クリーチャー の商品レビュー
日常生活に忍び寄る恐…
日常生活に忍び寄る恐怖を描く名手ソールが贈る異色のホラー・サスペンス。
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※このレビューにはネタバレを含みます
研究所で体を成長させるvitaminの副作用で青年が狂暴になり猿人のような容姿になる 後半、すごい勢いで次々と人、犬、兎、猿人… もぅいろんなんがバンバン死んでいく J・ソールにしては全然怖くなかった 「暗い森の少女」のような不気味な怖さがなかったのが残念 ☆3.5
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何と言うのか、“可もなく不可もなし”ってなところか。この作者の医学系ホラーらしい展開で、狂気の医学者、どうも胡散臭い学校や街、問題を抱えた親子関係……とおなじみの舞台装置は揃っているんだが、全体の印象はそう強くない。最後も何となく駆け足気味の舌足らずの感アリ。
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未読のソールにおもわずうきうきページを繰る。しかも、解説にて評論家尾之上浩司(いや、こんなやつ知らんけど)が「ソール作品のマイベスト5の1作」などと言うので期待は膨らみまくり。 しかし実際には私好みのソール節がなんとなく弱く、科学モノならば断然「闇の教室」の方が好きなので期待がカ...
未読のソールにおもわずうきうきページを繰る。しかも、解説にて評論家尾之上浩司(いや、こんなやつ知らんけど)が「ソール作品のマイベスト5の1作」などと言うので期待は膨らみまくり。 しかし実際には私好みのソール節がなんとなく弱く、科学モノならば断然「闇の教室」の方が好きなので期待がカラ振る。ソールが好きであればあるホド下手に前評判は不必要、とちょっぴり自分を責めてみたり。 大体、「マイベスト5」の残り4作品(「踊る女」「ナサニエル」「暗い森の少女」「ゴッド・プロジェクト」)からして、未読の「ゴッド・プロジェクト」はおいておくとしても私にとって印象深いモノが余りないんだからコイツとはハナからシュミがあわないと思われる。 でもつまんなかったわけじゃないんだけどね。やっぱソールはがっかりさせないっす。
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