エキスペリエンツ7 の商品レビュー

堺屋太一(著者)

2011/09/18

いざ、その全盛期を過ぎて定年、再就職、人生の清算といった言葉が頭をよぎるようになったら、人は何を考え、何を選択しなくてはならないのかをツクヅクと考えさせてくれるような、一種の教科書。

銀行マン、宣伝、デザインなどの世界でその昔はならした男たちが新しい社会参画のかたちを地域社会という舞台で模索する物語。経済ビジネス誌に連載されたもので、金融、地上げ、ファンドといった部分はかなり専門情報が色濃く書き込まれているので、その方面素人の僕には理解が、かなりハードだったが・・・登場人物の名前はみな幕末の維新の有名人物の名前をもじったもの。主人公の名は坂本竜馬から、とってきたもの。

2011/06/18

読了。2004~05年にかけて堺屋氏は書き下ろした作品が、今ご当地でリアルな動きとして、まるで予見してきたかに見える。

堺屋氏は今後の地域市場経済の再生化を「好老文化」の視点から説いている。
（あとがきより引用）団塊世代は、自ら造り上げた職縁社会から離脱、新しい日本―日本型知価社会を創造しようとしている。それは日本の非戦後化ともいえるだろう。　　　　　　　と結ばれている。

仮想の商店街を再生そしてなお進行形の形で締めくくっている、エキスペリエンツ７　　二十年スパン後の　続編をのぞいてみたい。

2009/10/04

「夢」は思い続けないと忘れてしまいそう。
捨てた瞬間から「夢」は消えてしまいそう。

だけど「夢」をもって動き始めた瞬間から
「夢」は大きくなりそう。

これは決して団塊の世代だけではないのだと感じた。。。

2009/10/04

２００７年問題。
あ、本の内容は２００７年問題についてってわけではないのでｗ
団塊の世代の人達が頑張るって話。