不思議の国のアリス の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
『アリス・オンパレード』第12弾。ちくま文庫版。訳は柳瀬尚紀。ジョイスやエリカ・ジョングなど多数の翻訳がある。ルイス・キャロルも当然守備範囲。本書の訳文からは、読者として子どもを想定してはいないようだ。漢語が幾分多い上に「遅れじと」など、文語がところどころに混じっていたりもする。それでいて、アリスの語りは「あたし」だったり、副詞は妙にくだけていたりと、全体としての統一感にも欠けるようだ。挿絵は佐藤泰紀だが、この人の絵はやはり色彩豊かな油絵でこそ発揮できそうなのに表紙以外はモノクロでひたすらに暗いアリスだ。
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ダブルミーニングな英語を日本語に訳させたら右に出る者のいない柳瀬尚紀氏の翻訳による『不思議の国のアリス』 アリスの翻訳本はほんの数冊しか読んでいないので、大げさになってしまうかもしれないが、私に取っては柳瀬訳が最良である。 とにかくルイス・キャロルのジョークを注釈なしで楽しめるの...
ダブルミーニングな英語を日本語に訳させたら右に出る者のいない柳瀬尚紀氏の翻訳による『不思議の国のアリス』 アリスの翻訳本はほんの数冊しか読んでいないので、大げさになってしまうかもしれないが、私に取っては柳瀬訳が最良である。 とにかくルイス・キャロルのジョークを注釈なしで楽しめるのが素晴らしい。 アリスの冒険譚は好きだが、ジョークでにやりとした事がない人というには柳瀬訳のこの本を是非読んでもらいたい。
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世界中の子どもと大人を魅了したキャロルの傑作『不思議の国のアリス』―兎に導かれてアリスがたどる不思議の国のファンタジー。この数多くの言葉遊びがちりばめられた透明感のある物語を、原作の香気そのままに日本語に移しかえた訳の誕生である。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 なんか昔読ん...
世界中の子どもと大人を魅了したキャロルの傑作『不思議の国のアリス』―兎に導かれてアリスがたどる不思議の国のファンタジー。この数多くの言葉遊びがちりばめられた透明感のある物語を、原作の香気そのままに日本語に移しかえた訳の誕生である。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 なんか昔読んだときより面白く感じたぞ 言葉遊びのとことか、頑張って訳してしてあるなぁ…とか上から目線で書いてますがww 原書で読めたらこんな雰囲気なのかなぁという感じが受け取れて楽しかったです。
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つい、この間英語版を読んでみたがあの本は完全版ではなかったので、残りの部分の話がどんな風になっているのか疑問に思い完訳版を読むことにした。日本語で読み直した感想としては、英語で読んだときにだいたい読み取れていたなと確認できたことがある。それ以外には、完訳版なのでもっと細かな話の...
つい、この間英語版を読んでみたがあの本は完全版ではなかったので、残りの部分の話がどんな風になっているのか疑問に思い完訳版を読むことにした。日本語で読み直した感想としては、英語で読んだときにだいたい読み取れていたなと確認できたことがある。それ以外には、完訳版なのでもっと細かな話の内容が分かったので面白かったと言うことがある。それで気付いたことにはこの話は全体の展開が面白いと言うよりは、部分部分の動物達の会話や行動が面白いんだと言うことだった。電車の中で読んでいて思わず吹き出しそうになった部分もあった。はちゃめちゃな話だなと言うのが、やっぱりこの物語の感想になるのだろう。
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今まで原作をしっかり読んだことがなかったので読んでみたんだけど、アリスってこんな話・・だったっけ???って感じでした。 言葉遊びはすごいけれど、文化が違う故なのか、よく分かんない部分がちょいちょい。 2009.2.21〜2.22。
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難しいですね、何度読んでも。 雰囲気は凄く好きなんですけれど、やはり不思議の国だからですかね…(ぇ でも挿絵とか好きですし、言い回しっていうのかな、好きですので4ツ星ですー。
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ストーリーは説明不要ですね。この本は邦訳が五つ星。 もともと、こどもに話し聞かせた即興話ですから言葉遊びの宝庫。英語の響きで遊んでいる言葉遊びをいかに日本語に盛り込むかに精魂込めた訳文は脱帽ものです。日本語もここまで言葉遊びができるのかという谷川俊太郎先生にも負けない良い見本。
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