ドイツ名詩選 の商品レビュー
ハイネの詩、皮肉が聞いていて面白かった ただ、海外作品は訳者で変わるため、言葉が自分で分からないのは不便だ
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デーメルやゲオルゲの詩はどんなんか見てみたいと思ったのだがよくわからん。解説はかなり高踏的フリーダムな印象で、まあ90年代ぐらいは文学ってこういうのでよかったのだな。まあだから滅びたわけだ。
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“So seh' ich in allen Die ewige Zier, Und wie mir's gefallen, Gefall' ich auch mir.”
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原文+訳。ドイツ語、分かんないんだけどね。 シラーの「歓喜に寄す」が入ってるかなって思って買ったんだけど入ってなかった。ちゃんと確認して買えよって話なんだけどね。 せっかくなのでざっと読んでみた。知ってる名前はゲーテ、シラー、ニーチェ、リルケくらいかなぁ。読んだことはもちろん全然ない。詩もだし、海外ものは明るくないです。 ブレヒト「痕跡を消せ」、カシュニッツ「この世界の子供たち」、メッケル「金魚」が好きです。 抜粋、メッケル「金魚」の冒頭。 月と水が好きになってから 髪に金魚が棲んでいる。 こういう発想、好き。
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パウル・ツェランはこの本で初めて知った。日本語訳がどれも読みやすい。ドイツ語の原文も添えてあるし、とても素晴らしい構成。
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ドイツの詩選。 気に入ったのは、 ・ヘルダーリンの詩 ・ゲーテ「魔王」 ・ボブロフスキー「つねに名付けること」 だ。 「魔王」は、歌も聞いたことがあり、 小学校の時に初めて聞いた時から、好きだった。 とても怖くて、でも、とても悲しいラスト。 子供の不安・恐怖がよく表現されてい...
ドイツの詩選。 気に入ったのは、 ・ヘルダーリンの詩 ・ゲーテ「魔王」 ・ボブロフスキー「つねに名付けること」 だ。 「魔王」は、歌も聞いたことがあり、 小学校の時に初めて聞いた時から、好きだった。 とても怖くて、でも、とても悲しいラスト。 子供の不安・恐怖がよく表現されているように思う。 父の両腕に抱かれたまま息絶える。 この父のことを考えると、悲痛な気持ちになる。 愛しい我が子が腕の中で、館に着いた時には 死んでいたのだから。
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まずはカヴァーから引用します。「ゲーテ、ハイネ、リルケなど日本人に早くから親しまれてきた詩人はもちろん、ブレヒト、ツェラン、エンツェンスベルガーら現代詩人まで38人82篇を精選。原詩に練り上げられた日本語訳詩を対照させた。ドイツ詩の魅力を心ゆくまで堪能させてくれる待望の1冊。」生...
まずはカヴァーから引用します。「ゲーテ、ハイネ、リルケなど日本人に早くから親しまれてきた詩人はもちろん、ブレヒト、ツェラン、エンツェンスベルガーら現代詩人まで38人82篇を精選。原詩に練り上げられた日本語訳詩を対照させた。ドイツ詩の魅力を心ゆくまで堪能させてくれる待望の1冊。」生野幸吉・檜山哲彦編。1993年刊です。左頁の原詩と照らし合わせて読めるのが嬉しい(もちろん、右頁の日本語訳だけの鑑賞も)。解説と詩人略伝も嬉しい。題名・初行索引は、なお有り難い。パウル・ツェランなどは、この詩集で初めて読みました、そして好きになりました。古い角川文庫の『ドイツ詩集』とあわせて、私の「ドイツ詩鑑賞」の拠点です。編者「はしがき」の最後の一文、「アンソロジーのギリシァ語源「アントロギア」は「花を摘み集める」の謂いだが、摘まれた花とはいえ、いつまでも瑞々しくあらんことを。」いい言葉ですね。
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中国の名詩選を帝国のために買ったように、こちらは絶服のために買いました。 詩の言葉選びは、参考になります。
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一時期のドイツ詩に対するハマり様は凄かったです。(苦笑) シラーやハイネ、リルケの詩が左にドイツ語、右に日本語訳で書いてあり、非常に勉強になったと共に、趣きを感じらた一冊。
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