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夢のまた夢(第五巻) の商品レビュー

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2017/01/23
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秀吉主人公の歴史小説(全5巻のラスト)。文禄の役の終幕から秀頼誕生、慶長の役から醍醐の花見を経て、心を残しつつの大往生。全体を通してみるに、本作の特徴は、細かな情報の集積(物語のディテールとは違う)にあり、中でも軍事、特に各合戦の戦術的展開の詳細解説だ。確かにラストは、秀吉を取り巻く女性、特に寧々、京極殿との関わりが増える(逆に淀殿の描写がまるでないのも異色)ものの、そういう心情・感情交流描写は主流ではない。かつ、朝鮮・明侵略の模様の詳細描写が異色。そういう意味で4巻から本巻初めが最高潮だったとも。これが著者の特徴ならば、かなり異色な作風で、他書も読んでみたいと感じたところ。

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2013/01/04

(1998.10.01読了)(1998.07.16購入) 内容紹介 天下取りを果たした関白は茶や女性を愛する傍、朝鮮出兵を決断した。新資料を縦横に駆使、厳密な取材を基に送り出される秀吉の決定版 ☆津本陽さんの本(既読) 「下天は夢か 一」津本陽著、講談社文庫、1992.06.1...

(1998.10.01読了)(1998.07.16購入) 内容紹介 天下取りを果たした関白は茶や女性を愛する傍、朝鮮出兵を決断した。新資料を縦横に駆使、厳密な取材を基に送り出される秀吉の決定版 ☆津本陽さんの本(既読) 「下天は夢か 一」津本陽著、講談社文庫、1992.06.15 「下天は夢か 四」津本陽著、講談社文庫、1992.07.15 「下天は夢か 信長私記」津本陽著、新潮文庫、1994.09.01 「夢のまた夢 一」津本陽著、文春文庫、1996.01.10 「夢のまた夢 二」津本陽著、文春文庫、1996.01.10 「夢のまた夢 三」津本陽著、文春文庫、1996.01.10 「夢のまた夢 四」津本陽著、文春文庫、1996.02.10

Posted byブクログ

2013/11/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

天下取りを果たした関白は茶や女性を愛する傍、朝鮮出兵を決断した。新資料を縦横に駆使、厳密な取材を基に送り出される秀吉の決定版 1996年5月23日初読

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