蜜と毒 の商品レビュー
1987年初版とはい…
1987年初版とはいえ、今の感覚で読めます。瀬戸内作品の特徴ですが、結婚してもしなくても、幸福のカタチって…と切なくなります。長編小説ですが、いろいろと主人公が変わってくので、その立場立場で楽しめる、短編小説のようです。
文庫OFF
独身女性、主婦、社長…
独身女性、主婦、社長夫人、愛人と色々な女性の性愛が描かれています。性を描いても汚くならない美しい文章にため息です。
文庫OFF
束縛や契約を嫌い、貪…
束縛や契約を嫌い、貪欲に愉しみのみを求める現代人の恋愛を多彩に描き、蜜でもあり毒でるある性愛を、繰り返して倦まない男女の面白さと、大胆な情事の果ての傷心を華麗につづる、恋愛長編。
文庫OFF
初めて瀬戸内 寂聴さんの作品を読む。 内容は、官能小説か!っと突っ込みたくなるほどの描写。 男と女が不倫をしまくる。 男性側から描く不倫の考えと女性側からの考えの違いが面白い。 最後は因果応報なのか、各登場人物の終わり方が寂しい。 ただ途中でダレてしまった。
Posted by
その都度、主人公と言える人が変っていきますが、世の中が狭いのか 類は友を呼ぶのか、どこかしらに繋がりが。 自分は浮気しても、妻はしてないと思っている人…確かにいます。 自分にとって『妻』はまったく魅力的でなくなったから、といって 他者がそうとは限りません。 むしろ、それによって...
その都度、主人公と言える人が変っていきますが、世の中が狭いのか 類は友を呼ぶのか、どこかしらに繋がりが。 自分は浮気しても、妻はしてないと思っている人…確かにいます。 自分にとって『妻』はまったく魅力的でなくなったから、といって 他者がそうとは限りません。 むしろ、それによって安心しまくっている人もいるわけで…。 これだけ浮気の話が横行している中で、一体どう決着をつけるのか。 驚きというか、あっけないというか、溜まったつけがきましたよ、というか。 代償としては大きかったかも知れませんが 自分が蒔いた種がここまで育っただけです。 浮気をするなら、完全に人知れずどうぞ?w まぁするだけの気力も体力も根性もないですが。
Posted by
「晴美」から「寂聴」になる直前の作品である。 そのときの作者の年齢は51歳で、 今の自分と近いだけに余計に生々しく感じた。 こういった昼ドラ的ドロドロ感は(笑)、 好き嫌いが完全に分かれるだろうが、 この人の書く文章は面白いと思う。 よく考えられたストーリィだなとも思う。 長編で...
「晴美」から「寂聴」になる直前の作品である。 そのときの作者の年齢は51歳で、 今の自分と近いだけに余計に生々しく感じた。 こういった昼ドラ的ドロドロ感は(笑)、 好き嫌いが完全に分かれるだろうが、 この人の書く文章は面白いと思う。 よく考えられたストーリィだなとも思う。 長編でも飽きずに読める。 「蜜でもあり毒でもある性愛」について書かせたら、 この人の右に出る者はいないんじゃないだろうか。
Posted by
- 1