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スケルトン・クルー(1) の商品レビュー

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30件のお客様レビュー

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2015/09/28

再読。 なんど読み返しても中編「霧」はいい。 緊迫感、絶望感に息詰る展開はキングの作品の中で最高峰。 映画版も原作に負けずに好みの作品。 結末は原作の方が僅差で好み。 いつかはアローヘッド計画の一部なりとも明かして欲しいなぁ。

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2014/08/22

正直なところ、霧以外の短篇には入り込めなかった。 霧は、先に映画ミストを見ていたので、ラストシーンが楽しみだったが、うーん!?って感じ。希望も、絶望も、相半ばか。

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2013/12/10

霧目的で購入。 キング作品は好きなんだけど、やっぱりあまり短編は肌に合わないなぁと思う。ミストは映画の方が好き。

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2015/03/02

4594002846  345p 1999・11・10 20刷 ◎短編集だが一番ページ数を割いている「霧」が一番ハラハラものです。 ❌その他の作品は私には意味からしてわからない。

Posted byブクログ

2012/08/16

新潮の短編集と違って殆どが奇妙な味わいの、そしてやや後味の悪いホラー作品で構成されています。「ウェディング・ギグ」はまあそれほど酷くないけど。 今作の目玉であろう中篇「霧」ですが、 緊張感の続く場面から絶望的な状況への展開の繰り返し、その合間に挟まる主人公の回想(これは映画版には...

新潮の短編集と違って殆どが奇妙な味わいの、そしてやや後味の悪いホラー作品で構成されています。「ウェディング・ギグ」はまあそれほど酷くないけど。 今作の目玉であろう中篇「霧」ですが、 緊張感の続く場面から絶望的な状況への展開の繰り返し、その合間に挟まる主人公の回想(これは映画版には無い要素だったかな)など、テンポ良く進むストーリーにぐっと引き込まれます。実写映画との相違点を楽しむのも良いかもしれない。終わり方に結構な差がありますが、原作も負けず劣らず(その鬱展開で)どんよりとした気分にさせてくれます。 「霧」に限った話でなければ、「握手しない男」も不可思議な話で面白かった。すっげえ理不尽。

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2012/06/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「モダンホラー小説作家」であるスティーブン・キングの短編集。とは言っても、一般的に有名な彼の作品としては『スタンド・バイ・ミー』とか『グリーンマイル』とかの映画になったものばかりだろうから、彼のことを指してモダンホラー作家とする人は少ないかも。 原著はもっとたくさんの短編がひとつになっていたみたいですが、日本語版ではこの『骸骨乗組員』を含めて3冊に分割されてます。んで、原著のタイトルである『骸骨乗組員(skelton crew)』という書名そのものは生き残っちゃってるので、一見すると「表題作が入ってないの?」という、地味な混乱を引き起こす結果に(笑) 短編集となっていますが、収録されている6つの物語の長さはバラバラ。一番短いのは10ページちょい、一方で一番長い『霧』については200ページオーバーの、短編と呼ぶにはもったいない「中編」です。ここに収められている作品の中では、『霧』と『死神』が個人的には面白かったかな。 余談になりますが、『霧』を読んで『うしおととら』に出てくるシュムナという妖怪を思い出しました。『うしとら』を知っている人なら分かると思いますが、まぁ、つまり、そういった方向性のお話です。 スティーブン・キングの作品をそれほどたくさん読んでいないのであんまり偉そうなクチはきけませんが、彼の作品世界はちょうど此岸と彼岸の隙間を行ったり来たりしているような、ほんのついさっきまで普通だった世界が、何かの拍子で、薄皮一枚分だけあっちの世界に踏み込んじゃったり、あっちの世界がこっちの世界に打ち寄せてきたり、そんな漢字の危うさがあって、そのバランス感が人を惹きつけているんだろうな、と感じました。 ホラーが苦手な人でも、それほど怯えずに読めると思うので、このジャンルに手を出したことがなければ、是非。 あ、でも、この世界を読んで「自分の隣にある世界みたい」とかのぐらいで感情移入できる人は、やめといた方がいいかも。余計に怖くなるから(笑)

Posted byブクログ

2012/06/13

「握手しない男」 「ウェディング・ギグ」 「カインの末裔」 「死神」 「ほら、虎がいる」 「霧」 それぞれ面白かったけど、最後の「霧」のインパクトでほとんど吹き飛んだ。

Posted byブクログ

2011/10/26

高校時代に読んで衝撃を受けたのが、中篇「霧」 まったくどんな話か想像もせずに読んだからか、当時の若い感性のおかげか すんげー怖かった。 これで僕はスティーブンキングにはまりました。 また他の短編も、さらっとしていてそれでいてフックの利いたホラー満載で 暇つぶしに楽しめます。

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2011/08/23

初スティーブン・キング。といっても読んだのはだいぶ昔なので、「霧」以外記憶があいまいまいまい…… この作品を知ったのは、少し前に映画化された「ミスト」を見たのがきっかけ。濃霧の向こうから次々現れる怪物たちに包囲(?)され、地元のスーパーマーケットに隠れる一般客。ヒーローでもヒ...

初スティーブン・キング。といっても読んだのはだいぶ昔なので、「霧」以外記憶があいまいまいまい…… この作品を知ったのは、少し前に映画化された「ミスト」を見たのがきっかけ。濃霧の向こうから次々現れる怪物たちに包囲(?)され、地元のスーパーマーケットに隠れる一般客。ヒーローでもヒロインでもない一般人が突然ぶち込まれた非日常。悪夢に終わりはくるのか。最早運命共同体となった、偶然居合わせた他のお客さん方とは円滑な篭城生活を送れるのか。極限状態を養分として育まれる、狂気の種は混じっていないか。というかあの化け物は何なんだYO!!……ううむ、まさにモンスターホラー(全然伝わらない)。 ちなみに自分は、映画版のエンディングのあの何とも言えない(ホントに何とも言えない!)感じがとても好きでした。確かに、あんなものを見せられては心が暫く現実に帰ってこられなくなります……('A`)

Posted byブクログ

2011/06/12

短編集で「神々のワード・プロセッサ」「ミルクマン」とのセットの一冊。 お勧めは短編集の中にさり気なく入ったライト中篇「霧」。 キングワールド炸裂ですね♪

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