スローモーション の商品レビュー
ニイちゃんと及川と。佐藤さんのイメージとは違う小説でした。それなりに楽しんだけれど、これはと言う部分を感じられなかったので普通評価です。
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思春期の少女の、自分にも他人にも正直になれずに、ただひたすら人生を斜めから見て、懸命に生きようとしている姿を書いた作品。 読んでいて、『黄色い目の魚』を思い出した。入院して休んでいる間に、誰かがどこかに持っていってしまった文庫本。 記憶があやふやなのが残念だが、『黄色い目の...
思春期の少女の、自分にも他人にも正直になれずに、ただひたすら人生を斜めから見て、懸命に生きようとしている姿を書いた作品。 読んでいて、『黄色い目の魚』を思い出した。入院して休んでいる間に、誰かがどこかに持っていってしまった文庫本。 記憶があやふやなのが残念だが、『黄色い目の魚』の方がどちらかというとハッピーエンドだったように思う。二作品を比べると、どちらの作品も未来に含みを持たせた終わりになっている。 しかし読み終えたとき、『スローモーション』の方がそれぞれの登場人物がより「スタートライン」に立っている雰囲気が伝わってくる。 文章そのものは平易で、分量も程ほど。時間があれば、すぐに読み終えることができる。
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初・佐藤作品。 森絵都さんの雰囲気を感じる。 でももっと現実に近い言葉というか。 ふんわりとした中にピリっと効いてる雰囲気が好き。
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高1の千佐は元ライダーの兄をもつ。その兄のせいで家庭内は微妙になっていた。そんな時、千佐はクラスメイトの及川周子のスローなテンポが気になりだす。そのスローモーションには理由があった。 字が大きめなのでさくさく読めます。兄妹2人とも周子に出会ったことで変わったと思います。クラス...
高1の千佐は元ライダーの兄をもつ。その兄のせいで家庭内は微妙になっていた。そんな時、千佐はクラスメイトの及川周子のスローなテンポが気になりだす。そのスローモーションには理由があった。 字が大きめなのでさくさく読めます。兄妹2人とも周子に出会ったことで変わったと思います。クラス内の階級とかやっぱり考えるよなぁと思いました。
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