ブルーもしくはブルー の商品レビュー
面白い話だった。…ん、ですが、こう奥様、というか結婚してる方のはなしって、共感できる場面が少ないんですよね。未婚だからかなぁ。でも「あの時ああしていたら!」っていうのは、凄くよく判ります。どっちにいっても自分は自分なんだから、どうしようもないのにねぇ。
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NHK連続ドラマで2003年6月27〜(再放送2006年2月27日〜)で見ていて、原作を見つけたので読んでみた。 山本文緒の小説はこれが初めて。ストーリーは、大まかに言えばドッペルゲンガーに出会い自分の人生を見直す話。「もしあの時、その人と結婚していたら・・・」そんな大きな人生の...
NHK連続ドラマで2003年6月27〜(再放送2006年2月27日〜)で見ていて、原作を見つけたので読んでみた。 山本文緒の小説はこれが初めて。ストーリーは、大まかに言えばドッペルゲンガーに出会い自分の人生を見直す話。「もしあの時、その人と結婚していたら・・・」そんな大きな人生の選択をまだしたことがないし、蒼子に共感はできなかったけれど、ドッペルゲンガーに出会うという設定は面白く、一気に読める。 佐々木蒼子/河見蒼子役は稲森いずみ、佐々木祐介は石黒賢、この二人は本当に適役だった。ドラマを見てから原作を見てもイメージどおり。特に稲森いずみの2役は、原作を読んであらためていい演技してたなぁと。
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フジテレビの世にも奇妙な物語に出てきそうな物語だなと思って読みました。(それにしてはボリュームが大きすぎだが) ただその見方のせいかストーリーが進んでもあまり驚き・新鮮さがなうように感じてしまった。
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自分と全く同じ自分がいたら。。 私が二人になるのはいつだろう。。 まだまだ薄っぺらい私の人生じゃまだ一人だろうな。 でももう一人の自分がいるならあってみたい。 自分が影でないならば。。 わがままだけど、やっぱり影は嫌だ。
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帯には赤川二郎による「ホラーより怖いファンタジーである」というコピー。解説に「これは恐い小説と感じた」とある。しかし別の人に「これは結婚小説と言われた」という話も書かれてあった。当たり前だ。読む人によって感じ方が違うから山本文緒は面白いのである。
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AorBの別れ道がある。蒼子が6年前の人生の分かれ目そこから生まれたもう一人のドペルゲンガーである自分。そんな自分にあったら入れ替わりたくなるのは当たり前。だが、隣の芝生は青い。実際は今しかないのだ。
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どっちにしようか究極の選択を迫られるとき・・・そして、もし、こっちじゃなくてあっちを選択していたらどうなっていただろう?誰もが一度は思うこと。そんなとき、もう一方を選択した自分がそこにいた・・・!最後までグイグイ読ませる面白さ!しかも主人公の名前はうちの娘と同じ名前でした(?)こ...
どっちにしようか究極の選択を迫られるとき・・・そして、もし、こっちじゃなくてあっちを選択していたらどうなっていただろう?誰もが一度は思うこと。そんなとき、もう一方を選択した自分がそこにいた・・・!最後までグイグイ読ませる面白さ!しかも主人公の名前はうちの娘と同じ名前でした(?)これを読んでから、山本文緒の本を全部読みました。オススメします。
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人生の岐路に立たされたときもしも今の選択をしなかったら・・・? そんな自分に出会う話。 自由すぎて虚しい蒼子Aと束縛されすぎて我慢する蒼子B。 物語はもっとシンプルに進むかと思いきや・・・ どっぷりミステリーと化します。 結構面白かった◎
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実際にはありえないことだと分かりつつも、読んでてスリル感を味わえる。恋愛物を読みたい人、不思議な感覚を味わいたい人は読んでみてもいいかも。人間誰しも自己中心的になってしまう部分が垣間見れる。
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自分が大切にしなくてはいけないものに気付いてきちんと大切に出来る大人になろうと思った。人生はいつでも自分次第なんだし。
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