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鉄道員 の商品レビュー

4.1

315件のお客様レビュー

  1. 5つ

    114

  2. 4つ

    113

  3. 3つ

    55

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  5. 1つ

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2012/10/25

とても短編集とは思えないくらい、ひとつひとつの作品が長編小説のように感じたのは、なぜだろう。やはり、ポッポヤが好きだが、原作が短編小説であることを知らなかった。どことなく、北野映画のような雰囲気を感じた。「うらびんえ」「オリヲン座からの招待状」も好きだ。「ろくでなしサンタ」が作家...

とても短編集とは思えないくらい、ひとつひとつの作品が長編小説のように感じたのは、なぜだろう。やはり、ポッポヤが好きだが、原作が短編小説であることを知らなかった。どことなく、北野映画のような雰囲気を感じた。「うらびんえ」「オリヲン座からの招待状」も好きだ。「ろくでなしサンタ」が作家自身を描いた作品であるという事実には驚いた。浅田次郎作品、初めて読んだが、良かった。

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2012/09/09

会社の同期から浅田次郎を薦められて、最初は短編がおススメということで読みました。 個人的には「ラブ・レター」と「オリヲン座からの招待状」のタイトルがお気に入りです。どのお話も、心がほっこりするようなものばかりでした。

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2012/05/14

8つの心が揺さぶられる物語 「鉄道員」は何度読んでも泣けてしまう。「角筈にて」は浅田次郎の実体験、父に対する想いが詰まった内容だと感じる。その他、「うらぼんえ」や「ろくでなしのサンタ」などこの本は疲れた時に何故か読み返してしまう魅力がある。

Posted byブクログ

2012/04/14

作者あとがきより 「あなたに起こる やさしい奇蹟」 が、当著のキャッチコピーだったらしい。 成程、上手い。 しかし、その”やさしい奇蹟”から抱いた思いは、何故だろう、ただ空しいだけであった。 人って誰だって老いたり挫折したり辛かったりして心が弱ってしまった時、やさしさを求める...

作者あとがきより 「あなたに起こる やさしい奇蹟」 が、当著のキャッチコピーだったらしい。 成程、上手い。 しかし、その”やさしい奇蹟”から抱いた思いは、何故だろう、ただ空しいだけであった。 人って誰だって老いたり挫折したり辛かったりして心が弱ってしまった時、やさしさを求めるんだよなぁ。疲れ果てた心に訪れる奇蹟は、とっても温かくて、いや泣けるぐらい温かいんだろう。 でも、そういった奇蹟にすがってはいけないんだとも強く思う。 だからこそ、空しい思いが込み上げてきたのかな。 表題作「鉄道屋」よりも「オリヲン座からの招待状」の方が、当事者の心のうねりが劇的でグッときた。

Posted byブクログ

2012/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幽霊を見る人、奇跡を起こす人、ここに出てくる人たちはみんないい人たちなんだなぁ。この汲々とした世の中でそんな人は居ないし会ったこともない。当然おれも違う。多分損ばかりして生きてきたからこんな奇跡みたいなことにであうのだろうなぁ。あやかりたい。

Posted byブクログ

2012/02/27

8篇からなる掌篇。浅田次郎が蒼穹の昴完成後に手がけた掌篇。 まず鉄道員は北海道の廃止が決定している路線の終着駅の駅長さんの物語で実に誠実、不器用な仕事一筋の昔風の男が上手く表現されている。娘も妻も看取ることが出来なかったが吹雪の中脳溢血で倒れ死に至る夢の中で娘が姿を変え(幼児、小...

8篇からなる掌篇。浅田次郎が蒼穹の昴完成後に手がけた掌篇。 まず鉄道員は北海道の廃止が決定している路線の終着駅の駅長さんの物語で実に誠実、不器用な仕事一筋の昔風の男が上手く表現されている。娘も妻も看取ることが出来なかったが吹雪の中脳溢血で倒れ死に至る夢の中で娘が姿を変え(幼児、小学生、女子高生)会いに来る。ラブレターは会ったこともない中国人女性と偽装結婚するが裏ビデオで拘留され釈放後にその彼女から生前書いた手紙が届く。角筈はエリートサラリーマンが堕ちて行く中、角筈の昔ながらの飲み屋に部下と行く。その下町で自分を捨てた死んだはずの父と出会う。

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2012/02/26

実は映画化されたぽっぽやだけじゃなくていろんな話が入ってる短編集。 感動系が多い。 一番よかったのはおじいちゃんが帰ってくる話でしょうか。 短編集だし読んですっきりするので気軽に読めます。 はじめて浅田次郎を読む人にとっつきやすくていいんじゃないかな? おもしろいよー

Posted byブクログ

2012/01/19

方言に濁点がなくて違和感 仕事にかまけて!って言われても仕方ないけど、男の人としてはかっこいい気もしなくもない

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2011/11/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

泣くと聞いて期待したが泣けなかった。でも、感動はした。個人的には「ラブ・レター」と「鉄道員(ぽっぽや)」がお気に入り。「ラブ・レター」最後の文で感動が押し寄せてきた。「鉄道員(ぽっぽや)」は少女の正体はすぐにわかったけれど、それでも感動できた。乙松さんのセリフが好きだった。浅田次郎の作品は「椿山課長の7日間」に続いて2作目だが、「鉄道屋(ぽっぽや)」のほうがずっとよかった。

Posted byブクログ

2011/11/18

収録作品 ●鉄道員 ●ラブ・レター ●悪魔 ●角筈にて ●伽羅 ●うらぼんえ ●ろくでなしのサンタ ●オリオン座からの招待状 よく、「泣ける作品」に名があがる鉄道員。 自分にはあんまりでした。 一番良かったのは、うらぼんえかなぁ~ もっと、自分が大人として深みがある年齢になれ...

収録作品 ●鉄道員 ●ラブ・レター ●悪魔 ●角筈にて ●伽羅 ●うらぼんえ ●ろくでなしのサンタ ●オリオン座からの招待状 よく、「泣ける作品」に名があがる鉄道員。 自分にはあんまりでした。 一番良かったのは、うらぼんえかなぁ~ もっと、自分が大人として深みがある年齢になれば、 また感じるものも違うかもしれない。

Posted byブクログ