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罪と罰(1) の商品レビュー

3.5

28件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    2

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2011/05/10

全10巻。 ドストエフスキーの『罪と罰』を下敷きに、現代の日本の物語に置き換えた作品。 原作では重苦しかったけど、こちらではドラマチックに話が進む。思わず息を飲んで次のページをめくる。

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2011/03/19

表紙とあらすじで結構面白そうと思って読んだが、 4巻くらいまで読んだ現状はちょっと期待と違うような。 どこに向かっていくのかは興味があるけど、読み続けるのはちょっとしんどい。また、いつか気が向いたら…

Posted byブクログ

2011/02/18

ドストエフスキーの「罪と罰」が現代の時代背景でリアルに表現されてる。ドフトエフスキーの小説も読んで、主人公の人を殺してからの心情は絵で再現するのは難しいかと思ったが、単なるリメイクで終わらない新しい表現があって面白い。「崇高なる目的が、流された血を贖う」、自分は資格がある人間であ...

ドストエフスキーの「罪と罰」が現代の時代背景でリアルに表現されてる。ドフトエフスキーの小説も読んで、主人公の人を殺してからの心情は絵で再現するのは難しいかと思ったが、単なるリメイクで終わらない新しい表現があって面白い。「崇高なる目的が、流された血を贖う」、自分は資格がある人間であると信じる青年が、儀式の後に感情に押し殺されそうになる姿はリアリティある。

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2011/05/02

資格があれば、人を殺してもいい。収穫者の資格、それが主人公にあったから殺したのか。その資格者たらんとし、殺したのか。 だがその人殺しの後に残ったのは、良心の呵責と、資格などとは程遠い何もない自分だった。 何者かでありたいという欲求と、屁理屈はこねても何も実行することができない悩め...

資格があれば、人を殺してもいい。収穫者の資格、それが主人公にあったから殺したのか。その資格者たらんとし、殺したのか。 だがその人殺しの後に残ったのは、良心の呵責と、資格などとは程遠い何もない自分だった。 何者かでありたいという欲求と、屁理屈はこねても何も実行することができない悩める若者像は、学生時代の悶々としていた自分とどうしても重なる。 超古典名作である原作のテーマをきちんと残して昇華させた素晴らしい作品。

Posted byブクログ

2010/12/21

現代版ドフトエフスキー。 原作も面白かったが、コレもまぁまぁッて感じ。 マンガという点で表現が限定されるので文字媒体表現による想像には劣るが分かりやすい。 コレもまた贖罪atonement 一体化at one ment 結局のところこーゆー事。

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2010/11/28

ドストエフスキーの同名小説を現代日本版にした作品です。 漫画だから小説より読みやすく、現代日本が舞台なので世界観もよりわかりやすくなっています。 6巻まで読みましたが、読んだ後にかなりズッシリきます。

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2010/10/11

ドストエフスキーの「罪と罰」をモチーフにして現代の闇を映し出した作品です。主人公の裁弥勒は卑屈で自尊心が高く、犯罪者のありきたりの性格設定だけど、人間らしい部分もあり先を読みたくなりました。 <あらすじ> 大学をドロップアウトし、暗く狭い自室に閉じこもり肥大する自尊心と過敏な劣...

ドストエフスキーの「罪と罰」をモチーフにして現代の闇を映し出した作品です。主人公の裁弥勒は卑屈で自尊心が高く、犯罪者のありきたりの性格設定だけど、人間らしい部分もあり先を読みたくなりました。 <あらすじ> 大学をドロップアウトし、暗く狭い自室に閉じこもり肥大する自尊心と過敏な劣等感の間でもがく青年、裁 弥勒。 女子高生リサとの出会いによって彼が宿した恐るべき「ある計画」とは?

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2010/09/16

一巻しか読んでいないので評価は付け難いが、まず、何よりも読後感が悪くてげんなりする。 ペース良く読みやすく、続きが気になる半面、圧倒的な悪意に満ちた世界に嫌悪感しか覚えない漫画だった。暗いし陰険だし残虐的だし。

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2012/01/12

そこそこだが評判ほど面白いとは思わなかった。 罪と罰を換骨奪胎した現代日本版なのだが、現代版としては失敗ではないだろうか。 主人公がこれでもかというほどのステレオタイプ文学少年なので、古来文学によって延々と繰り返されてきたごくごく普遍的な殺人・葛藤・罪と罰という内容についてしか描...

そこそこだが評判ほど面白いとは思わなかった。 罪と罰を換骨奪胎した現代日本版なのだが、現代版としては失敗ではないだろうか。 主人公がこれでもかというほどのステレオタイプ文学少年なので、古来文学によって延々と繰り返されてきたごくごく普遍的な殺人・葛藤・罪と罰という内容についてしか描かれておらず、古典の舞台だけを現代に移したような違和感を感じる。殺人者の心理を描いた作品として、この漫画にしかない価値というのが存在していない。 もっとこう…現代の病理を抉るみたいな内容を期待していたんよ。そういう意味では「ソラニン」の現実感の方がこの作品の殺人者の現実よりも圧倒的だった。「ソラニン」の現実感を褒めているのであって「ソラニン」という作品自体を褒めているわけでは決してないのであしからず。

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2010/08/26

現代日本版、罪と罰!5巻まで読んだけど、かなり忠実に再現されてて面白かった。心理描写も出来事も、あの時代のロシアでのことが上手く現代日本に移されてて。 6巻あたりから少しアレンジも入って来るようだけど、芯はしっかりとしているので大丈夫でしょう。むしろ、弥勒がその時どういう心理状態...

現代日本版、罪と罰!5巻まで読んだけど、かなり忠実に再現されてて面白かった。心理描写も出来事も、あの時代のロシアでのことが上手く現代日本に移されてて。 6巻あたりから少しアレンジも入って来るようだけど、芯はしっかりとしているので大丈夫でしょう。むしろ、弥勒がその時どういう心理状態に陥るのか、行動に出るのか、楽しみ。 圧巻といえば2巻あたりの計画実行の流れ。あんなにもページを使って描くとは思わなかった。落合先生よくやった。 いつか揃えたい。

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