葉がたくさんあります。ジョークもちりばめられていてとても洒脱です。
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2006/11/7読了 思考の流れに無理がなくって、読んでて何だか気持ちよい。彼のつくる音楽とここでの言葉に齟齬がない。
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