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Efficient C++パフォーマンスプログラミングテクニック の商品レビュー

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2024/08/01

割と最近にOptimized C++という良い本が出ているので、それほど重要性は高くないかなと思っていたのは間違いだった。あまり競合していないし、すごく良かった。 当時はCに比べて遅いと悪い評判が立っていたらしい。現在はそういうふうに言われるのはあまり聞かない。最近はCとC++が...

割と最近にOptimized C++という良い本が出ているので、それほど重要性は高くないかなと思っていたのは間違いだった。あまり競合していないし、すごく良かった。 当時はCに比べて遅いと悪い評判が立っていたらしい。現在はそういうふうに言われるのはあまり聞かない。最近はCとC++が同じくらい一番早くて、続いてRustのような、(あまり根拠のない適当な)評価を見ることが多い。ともかく、当時のC++のパフォーマンスに関する間違った評価を正そうとするのが動機だったようだ。C++コンパイラはC++のコードをコンパイルすると暗黙に追加の命令を多く生成する。これがCに比べて遅いと言われる主な原因となっていたようだ。実際どんなコードを生成するのか、命令数を数えて、これが正確な指標になるわけではなく大まかな指標であるの分かった上で、パフォーマンスを測定したりする。もっと発展的な話題もたくさんある。パフォーマンスに関する関心を大いに高めてくれる。マルチプロセッサ、マルチスレッドの取り扱いも多い。これは現代に合わせてアップデート版がほしいと思ったところでもあった。

Posted byブクログ

2012/01/20

実効速度やコストなどの実践的な話題を取り扱った1冊。 パフォーマンス追求に関する記述がロマンにあふれていて、男心をくすぐる。

Posted byブクログ

2011/04/14

C++プログラムのパフォーマンスを改善するための技法を解説しています。 ほとんどの内容は、ある程度経験を積んだC++プログラマであれば、経験的に知っているのではないかと思います。 ただ、実測を交えて解説してくれているので、推測の域を出なかったことに裏付けを与えてくれます。

Posted byブクログ