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徳川家康 颶風の巻(7) の商品レビュー

3.9

15件のお客様レビュー

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嫡子の信康を殺した家…

嫡子の信康を殺した家康の苦しみが忍ばれる。しかし、その苦しみを乗り越え、信長の強権下で耐え忍びつつ開花の時を待つ。

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長篠の戦いとその周辺の時期がかかれているシリーズ7巻。

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2023/01/07

長篠城を少数で死守する奥平九八郎の話、 武田勝頼と信長家康連合軍が対決した長篠の合戦、 築山御殿と信康の最期、 高天神城の牢に幽閉された大河内源三郎の話、 最後は武田の滅亡。 内容の濃い巻だった。 そして、家康と信長の関係性が、盟友から天下人(家来と主君)に変わっていく。

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2022/04/03

矜持。信康切腹の信長からの命令も、人の指図は受けぬとして、命を受ける前に自ら切腹させる家康の矜持。すごいの一言。しかし信康が、こんな性格の悪い奴だったとは、この小説で初めて知りました。でも最後は可哀想。それをいえば、勝頼も可哀想。ほんと戦国時代って残酷な時代と改めて感じさせられま...

矜持。信康切腹の信長からの命令も、人の指図は受けぬとして、命を受ける前に自ら切腹させる家康の矜持。すごいの一言。しかし信康が、こんな性格の悪い奴だったとは、この小説で初めて知りました。でも最後は可哀想。それをいえば、勝頼も可哀想。ほんと戦国時代って残酷な時代と改めて感じさせられました。そして信長。天下人として、振る舞いが変わりつつあり、終わりの始まり。本能寺で死ななかったら織田家と徳川家はどうなったのか、ということも考えさせられました。

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2021/07/01

長篠の戦い、信康の死、武田家滅亡と、かなり感情を揺さぶれる一冊だった。特に信康を処断する時の心の読み合いとか、謎かけとか心理戦とか、凄いな。登場人物一人一人の心理描写が微に入り細に入り。

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2019/06/25

家康を父に持ったが故の苦悩、懊悩、葛藤、焦り、迷い。 それが、全て愚の行動へ出てしまった。 そして、最後には父の偉大さ、己の愚行を悔い、自害。 信康、21年の生涯を閉じた。 そして、武田家でも同じようなことが勝頼の身に起きる。 武田家が滅亡して、信長がまた一歩、天下取りに近づいた...

家康を父に持ったが故の苦悩、懊悩、葛藤、焦り、迷い。 それが、全て愚の行動へ出てしまった。 そして、最後には父の偉大さ、己の愚行を悔い、自害。 信康、21年の生涯を閉じた。 そして、武田家でも同じようなことが勝頼の身に起きる。 武田家が滅亡して、信長がまた一歩、天下取りに近づいた。 ここまで、分かりやすく、面白く話を紡ぎ出せる山岡荘八に脱帽である。

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2019/02/16

長篠の合戦の模様が面白かった。一対一で名乗りあってから戦うものから、隊列を組み銃を使って一撃で大量にダメージを与える手法に変わったとのこと。 この戦で敗れた武田勝頼一族の滅亡は悲劇。家康の嫡子 信康の切腹もここで初めて知った。 小侍従を信康に斬られた姫が、信康とよりを戻すのは納得...

長篠の合戦の模様が面白かった。一対一で名乗りあってから戦うものから、隊列を組み銃を使って一撃で大量にダメージを与える手法に変わったとのこと。 この戦で敗れた武田勝頼一族の滅亡は悲劇。家康の嫡子 信康の切腹もここで初めて知った。 小侍従を信康に斬られた姫が、信康とよりを戻すのは納得いかない

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2017/08/18

長篠の戦いを家康目線で書くとこう書けるのか、という印象。 信康と築山殿の事件は、確かに家康にとって重要な出来事ではあるが、やや冗長な気がする。 勝頼時代の武田氏がかなり残忍な印象を与えるような書き方がされているが、戦国の世であり、何も武田氏に限った話ではないだろう。

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2013/07/29

長篠の戦い。 卓抜した戦術で武田騎馬隊撃破。 信長、覇王への道を突き進む。 信康、築山御前。家康は女が多過ぎて、家庭を築く事ができなかったか・・・。

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