フェミニズム殺人事件 の商品レビュー
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再読。3回目かな。殺人のトリックよりも金持ちとか知識人だけが集まる別荘の感じとか、おいしそうな料理の様子とかがとてもうらやましいお話。フェミニズムに関する論争はよく分かんない。しかし早苗さんのような人が高い服を買うために売春をするかな。まぁほんとに身分いやしくない人が相手なんだろうけど。しかしなぁ。夫がうすうす気づきつつ、妻がさらに美しくなっていったと思ってた、というのは何となく分かる。しかし、この筒井康隆の文体が好きなのだ。どんどん引き込まれる。
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「ロートレック荘事件」(大傑作!)で見事にだまされた私は、この本のタイトルに「殺人事件」とついていたとしても、犯人が誰かを当てるとかそんな大それたこと考えずに、粛々と騙されようとページをめくっていたのですが……殺人事件の結末は普通だった/(^o^)\ この小説の意図は多分殺人事件そのものではなく、フェミニズム論なんだろうなと思います。難しいことはよく分からないから多分半分も理解できてなくてすみません。最後のあれは、究極の肯定なのか、その反対なのか。う~んよく分からん。 私にとっては会員制ホテルの優雅な雰囲気を楽しむ小説でした。食べ物がいちいちおいしそうでお腹空く。
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