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象工場のハッピーエンド の商品レビュー

3.7

44件のお客様レビュー

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2011/06/25

村上春樹・文×安西水丸・絵のコラボがとってもいい。どちらがメインというわけではなく、どちらも影響し、引き立て合っている。 気に入ったのは、春樹さんが引用した「時には人生はカップ一杯のコーヒーがもたらす暖かさの問題」という言葉。私もこういう場面に幾度となく出会ってきました。 ...

村上春樹・文×安西水丸・絵のコラボがとってもいい。どちらがメインというわけではなく、どちらも影響し、引き立て合っている。 気に入ったのは、春樹さんが引用した「時には人生はカップ一杯のコーヒーがもたらす暖かさの問題」という言葉。私もこういう場面に幾度となく出会ってきました。 また、引用で「人間というものはね、背骨のひとつひとつでものを考え、字を書くんだよ」という言葉。右半身が麻痺状態に陥って、私はこの言葉を悔しさや悲しみと共に深く噛みしめています。

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2010/12/28

正直春樹さんの文章より水丸さんの絵のほうが好き。 カラー的にきれいで新鮮な絵がいっぱい入っていてうれしい。 開いて立てて飾っています。

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2010/02/28

やっぱり村上春樹氏の作品が好きです。 ーーー 春がくるとジョン•アプダイクを思い出す。 ジョン•アプダイクを読むと1968年の春を思い出す。 我々の頭の中には幾つかそのような連鎖が存在する。 ほんのちょっとしたことなのだけど、 我々の人生や世界観はそのような 「ほんのちょっとし...

やっぱり村上春樹氏の作品が好きです。 ーーー 春がくるとジョン•アプダイクを思い出す。 ジョン•アプダイクを読むと1968年の春を思い出す。 我々の頭の中には幾つかそのような連鎖が存在する。 ほんのちょっとしたことなのだけど、 我々の人生や世界観はそのような 「ほんのちょっとしたこと」で支えられているんじゃないか、という気がする。 ーーー

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2010/08/15

○単行本:1983年12月 ○文庫本:1986年12月 ○分類:「素敵な絵と文書」の本 ○私の偏見的感想  ・安西さん、村上さんの名コンビが世に放った記念すべき第一作。  ・あと書きによれば、画集を出すのがいやと言う画家と、エッセイ(随筆)を出すのが恥ずかしくていやと言う作家が、...

○単行本:1983年12月 ○文庫本:1986年12月 ○分類:「素敵な絵と文書」の本 ○私の偏見的感想  ・安西さん、村上さんの名コンビが世に放った記念すべき第一作。  ・あと書きによれば、画集を出すのがいやと言う画家と、エッセイ(随筆)を出すのが恥ずかしくていやと言う作家が、誰かと一緒だったら、相乗りだったらと思って出来上がった、引っ込み思案なお二人だからこその作品。  ・安西さんのイラストは、雑な様で実は緻密で、相変わらず良い味出てますよね。(うふふ)  ・村上さんの文書はエッセイと言うより、小品集という感じでまとまっています。(ご本人は否定するでしょうが、個人的には非常に朗読向きな文書なので、敢えて詩集と呼びたい所です) ○おまけ  実は今回の文庫本、古本屋で手に入れたのですが、なんと安西さんの自筆サイン入りでした。

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2010/05/14

村上春樹作品(文章や表現)をこよなく愛する人にはうってつけの本。 癒される。安西水丸さんの挿絵も絶妙なタッチで描かれている。村上春樹ワールドと安西水丸氏の挿絵が絶妙に絡み合って美味しいパスタに♪何度読み返しても癒されます。

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2009/10/04

絵も、文章も好き。 くせになる味がある。 ちょちょいのちょい ってくらい手ごろに読めるいい作品。

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2010/10/14

「時々、どんな人がスニーカーを発明したんだろうな、と考える。いろいろと考えた末に前述したような嘘を思いついた。ぜんぶ嘘です。ごめんなさい。」 再読!ホントは、単行本で読んだのだけど、過去に読んでいたことが判明・・・ 途中から、あら、これはどこかで読んだことあるような〜〜と思った...

「時々、どんな人がスニーカーを発明したんだろうな、と考える。いろいろと考えた末に前述したような嘘を思いついた。ぜんぶ嘘です。ごめんなさい。」 再読!ホントは、単行本で読んだのだけど、過去に読んでいたことが判明・・・ 途中から、あら、これはどこかで読んだことあるような〜〜と思ったけれど、そうでした。 やっぱり双子や羊男が出てきてくれるので、ニヤリとしてしまう。 そして、不思議な世界に一瞬片足を突っ込んだ気になれるのもまた酔狂なのでござる。 【4/21読了・初読・市立図書館】

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2009/10/04

13の短編小説。 つかめなくて、淡々としていて よくわからない感じが魅力なんだと思う。 画も、基本的に謎なものが多い。 つかめない「何か」をもっと知りたいと思う。

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2009/10/04

大人の社会科工場見学集・村上朝日堂編です。ここに出てくるカツラ工場のエピソードが「ねじまき鳥クロニクル」に繋がってくるのですね。

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2009/10/04

内容(「BOOK」データベースより) 春が来るとジョン・アプダイクを思い出す。ジョン・アプダイクを読むと1968年の春を思い出す。ほんのちょっとしたことなのだけど、我々の人生や世界観はそのような「ほんのちょっとしたこと」で支えられているんじゃないか、という気がする…。都会的なセン...

内容(「BOOK」データベースより) 春が来るとジョン・アプダイクを思い出す。ジョン・アプダイクを読むと1968年の春を思い出す。ほんのちょっとしたことなのだけど、我々の人生や世界観はそのような「ほんのちょっとしたこと」で支えられているんじゃないか、という気がする…。都会的なセンチメンタリズムに充ちた13の短編と、カラフルなイラストが奏でる素敵なハーモニー。語り下ろし対談も収録した新編集版。

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