軍師の境遇 の商品レビュー
中編1つ、短編2つ
軍師の境遇、逃亡者、版元画譜 軍師の境遇は中編、逃亡者と版元画譜は短編。 軍師の境遇は原題「黒田如水」として「高校コース」に発表されたものと、後書きに記載有り。発表媒体に合わせてか内容は甘め。逃亡者は、細川忠興と稲富流砲術の稲富直家の話。版元画譜は副題が「耕書堂手代喜助の...
軍師の境遇、逃亡者、版元画譜 軍師の境遇は中編、逃亡者と版元画譜は短編。 軍師の境遇は原題「黒田如水」として「高校コース」に発表されたものと、後書きに記載有り。発表媒体に合わせてか内容は甘め。逃亡者は、細川忠興と稲富流砲術の稲富直家の話。版元画譜は副題が「耕書堂手代喜助の覚書」とあり、黄表紙・洒落本や浮世絵等を扱う版元手代の往時の回想といった感じ。
長束
主人公は黒田官兵衛だ…
主人公は黒田官兵衛だったかな?姫路城が舞台だったような。
文庫OFF
「軍師の境遇」はなか…
「軍師の境遇」はなかなかおもしろかったです。あと二つの話は微妙でした。
文庫OFF
イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387170992.html) (収録作品)軍師の境遇/逃亡者/板元画譜
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戦国時代が2編、江戸時代1編の短編集。 『軍師の境遇』は黒田官兵衛の話ながら、少々尻切れトンボか。 最後の『板元画譜』は浮世絵にまつわる人間模様を描いた作品。これが一番面白かった。歌麿や写楽などの絵師達の意地、絵師に仕事を依頼する板元の目論見などがもつれる様は清張らしい。題材にす...
戦国時代が2編、江戸時代1編の短編集。 『軍師の境遇』は黒田官兵衛の話ながら、少々尻切れトンボか。 最後の『板元画譜』は浮世絵にまつわる人間模様を描いた作品。これが一番面白かった。歌麿や写楽などの絵師達の意地、絵師に仕事を依頼する板元の目論見などがもつれる様は清張らしい。題材にする時代が古かろうが新しかろうが、それを読むのが昭和だろうが平成だろうが、人情の機微ってのは変わりゃしないんだなぁとつくづく感じさせられる。
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黒田官兵衛を描いた短編集。 大河ドラマの予習を兼ねて読んだが、少し物足りなかった。 蔦重と画工の様子を描いた版元画譜が意外に楽しめた。 画工の作品を眺めながらであればより面白く読めたと思う。
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戦国時代の軍師の重要性が黒田官兵衛を通して よくわかる。良き軍師がいなければ 信長も秀吉も天下をとれなかったであろう。他の短編はおもしろくない。
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黒田官兵衛主人公の小説。 読みやすい! 最後らへんがはしょりすぎてて残念。 如水になるとことか書いてほしかった…
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黒田官兵衛主役の表題、細川忠興の家臣で玉子が死んだ時殉ぜず逃げた稲富、あと江戸時代の短編の計3編の短編集。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「おれが死んだら、あとはだれが天下を取るか遠慮なくいってみよ」―侍臣たちの返事に首を振った秀吉が頭に想い浮かべるのは、片足が不自由で、風采の上がらぬ軍師官兵衛の姿だった。黒田官兵衛孝高、もと播州御着の城主小寺政職の家老で、秀吉の中国攻め以来、参謀として縦横の機略を振るい、その天下取りに絶大の功をたてたが…。余りに卓越した才ゆえに不運の境遇を味わう軍師の、皮肉な運命を描く表題作(原題「黒田如水」)のほか2編を収める。 削除
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