いろはにほへと の商品レビュー

今江祥智(著者),長谷川義史

2023/03/04

何度か読んでいるうちに、この話ってものすごく深い話なのでは…？という気がしてきました。
あわや戦かという二国間の関係を緩和させたのが、子どもの一言…
こんなふうに戦争がなくなればいいのに…と思いました。

ただ、授業で読み聞かせをするにはあまり向いてないのかな…という気はします。内容は分かりやすいですが、ところどころ難しい単語が出てきます（御家老とか…）。文章量は多めです。何年生に読んだらいいのか悩みます。
でも、長谷川さんの絵に惹きつけられる作品です。

2022/10/07

いろはにほへと　いろはにほへと
呟いて、皆ぶつかる
1人で転んだりぶつかったりすると、つい恥ずかしくて笑っちゃうんだよなー

ご家老好き

2016/07/28

[墨田区図書館]

ちょうど学校の国語で、「色は匂えど散りぬるを〜」を勉強(単に追従音読か？)したので、いろはにほへとにちなんで借りてきた本。

ただ、これともう一冊しか結局いろはに系の絵本は探しつけなかったけど、諸行無常的な、歌の意味に沿った挿絵絵本があるものとおもって探しただけに、結局探しつけなくてがっかりした。絵が得意だったら、それこそ絵本にしてしまうのに……。

2014/07/01

あっはっは、うふふ、へへっ、ほっほっほ、みんな「いろはにほへと」と唱えたら飛び出してきた笑い声です。
あなたも「いろはにほへと、いろはにほへと」と初めて文字を習った子どものようにつぶやいてみましょう。今江さんや長谷川さんみたいに「のほほーん」とした顔になって、世にあらそいごとはなくなるのですよ。
（じゃすみん）

2013/10/15

いろはにほへとのおかげでまわりまわって戦が回避されます。
こんな楽しい伝達はすてきだなっておもう絵本。

2012/04/25

「いろはにほへとのせい」というかおかげで、戦がさけられるところまでいきますよ。長谷川さんの絵がなんとものほほんと呑気でよいですな。

2010/07/31

かっちゃんはその日、はじめて文字を習ったのでうれしくてたまらない。その「いろはにほへと」を繰り返しながら道を歩いていると、おさむらいにぶつかってしまう。訳を聞いて愉快に思ったおさむらいはかっちゃん同様「いろはにほへと」と唱えながら歩いていて馬にぶつかってしまう。ついにはお城のお殿様にまで「いろはにほへと」が広がって。「いろはにほへと」が次々に伝染していく可笑しさと、それが争いも収めてしまうというめでたさは落語を思わせる。
・絵がすごい。離れたところから見ていると、その良さが際立つ。
・とぼけた味わいの長谷川さんの絵が、おはなしの調子のよさを引き立てている。
・繰り返しが面白い。しかし、この面白さが子どもに伝わるだろうか。

2009/10/04

子どもが図書館で選んだ本。
前にも一度借りてる。

ほのぼのしていい話。
今江・長谷川コンビ最強。
となりのくにのさむらいの顔が壁に見えるところが何回見ても笑える。
(09.07.21)

2009/10/07

６分くらい。いろはにほへとを習った子どもがお侍とぶつかって、「いろはにほへとをおぼえたとこなんだよう」と言うと、それをおもしろがった侍が歩いていくと、ご家老にぶつかって．．．で、最終的には隣のくにとの戦が避けられるっていう話。