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徳川家康 立命往生の巻(26) の商品レビュー

4.6

19件のお客様レビュー

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家康の生き方に感動し…

家康の生き方に感動した。僕は最初、家康はあまり好きではなかったのですが、今やもう尊敬するに値する人とまで見方がかわりました。「大樹」の話や「自分の四人の師」の話など、自分の視野が広げられたような気がしました。全26巻というのは読むのに膨大な時間を費やさねばなりませんが、その価値十...

家康の生き方に感動した。僕は最初、家康はあまり好きではなかったのですが、今やもう尊敬するに値する人とまで見方がかわりました。「大樹」の話や「自分の四人の師」の話など、自分の視野が広げられたような気がしました。全26巻というのは読むのに膨大な時間を費やさねばなりませんが、その価値十分に有りとみました。

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シリーズ26巻完結編…

シリーズ26巻完結編。豊臣を滅ぼし、国内に敵のいなくなったことで幕府は地盤を固める。家康の壮大なストーリー。

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2024/08/16

伊達政宗への対応と忠輝への対処をどうするか、がこの巻の半分以上の話。 それを成し終えてほっとしたときに、鯛をオリーブ油で揚げたのを食べて倒れる。 意識が混濁する中で、将軍職や金銀は神仏からの預かり物、自分のために使ってはいけない、と秀忠に諭しつつ、ご遠行なされた。 読み始めて...

伊達政宗への対応と忠輝への対処をどうするか、がこの巻の半分以上の話。 それを成し終えてほっとしたときに、鯛をオリーブ油で揚げたのを食べて倒れる。 意識が混濁する中で、将軍職や金銀は神仏からの預かり物、自分のために使ってはいけない、と秀忠に諭しつつ、ご遠行なされた。 読み始めて約2年、長かったがやっと読み終えた。

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2022/10/13

最終巻は、家康が倒れてからしぶとい。こんな、しぶといんだったら、もうちょっと倒れる場面を後にしたらいいのにと思わず思ってしまいました。それとあれだけ忠輝の処分を引っ張って結局、最後まで決着つかず。これはだいぶ不満。全巻を通して思ったのは、途中でも書きましたが、さすがにちょっと家康...

最終巻は、家康が倒れてからしぶとい。こんな、しぶといんだったら、もうちょっと倒れる場面を後にしたらいいのにと思わず思ってしまいました。それとあれだけ忠輝の処分を引っ張って結局、最後まで決着つかず。これはだいぶ不満。全巻を通して思ったのは、途中でも書きましたが、さすがにちょっと家康をいい人にしすぎかなあということ。1月から読み始めて、あっという間のシリーズでした。

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2021/11/13

準備2年、執筆18年という大作もとうとう終わり。 国松処刑の高台院の心理描写、性的なオルガズムは少しグロテスクだが凄い。 忠輝の永対面禁止と伊達政宗への処置。そして家康の大往生。 先輩に勧められて読んだのだが、読んでよかったと心から思う。人間をよく知っている山岡荘八の他の本も読ん...

準備2年、執筆18年という大作もとうとう終わり。 国松処刑の高台院の心理描写、性的なオルガズムは少しグロテスクだが凄い。 忠輝の永対面禁止と伊達政宗への処置。そして家康の大往生。 先輩に勧められて読んだのだが、読んでよかったと心から思う。人間をよく知っている山岡荘八の他の本も読んでみたい。

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2019/12/29

二百数十年続く、泰平の礎を築いた徳川家康が七十五年の人生に幕を下ろす。 晩年は、天下泰平のために人生を捧げてきた家康。 この家康があってこそ、後の徳川幕府があった。 正に、神仏にも劣らぬ人物であったのだろう。 足掛け十八年。 二十六巻にも及ぶ、大作を描き上げた山岡荘八に脱帽である...

二百数十年続く、泰平の礎を築いた徳川家康が七十五年の人生に幕を下ろす。 晩年は、天下泰平のために人生を捧げてきた家康。 この家康があってこそ、後の徳川幕府があった。 正に、神仏にも劣らぬ人物であったのだろう。 足掛け十八年。 二十六巻にも及ぶ、大作を描き上げた山岡荘八に脱帽である。

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2019/12/26

読み始めてから十年で完了。何かを成し遂げるのは大義だと感じる。 小説なので盛っている部分も多分にあるが、 トータルで見て読み応えあり。 ただし、家康と戦った者はほぼ全員クズ扱いなので、好みは別れるかも

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2019/11/26

徳川家康最終巻。 家康臨終に向けての平和の礎を据えるための最後の戦いの姿描かれる。 筆者あとがきに「とにかく「平和ーーー」に一つの祈りを込めて書き継いできた」とあるように、振り返ってみると全編を通して筆者の平和への希求が強く示されてきた小説だったと思う。昭和25年から書き始めたと...

徳川家康最終巻。 家康臨終に向けての平和の礎を据えるための最後の戦いの姿描かれる。 筆者あとがきに「とにかく「平和ーーー」に一つの祈りを込めて書き継いできた」とあるように、振り返ってみると全編を通して筆者の平和への希求が強く示されてきた小説だったと思う。昭和25年から書き始めたということで、戦後すぐの特に戦争を反省する機運の中で書かれた小説だと実感する。 今、改めて読んでも、新たな価値を持つ作品だと思う。

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2018/02/23

ようやく全巻読破。 大坂の役後の話であるため、戦のシーンはない。家康の余生が中心。策謀と哲学が入り混じった感がある。 全巻を通じて感じたことは、主人公は言うまでもなく家康であるが、家康が登場しない場面も多く、主人公である家康がタイトルにはなっているが、群像劇の一面もある。それ...

ようやく全巻読破。 大坂の役後の話であるため、戦のシーンはない。家康の余生が中心。策謀と哲学が入り混じった感がある。 全巻を通じて感じたことは、主人公は言うまでもなく家康であるが、家康が登場しない場面も多く、主人公である家康がタイトルにはなっているが、群像劇の一面もある。それだけに、冗長と思われる箇所も少なからずある。 ただ、それは家康という人物が多くの人に影響を与え、世の中にも歴史にも影響を与えたからであり、やはり徳川家康という人物が稀代の傑物であることを物語っているからだと言えるであろう。

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2017/10/18

2015年の7月より約2年かけ、読了。 家康の成した歴史的偉業には程遠いですが、自分史としては大仕事終えた達成感があります。 全巻通して印象に強いのは、「三方ヶ原の戦い」。 後半、伊達政宗の存在感が改めて勉強になりました。 「家康は天ぷら食べて死んだ」とよく言われていますが、...

2015年の7月より約2年かけ、読了。 家康の成した歴史的偉業には程遠いですが、自分史としては大仕事終えた達成感があります。 全巻通して印象に強いのは、「三方ヶ原の戦い」。 後半、伊達政宗の存在感が改めて勉強になりました。 「家康は天ぷら食べて死んだ」とよく言われていますが、まんざら冗談でもなかったのですね。 歴史上の人物で、一番好きになりました。

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