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犯罪フルコース の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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ミステリー俊作集の記…

ミステリー俊作集の記念すべき一冊目である。

文庫OFF

2012/11/28

久々の日本語本完読です~。 英語本読んでて集中できなくなると、やっぱりその後は日本物がすらーーーっと読めるようになるね。 11編の短編から成ってるけど、内容の濃い長編を読んでるような気にさせる短編ばかりでした。 これもね、やっぱり本格推理小説だからだよね。 私が一番怖いと思った...

久々の日本語本完読です~。 英語本読んでて集中できなくなると、やっぱりその後は日本物がすらーーーっと読めるようになるね。 11編の短編から成ってるけど、内容の濃い長編を読んでるような気にさせる短編ばかりでした。 これもね、やっぱり本格推理小説だからだよね。 私が一番怖いと思ったのは渡辺淳一の『ガラスの結晶』 好きな人の子供が出来たのに堕胎してだんだん気が狂っていく女の話。 ぞーっとしたね。女の気が狂って行く様を本当に上手く書いてると思う。 結構おもしろかったな~と思ったのは『赤い蝶・青い猫』 これは、ある女が伝を頼って弁護士事務所を尋ねてくるんだけど、その女が後日死亡。 でもこの裏には意外なトリックがあって、まんまとやられてしまった~。と最後は驚いた。 それと『酒場の扉』 バーのホステスと常連客との色恋沙汰を書いたお話。 別に殺人事件じゃないんだけど、最後の結末にはあっと言わせてもらいました~。 11編もあったのに、どれも面白くて、つまらない短編がなかったの。 だから、結構分厚い本なのに一気に読めた。

Posted byブクログ

2012/02/10

かなり古い時代に選ばれたミステリー集で、知らない作家のものもたくさんあった。 また、ミステリというより、心理的に「怖い」話が多かった。 ミステリとしての面白さからいうと、いまいち。 だが、島田一男の「蝶の牙」と、黒岩重吾の「双頭の蛇」は面白かった! 読むほど先がしりたくなり、ミス...

かなり古い時代に選ばれたミステリー集で、知らない作家のものもたくさんあった。 また、ミステリというより、心理的に「怖い」話が多かった。 ミステリとしての面白さからいうと、いまいち。 だが、島田一男の「蝶の牙」と、黒岩重吾の「双頭の蛇」は面白かった! 読むほど先がしりたくなり、ミステリアスに足を踏み込んでいくような感覚だった。

Posted byブクログ