黒猫館の殺人 の商品レビュー
自分が何者なのかを調べてほしい。記憶を失った老人の依頼が推理作家鹿谷門実のもとに舞い込んだ。唯一の手がかりは彼が自ら書いたと思われる「手記」。そこには「黒猫館」で彼が遭遇した奇怪な事件の顛末が綴られていた。舞台は東京から札幌、阿寒へ……。探求の果てに明らかとなる世界が揺らぐような...
自分が何者なのかを調べてほしい。記憶を失った老人の依頼が推理作家鹿谷門実のもとに舞い込んだ。唯一の手がかりは彼が自ら書いたと思われる「手記」。そこには「黒猫館」で彼が遭遇した奇怪な事件の顛末が綴られていた。舞台は東京から札幌、阿寒へ……。探求の果てに明らかとなる世界が揺らぐような真実とは。
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十角館に続いての読了 十角館のインパクトが強かった為かこちらは肩透かしを喰らった感じ 何が合わなかったのか 多分、日記の事件とは別に調査でも事件が起こる事を期待してたのかな…
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著者のことばにもあるとおり、まさに「消える魔球」といった感じの変化球的作品。 明かされる真相に対する驚きは大きくはないけれども、やはり周到に練られたプロットと各所にちりばめられた伏線は、流石としか言いようがない。 そしてまったく飽きさせることなく、ここまで読ませてしまう著者の筆力! いやあ素晴らしかった。綾辻行人万歳!
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館シリーズ6☆ 消える魔球(;゜ロ゜) トリックがあまりにも壮大すぎてもう好きにやっちゃってください状態になったw 青司ネタが少し出るから嬉しい☆
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既読だった事に途中で気づき、トリックも思い出したのに、一気に読んだ 伏線を拾いながら再度しても面白かった 登場人物が薄味に感じたのがイマイチ
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館シリーズ6作目。 最後まで読んで、また一から読み返してみると、最初に読んだときはことごとくスルーしていた伏線に気付き感心しきりでした。 いつもの、館に幾重にも重ねられた仕掛けとか人がバッタバッタ死んだりとかそういうのがなかったので少しインパクトには欠けたかもしれませんが。 とり...
館シリーズ6作目。 最後まで読んで、また一から読み返してみると、最初に読んだときはことごとくスルーしていた伏線に気付き感心しきりでした。 いつもの、館に幾重にも重ねられた仕掛けとか人がバッタバッタ死んだりとかそういうのがなかったので少しインパクトには欠けたかもしれませんが。 とりあえず、ゴキブリが怖い島田さん可愛いすぎる。
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自分が何者なのか調べてほしい。記憶を失った老人の依頼が推理作家鹿谷門実のもとに舞い込んだ。唯一の手がかりは彼が自ら書いたと思われる「手記」。そこには「黒猫館」で彼が遭遇した奇怪な事件の顛末が綴られていた。舞台は東京から札幌、阿寒へ……。探求の果てに明らかとなる世界が揺らぐような真実とは!? (裏表紙紹介文より) *** 館シリーズ6作目。 今回は叙述トリック。 注意深く読んでいけば謎は解けたのかも知れません。(私は自分では考えずに探偵の謎解きを待つタイプなんで、解けませんが。。。) 今作は火事で記憶を失った老人が自分が書いたと思われる手記を持って鹿谷に助けを求める…というストーリーですが、作中で一応説明はあったけど、警察の踏み込みの浅さにはちょっと違和感があります。 確かに結末を知ると、調べるのも難しいのかも知れない とは思いますが、それでも人ひとりの人生がかかっているのに…。 現実でもこんな浅い感じなんでしょうか…。 あと思ったことは。 警察に通報しないんかい、ということ。 無関係で殺された人もいるのに…と思うと納得できません。 それからやはり、綾辻作品のインテリ君は残念な感じなんだな、と思いました。残念です。
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館シリーズ第6弾。前作と比べたら質は落ちるように思われるが、意表を突く作品。作品内時間も連鎖的に分かったりする(「イカ天」が放送してる)
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館シリーズ中、最大にして最強のトリック、だと思います。綾辻さんが「消える魔球を試みた」というこの一作、まさに驚愕。ただ、たまたま同時期に同じようなトリックの某作品が出てしまったため、評価がいまいちという話もありますが、そんなもんどーってことないです。そっちを読んでいなかった私はも...
館シリーズ中、最大にして最強のトリック、だと思います。綾辻さんが「消える魔球を試みた」というこの一作、まさに驚愕。ただ、たまたま同時期に同じようなトリックの某作品が出てしまったため、評価がいまいちという話もありますが、そんなもんどーってことないです。そっちを読んでいなかった私はもうとんでもなく驚愕しましたって。 この館もわりかしまともに見えます。……でも、館シリーズにまともな館があるわけないんですよね(笑)。この館の秘密は、霧が晴れるとき明かされる!とだけ言っておきましょうか。再読の際に拾える伏線の数々があまりに見事です。 余談ですが、ノベルス版の著者近影を見てみましょう。……バックがなんだかステキです(笑)。
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6つめの「館」への御招待──自分が何者なのか調べてほしい。推理作家鹿谷門実に会いたいと手紙を送ってきた老人はそう訴えた。手がかりとして渡された「手記」には彼が遭遇した奇怪な殺人事件が綴られていた。しかも事件が起きたその屋敷とはあの建築家中村青司の手になるものだった。惨劇に潜む真相...
6つめの「館」への御招待──自分が何者なのか調べてほしい。推理作家鹿谷門実に会いたいと手紙を送ってきた老人はそう訴えた。手がかりとして渡された「手記」には彼が遭遇した奇怪な殺人事件が綴られていた。しかも事件が起きたその屋敷とはあの建築家中村青司の手になるものだった。惨劇に潜む真相は。
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