阿Q正伝・狂人日記 他十二篇 の商品レビュー
誰もが知ってる本シリーズ。 狂人日記は精神病に携わる人にとって一読の価値あり。私も現状携わってる一人なんで役に立ちましたよ。 なるほど、なるほど。
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収録されている『故郷』に惹かれて買いました。中学校の国語の時間にこれだけのものを読んでいたとは・・・驚愕でした。 『阿Q正伝』もサクサク読み進めることができました。スゴイ作品です。
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当時の中国人の内面をモデル化したものが阿Qであり、でも自分自身にもあてはまる部分があるんじゃないかなと思いました。
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壮大な被害妄想を描いた狂人日記だと思っていたが、妄想ではなく現実のような気がする。人は色々な犠牲の上で生きている。動物を殺して生きている。でもなぜ人間を殺してはいけないのか?結局人間は「殺し」をしているのだから良いではないか。「せめて何も知らない子供には真実を伝えていきたい」とい...
壮大な被害妄想を描いた狂人日記だと思っていたが、妄想ではなく現実のような気がする。人は色々な犠牲の上で生きている。動物を殺して生きている。でもなぜ人間を殺してはいけないのか?結局人間は「殺し」をしているのだから良いではないか。「せめて何も知らない子供には真実を伝えていきたい」という気持ちが伝わってきた。
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阿Q正伝: プライドが高い阿Qが自身について思っているイメージと周囲の阿Qについてのイメージには雲泥の差がある.その差に気付くことができないほど愚かな阿Qが哀れに思えた. しかし一方で,阿Qの愚かな思考や振舞いは自分にも見に覚えのあることではないかと思った.阿Qは俺の中にもいる...
阿Q正伝: プライドが高い阿Qが自身について思っているイメージと周囲の阿Qについてのイメージには雲泥の差がある.その差に気付くことができないほど愚かな阿Qが哀れに思えた. しかし一方で,阿Qの愚かな思考や振舞いは自分にも見に覚えのあることではないかと思った.阿Qは俺の中にもいると思った.
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魯迅の第一小説集。 『吶喊』とは正に魯迅の心の叫び。「絶望の虚妄なることは正に希望と相同じい」魯迅の絶望って何だろう希望って何だろう
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当時の中国の「暗さ」を描き出す作品。この時代特有の「闇」と魯迅作品の独特の「暗さ」になれないと少しつらいかも。
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この訳者が一番いいと思います。「故郷」は教科書にも出ていて、一番好きなものです。 「古い中国」に苦しんだ魯迅の名作がたくさん載っています。
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時代を感じた。この時代に読めばすごいって思えるのだろうと思う。近代中国を垣間見る。るーーーんとーーー!
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中国文学にはほとんど馴染みがなかったのですが、これを読んで俄然興味を持ち、少しずつですが読むようになりました。短編集なので非常によみやすかったこと、註のお陰で理解が深まったことも大きかったと思います。内容は空しい様な、苦しい様な後味を残すものですが、私にとって縁遠かった中国の歴史...
中国文学にはほとんど馴染みがなかったのですが、これを読んで俄然興味を持ち、少しずつですが読むようになりました。短編集なので非常によみやすかったこと、註のお陰で理解が深まったことも大きかったと思います。内容は空しい様な、苦しい様な後味を残すものですが、私にとって縁遠かった中国の歴史と日常の一部を見せてくれました。
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