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新・東京23区物語 の商品レビュー

3.5

15件のお客様レビュー

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2010/09/07

・1/9 この人の本は初めて読む.さすが知的オタクを地で行く感じの内容だ.かなり詳しいし、笑える箇所もあった. ・1/10 読了.これも一気に近い読み方だった.なんとなく東京23区の配置や地理感覚が身に付いた.昔からのルーツやエピソードなんかが面白く、東京出身じゃないだけにもっと...

・1/9 この人の本は初めて読む.さすが知的オタクを地で行く感じの内容だ.かなり詳しいし、笑える箇所もあった. ・1/10 読了.これも一気に近い読み方だった.なんとなく東京23区の配置や地理感覚が身に付いた.昔からのルーツやエピソードなんかが面白く、東京出身じゃないだけにもっと東京のことが知りたくなった.これからはいろんなところに行こうと思う.

Posted byブクログ

2010/04/19

ブックオフ105円コーナーにて購入。23区の豆知識というか雑学についてタラタラ書いてある。イマイチだった。東京より江戸時代(幕末)の本だったら楽しいのになぁ。

Posted byブクログ

2009/10/04

東京生まれの東京育ち・そんな私が生まれながらにして持っている[プチ地区差別]をユーモアたっぷりに表現してくれています。

Posted byブクログ

2009/10/04

東京23区の豆知識みたいのがつらつら書かれている。面白い。特にあたしみたいな、上京した人に読んでほしいかな。

Posted byブクログ

2009/10/04

 ご存知「出没!アド街ック天国」の「街に詳しい」人を務めたこともある(現在看板をはる山田五郎は彼の友人である)人の主著である。東京ニュース通信社で編集長でもあった彼のフィールドワークは一貫して東京の景色である。    景色とは世間の隙間に広がるパノラマのことである。刻々と街その...

 ご存知「出没!アド街ック天国」の「街に詳しい」人を務めたこともある(現在看板をはる山田五郎は彼の友人である)人の主著である。東京ニュース通信社で編集長でもあった彼のフィールドワークは一貫して東京の景色である。    景色とは世間の隙間に広がるパノラマのことである。刻々と街そのものが様変わりするなかで、漸進の具合を大まかながら刻印する作業を、泉麻人はしてきた。彼の東京とは風俗が端的に表れている景色の集積であって、それを時代に透かしながら、スカシた語り口で描かれる。前作『東京23区物語』が圧倒的に面白かったのは、彼のせいではなく、東京のせいである。東京が次第に面白くなくなっていることは否めない。なぜなら東京が風俗というものを定着させることを拒む傾向があるからだ。  泉麻人が試みた23区の色分けは、次第に境界をなくし、それぞれがにじり寄って滲んでしまう。近い未来、23区イメージ編成も魅力を失うのだろう。世田谷区と目黒区と品川区と大田区が一緒くたになってしまう日も遠くはないのかも知れない。僕はこれほどつまらぬことはないと憂いているが、資本主義の世界の風景というのは過去を省みない進歩に身を任せるところがあって、希望的だが視野なき視野で都市を眺めているのかもしれない。企業理念だのお国や都政の政策だの、折り合いをつけながら勝手にやり散らかすのが東京の精神なんだと思っているが、一昔前もそうであったはずであり、かみ合わなさに街の味わいが滲む時代は終わったのである。  かみ合ってしまう時代の到来?!誰が納得しているか知らぬが、誰彼が納得しているからよい時代なのか。泉麻人が「Iラブ東京」計画に関わっていることはどう影響するのかしないのか、ただただ見届けるばかりである。

Posted byブクログ