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蜜と毒 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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1987年初版とはい…

1987年初版とはいえ、今の感覚で読めます。瀬戸内作品の特徴ですが、結婚してもしなくても、幸福のカタチって…と切なくなります。長編小説ですが、いろいろと主人公が変わってくので、その立場立場で楽しめる、短編小説のようです。

文庫OFF

独身女性、主婦、社長…

独身女性、主婦、社長夫人、愛人と色々な女性の性愛が描かれています。性を描いても汚くならない美しい文章にため息です。

文庫OFF

束縛や契約を嫌い、貪…

束縛や契約を嫌い、貪欲に愉しみのみを求める現代人の恋愛を多彩に描き、蜜でもあり毒でるある性愛を、繰り返して倦まない男女の面白さと、大胆な情事の果ての傷心を華麗につづる、恋愛長編。

文庫OFF

2014/10/24

初めて瀬戸内 寂聴さんの作品を読む。 内容は、官能小説か!っと突っ込みたくなるほどの描写。 男と女が不倫をしまくる。 男性側から描く不倫の考えと女性側からの考えの違いが面白い。 最後は因果応報なのか、各登場人物の終わり方が寂しい。 ただ途中でダレてしまった。

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2013/02/18

その都度、主人公と言える人が変っていきますが、世の中が狭いのか 類は友を呼ぶのか、どこかしらに繋がりが。 自分は浮気しても、妻はしてないと思っている人…確かにいます。 自分にとって『妻』はまったく魅力的でなくなったから、といって 他者がそうとは限りません。 むしろ、それによって...

その都度、主人公と言える人が変っていきますが、世の中が狭いのか 類は友を呼ぶのか、どこかしらに繋がりが。 自分は浮気しても、妻はしてないと思っている人…確かにいます。 自分にとって『妻』はまったく魅力的でなくなったから、といって 他者がそうとは限りません。 むしろ、それによって安心しまくっている人もいるわけで…。 これだけ浮気の話が横行している中で、一体どう決着をつけるのか。 驚きというか、あっけないというか、溜まったつけがきましたよ、というか。 代償としては大きかったかも知れませんが 自分が蒔いた種がここまで育っただけです。 浮気をするなら、完全に人知れずどうぞ?w まぁするだけの気力も体力も根性もないですが。

Posted byブクログ

2009/10/04

「晴美」から「寂聴」になる直前の作品である。 そのときの作者の年齢は51歳で、 今の自分と近いだけに余計に生々しく感じた。 こういった昼ドラ的ドロドロ感は(笑)、 好き嫌いが完全に分かれるだろうが、 この人の書く文章は面白いと思う。 よく考えられたストーリィだなとも思う。 長編で...

「晴美」から「寂聴」になる直前の作品である。 そのときの作者の年齢は51歳で、 今の自分と近いだけに余計に生々しく感じた。 こういった昼ドラ的ドロドロ感は(笑)、 好き嫌いが完全に分かれるだろうが、 この人の書く文章は面白いと思う。 よく考えられたストーリィだなとも思う。 長編でも飽きずに読める。 「蜜でもあり毒でもある性愛」について書かせたら、 この人の右に出る者はいないんじゃないだろうか。

Posted byブクログ