象工場のハッピーエンド の商品レビュー
『象工場のハッピーエンド』 村上春樹さん 題名にひかれて借りてきた本。 絵もかわいい13の短編。 象工場のハッピーエンド スパゲッティ工場の秘密 双子町の双子祭り おもしろいー。 何度も読みたくなる! 羊男もでてきた
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大好きです!!!!! 何年振りかで手に取って、ぱらりとめっくた瞬間に、とてつもなく懐かしくなった。 わたしの読書体験黎明期(とか大げさに言ってみる)の一冊。 自分の趣味嗜好が、ここから派生している気がする。 どうしてブクログに登録していなかったんだろう。 「時には人生はカ...
大好きです!!!!! 何年振りかで手に取って、ぱらりとめっくた瞬間に、とてつもなく懐かしくなった。 わたしの読書体験黎明期(とか大げさに言ってみる)の一冊。 自分の趣味嗜好が、ここから派生している気がする。 どうしてブクログに登録していなかったんだろう。 「時には人生はカップ一杯のコーヒーがもたらす暖かさの問題」(p.39) リチャード・ブローティガン「芝生の復讐」からの引用らしい。読んでみようかな。 この作品、昭和58年に刊行されたものの文庫ということを、今回知って、わたしの生まれる前かと思うと、ほんとうにほんとうに、すごいと思った。 エッセイも長編も好きだけど、村上さんの文章を気楽に何度も味わえる短編が、一番好きだと確信した。
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2015.10 整理のため再読、評価変更(☆3→☆2) 13の短編というか切れ端というか。。水丸さんの絵に少し文章がついているもしくは少しの文章に水丸さんの絵がついているといった一冊。
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少し前に安西さんがお亡くなりになったことを聞きました。村上さんの短いお話と安西さんのイラストの切っても切れないセットのような作品ですから、これは手元に置いておかないとと思い、あらためて買い求めました。 パラパラと捲っただけでも気分が良くなる本ですね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
春が来るとジョン・アプダイクを思い出す。ジョン・アプダイクを読むと1968年の春を思い出す。ほんのちょっとしたことなのだけど、我々の人生や世界観はそのような「ほんのちょっとしたこと」で支えられているんじゃないか、という気がする…。都会的なセンチメンタリズムに充ちた13の短編と、カラフルなイラストが奏でる素敵なハーモニー。語り下ろし対談も収録した新編集版。 文書はきわめて少ない。 ふわってした文章にも村上ワールドがある。
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・ほんのちょっとしたことなのだけど、我々の人生や世界観はそのような「ほんのちょっとしたこと」で支えられているんじゃないか、という気がする。 ・何というか、言葉じゃ言えない雰囲気だ。何もかもを一度に眺めるのは無理だが、何もかもを一度に感じることは出来る。 「マイ・スニーカー・スト...
・ほんのちょっとしたことなのだけど、我々の人生や世界観はそのような「ほんのちょっとしたこと」で支えられているんじゃないか、という気がする。 ・何というか、言葉じゃ言えない雰囲気だ。何もかもを一度に眺めるのは無理だが、何もかもを一度に感じることは出来る。 「マイ・スニーカー・ストーリー」を読んで村上春樹が一気に可愛く思えた。笑ったしキュンとくる。 「鏡の中の夕焼け」も好き。美しいけどファンタジー。 安西水丸さんの絵がまた可愛いの! シンプルだけど特徴を捉えていて、色も綺麗。白黒でもかっこいい。買ってよかった。
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こういうライトなテーストの本当に短い短編を書いて、今世に出すとしたら、けっこうな挑戦になるような気がします。ライトすぎて、ただの突き抜けた嘘みたいなものが並んでますからね。安西氏の絵のほうが文章のページよりも多いです。絵には80年代らしいポップさを感じて素敵でした。
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村上春樹というと、私には難しいイメージがあって、これを読んでもやっぱり難しい箇所はあった。でも、読んでいてそのときの情景が鮮明に思い浮かんでくるように小説と同様にエッセイでも書いてある、やっぱり村上春樹は凄いなあ~と思った。
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村上春樹さんはホントのように嘘のお話を書くのが上手い方だなぁ、ということをしみじみ感じ入りました。マイ・スニーカーストーリーなどは「えええ!?嘘でしょ?でもホントかな?」と突っこみながら読んでいたらやはり嘘だったので大笑い。ユーモアの中に知的センスと哲学がさりげなく含まれていて、...
村上春樹さんはホントのように嘘のお話を書くのが上手い方だなぁ、ということをしみじみ感じ入りました。マイ・スニーカーストーリーなどは「えええ!?嘘でしょ?でもホントかな?」と突っこみながら読んでいたらやはり嘘だったので大笑い。ユーモアの中に知的センスと哲学がさりげなく含まれていて、誰かがそう簡単に真似できるような類のものではないとおもいます。安西水丸さんのイラストにも同じことが言えますね。真似できそうで出来ない、親近感をもたせながらどこかきわめている。そんな感じ。忘れかけていた遠い日の夢を呼び覚ましてくれる、大人のポエム、大人のメルヘン集ともいえる本だと思いました。
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図書館で。 小説とイラスト集の中間なのか。なるほど。でもどっちにしても物足りない感がするような… 上京の時かっこつけて荷物を全部送ってしまい、何もない部屋で持参した本を読まざる負えなかった状況ってのは笑ってしまいました。まあそういう時って読書ははかどりますよね。強がりでもよい経...
図書館で。 小説とイラスト集の中間なのか。なるほど。でもどっちにしても物足りない感がするような… 上京の時かっこつけて荷物を全部送ってしまい、何もない部屋で持参した本を読まざる負えなかった状況ってのは笑ってしまいました。まあそういう時って読書ははかどりますよね。強がりでもよい経験だった、と言えるようになれば良いのかな。まあエッセイの題材になったのだからこの方にしてみたらよい経験ですね、きっと。
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