Peace@Pieces の商品レビュー

小林正親(著者)

2013/08/12

ギャルゲー原作のノベライズ。ゲームはしてません。

主人公は女子校の先生で、生徒の中には、死神候補生が紛れこんでいて、その手伝いをするはめに。みたいな内容。
女の子が可愛いので好き。

ちょっと駆け足だったかなぁ。たくさんキャラ出したせいか、圧倒的にLOVEが足りない。けどしかたないかなぁとも思う。キャラも設定も楽しかったから、余計に残念･･････ゲームやろうかな。

2009/10/04

「いとうのいぢ」さんのイラストに惹かれて購入。完全なジャケ買いです。

原作のゲームはPLAYしていないのですが、設定資料集だけは見る機会があったので世界観というかストーリーは知っていました。

そんな作品のノベライズだったわけですが、
各ヒロイン達の話をごちゃ混ぜにしてしまったのでどうにも煮え切らないラノベになってしまったなぁという感じです。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」。
そんな言葉がぴったり当てはまる作品になってしまったのではないかと思います。

他の作品にも言えることですが、アドベンチャーゲームの小説化は、世界観全部を一つのストーリーに纏めようとするから失敗するのだと思っています。

視点をそれぞれ違えることにより、世界に幅と深さを持たせることができる、という点を改めて感じさせる作品でした。