月の影 影の海(下) の商品レビュー
シリーズ第1作の完結…
シリーズ第1作の完結編です。上巻は、とことん救いがない場面で終わったので、続きを読むのをためらったんですが、読んでよかった。異世界に放り込まれた平凡な少女が、自分自身の主になるまでの姿は、感動でした。
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つらい思いをして、そ…
つらい思いをして、そして得たもの。陽子の心の成長過程がとてもよくわかります。楽俊がいてくれて本当によかった。上巻と合わせて感動は累乗です。
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どん底まで追いつめら…
どん底まで追いつめられ、ようやく人として一皮剥けた陽子。「タイホ」をキーワードに、一気につながりあったパズルの断片。そこから浮かび上がった信じがたい事実。「陽子は遠い人だったんだな…」。「わたしは、わたしだ」。延王から聞かされた、荒れ果てた慶の混乱。それは、16歳の少女の双肩には...
どん底まで追いつめられ、ようやく人として一皮剥けた陽子。「タイホ」をキーワードに、一気につながりあったパズルの断片。そこから浮かび上がった信じがたい事実。「陽子は遠い人だったんだな…」。「わたしは、わたしだ」。延王から聞かされた、荒れ果てた慶の混乱。それは、16歳の少女の双肩には重すぎる責任であった。「救ってくれないか」。「わたしには、できない」。「お前なら、できる」。揺れる陽子の脳裏に、妖魔と天災に苦吟を舐める民の顔がよぎる。陽子に与えられたのは、どちらを選んでも必ず後悔する道のみ。「やるべきことを選ん
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一人で戦う陽子にも、…
一人で戦う陽子にも、楽俊という半獣のねずみの友人ができた。そして彼女に伝えられる驚愕の真実とは。一人で闘い強くなった陽子が新たなステージに立つ。今後の陽子からも目が離せない。
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楽俊が陽子に語る一言…
楽俊が陽子に語る一言一言がとても重みがあって考えさせられます。下巻では陽子に支えが出来て、気持ち的にもすごく読みやすいです。
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楽俊に出会ってから、…
楽俊に出会ってから、ようやく道がひらけてきました。人を信じる大切さを教えてくれる本だと思います。
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楽俊の手引きで、上巻…
楽俊の手引きで、上巻が嘘のように話がとんとん進んでいきます。ラストにはユーモアを交えた終わり方ですごく続きが読みたくなる作品です!!
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幾たびも出会った人に…
幾たびも出会った人に裏切られ、強くうちのめされる陽子。だが、人語を解する鼠・半獣の楽俊に助けられてから、次第に暖かい心を持てるようになる。そして、この世界における陽子の存在の意味が明らかとなる―。楽俊が本当にいい奴で、ほっとします。
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今までの上巻の謎が一…
今までの上巻の謎が一挙に解決!主人公の成長がわかります。十二国記の始まりの巻です。
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自分が人を信じること…
自分が人を信じることと、人が自分を裏切ることは関係ない。自分自身が優しいことと、人が自分に優しいことには何の関係もない。人が自分に優しくないからといって、自分が人に卑怯な真似をする理由になるのか―――この陽子の言葉は、深く胸にしみました。楽俊と出会って、荒みきっていた陽子の心が強...
自分が人を信じることと、人が自分を裏切ることは関係ない。自分自身が優しいことと、人が自分に優しいことには何の関係もない。人が自分に優しくないからといって、自分が人に卑怯な真似をする理由になるのか―――この陽子の言葉は、深く胸にしみました。楽俊と出会って、荒みきっていた陽子の心が強くなっていく様に感動しました。ストーリーの面白さを感じると同時に、深く考えさせられました。
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