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占星術殺人事件 の商品レビュー

4.1

399件のお客様レビュー

  1. 5つ

    144

  2. 4つ

    134

  3. 3つ

    79

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    2

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2019/11/28

物語より謎解きを楽しむいわゆる「本格派」というやつなのか、これはもう好き嫌いなのだと思うが、謎解き以外の部分、ストーリーやキャラクター、犯人の動機や犯行の意図などの部分が脇の方に追いやられ、それらも決して悪くないのにもったいない扱いを感じた。本格派が好きな人は、こういうバランスの...

物語より謎解きを楽しむいわゆる「本格派」というやつなのか、これはもう好き嫌いなのだと思うが、謎解き以外の部分、ストーリーやキャラクター、犯人の動機や犯行の意図などの部分が脇の方に追いやられ、それらも決して悪くないのにもったいない扱いを感じた。本格派が好きな人は、こういうバランスのほうがむしろ好みなのかも知れない。

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2019/08/11

読者への挑戦状で犯人だけは当てることができたが、トリックが分からず、御手洗によるトリックの種明かしには脱帽した。面白かった! 8/10読了。

Posted byブクログ

2019/06/14

最初の御手洗氏が電話帳と表現した部分のなんと読みにくいこと!思わず投げ出しそうになりました。でもそこをがんばって通過した後は、一気読み。初読みのはずですが、挑戦状の出てくるすぐ前あたりでトリックはわかったのでどこかで目にしてしまっていたのかもしれません。でも本当によくできていると...

最初の御手洗氏が電話帳と表現した部分のなんと読みにくいこと!思わず投げ出しそうになりました。でもそこをがんばって通過した後は、一気読み。初読みのはずですが、挑戦状の出てくるすぐ前あたりでトリックはわかったのでどこかで目にしてしまっていたのかもしれません。でも本当によくできていると思いましたし、また御手洗、石岡のキャラがとてもよかったので、読んでいてとても楽しかったです。これからゆっくりとシリーズを楽しんで行こうと思います。

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2019/06/14

半分くらいから流し読み。半分くらいになるまで事件の話がくどくど続いて遅々として進まない印象があって。最初の手記を読んでから、もしかして…という印象があり、そこは当たったんですが犯人はもちろんわかりませんでした。 登場人物にはみんなアリバイがあって犯行は不可能不可能って…いまのわた...

半分くらいから流し読み。半分くらいになるまで事件の話がくどくど続いて遅々として進まない印象があって。最初の手記を読んでから、もしかして…という印象があり、そこは当たったんですが犯人はもちろんわかりませんでした。 登場人物にはみんなアリバイがあって犯行は不可能不可能って…いまのわたしの気分には合いませんでした。前はこういうお話大好きだったんだけどなぁ…

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2019/06/08

いろんなサイトで紹介されてたので買ったみた小説 物語序盤がすごく読みにくく、そのせいで読むスピードが遅くなった。なんか興味がもてなかったのだと思う。 事件のトリックはすごいなと思った。 全く考えつかなかった。 最後まで読んでやっぱりなんか興味がもてない内容だった。 今の自...

いろんなサイトで紹介されてたので買ったみた小説 物語序盤がすごく読みにくく、そのせいで読むスピードが遅くなった。なんか興味がもてなかったのだと思う。 事件のトリックはすごいなと思った。 全く考えつかなかった。 最後まで読んでやっぱりなんか興味がもてない内容だった。 今の自分には読むのはまだ早い内容の小説でした。

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2019/04/03

推理小説だけど、この話はあの人の物悲しい生涯を綴った伝記だとも思う あの時代だからこそできたトリックも当時としては凄い大胆な発想だったんじゃないかしら?( ・ω・)

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2018/10/08

島田荘司と変人御手洗潔のデビュー作、この頃の御手洗は変人さがいい具合でとても好感が持てる、泥水のようなコーヒーを飲んでた頃だ、今読むと古くさいけど好き

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2018/10/08

昔、中島みゆきが ♪君が笑ってくれるなら 僕は悪にでもなる♪と歌ってましたが まさにソレ。 真の残酷さは 死体を切り刻むことでも、方々に遺棄することでもなく 愛と忠誠の果ての“正義”にあります。 トリックは、言われりゃ「あれ~なんかこういうの見たことある~!」っていう 割と古典...

昔、中島みゆきが ♪君が笑ってくれるなら 僕は悪にでもなる♪と歌ってましたが まさにソレ。 真の残酷さは 死体を切り刻むことでも、方々に遺棄することでもなく 愛と忠誠の果ての“正義”にあります。 トリックは、言われりゃ「あれ~なんかこういうの見たことある~!」っていう 割と古典的なもの…というか、 この作品自体がもう古典と言われそうなくらいの年月が経ってますので それも致し方ないことなのかな。 とりあえずチョコレート問題を思い出しました。 犯人がわかってから冒頭の手記をもう一度読み返すと 「あぁ、もう!!」 と思わず叫んでしまうくらい 堂々と手がかりが書いてあります。 そういうわけで 犯人に至るための様々な情報は いわゆる「無駄知識の山」ということになってしまうので その意味では、ほんのりペダンティック要素を含む作品と言えるのかもしれません。 もちろん、全部が無駄ではなく そこにトリックのヒントなどが隠されています。 作者に挑みたいという方は、ぜひ落ち着いて 1ページ目からじっくりとお読み頂くのをオススメしますm(__)m

Posted byブクログ

2018/06/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

H30.06.02 読了。 言葉遣いや雰囲気が若干ライトノベル臭さがあるのかなー、と思いきや、本格ミステリーで楽しめた。 『金田一少年の事件簿』でこの作品のトリックをパクっていたのが有名なので、先にトリックは知っていたのが残念。楽しみ・衝撃半減。 トリックを知らずに読むとお見事!となると思う。 最後の最後まで綺麗にまとまっている作品だし、場面転換が良く、飽きずに読めた。

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2017/11/21

現代ミステリーの人気投票では必ず上位に来る作品。私も『十角館の殺人』からのAmazonさん紹介で購入。 発刊当時、隆盛を極めていた社会派サスペンスに一石を投じる形でトリック重視のミステリーという新たな潮流を作った。こうした超名作ミステリーの宿命として漫画『金田一少年の事件簿』で...

現代ミステリーの人気投票では必ず上位に来る作品。私も『十角館の殺人』からのAmazonさん紹介で購入。 発刊当時、隆盛を極めていた社会派サスペンスに一石を投じる形でトリック重視のミステリーという新たな潮流を作った。こうした超名作ミステリーの宿命として漫画『金田一少年の事件簿』で「アゾート殺人事件」のトリックがオマージュ(まんま?)されていたので衝撃は少なく、むしろ世間の評判で期待値が上がってしまっていたため「これがトリック?」とやや物足りなさを感じてしまった。(本作品のせいではない) 本書は御手洗の(一瞬だけの)鋭い切れ味もさることながら、石岡の素っ頓狂な行動描写に多数を割いているところも面白い(御手洗が「それは関係ない」と言い放つ件は石岡と我々読者の努力を一蹴する小気味よさがある)。またプロローグとエピローグの構成が良く、最後はミステリー特有の哀愁で締めくくられる。 トリックが有名になり過ぎた弊害は否めないが、ミステリー作品として非常に面白かった。

Posted byブクログ