いつか雨が降るように の商品レビュー
安心して読める?バッドエンド短編集。暗い話が多いんだけどそれが心地よく感じられる。表題の、記憶喪失の少年を拾う話とか、同時収録の姉の駆け落ち相手に復讐しようとする話とか、暗いのにどんでん返しで返しても暗いっていう…すげーな
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- ネタバレ
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お、重い。 でも、たまらん。 本当、読ませる作家さんですね。 短編集ですが、物足りなさが全くないという。 少しの後味の悪さが、普段ならば苦手なのですが、癖になりそうな感じです。 表題作と双子の話が好きですが、兄弟のやり切れない話(正直、弟とくっついてくれた方が良かった。この子、絶対苦労する)とリーマン物も捨てがたい。 リーマン物、もしかして一番重くて残酷かもしれないですね。 分かりやすく、この眼鏡リーマンと双子が好きです。 美人受けと地味眼鏡受けが好きなので(てへ) そして、今更気付いたのですが、昔好きで読んでた漫画の作者さんだ(がくぶる)そうか、アナグラム。
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真木匡一が雨の日に拾った少年は、すべての記憶を失くしていた。匡一は成り行きからその少年を「シロ」と名づけ、一緒に暮らし始める。シロと過ごす穏やかな日々の中で、孤独に荒んだ匡一は少しずつ人間らしい優しさを取り戻していくが、その幸せな日々が壊される瞬間が近づいていた…。先が読めないス...
真木匡一が雨の日に拾った少年は、すべての記憶を失くしていた。匡一は成り行きからその少年を「シロ」と名づけ、一緒に暮らし始める。シロと過ごす穏やかな日々の中で、孤独に荒んだ匡一は少しずつ人間らしい優しさを取り戻していくが、その幸せな日々が壊される瞬間が近づいていた…。先が読めないストーリー、思いがけない結末…衝撃の表題作他、5編を収録した待望の作品集!!嬉しい描き下ろし付き!!
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BLもの、バッドエンドでほの暗い話ばかりの短編集。それぞれは短いのに読みごたえがあって、過不足ない感じ。バッドエンドなのに胸苦しくならない。
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「いつか~」の最後に「夏時間」の最初の作品のその後が載っています。 「いつか~」はサスペンス調のどんでん返しがあります。 「夏時間」は、くたびれたおっさんが、母の思い出を抱えた少年をつまみ食いしちゃいます。
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薄暗くて重たい話を書かせたら天下一品な人だと思う。 でも単純にバッドエンドなイヤな読後感にならないのもすごい。 作者の好みの馬面不運攻が意外とツボにはまってくる不思議。
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前作「夏時間」を読んで、そういう陰気臭さを期待して買いました。 ので、大当たりでした!萌とか超越した何かがある!
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全体的にバットエンドが多い一冊。 表題の、底辺っぽい攻が一番好きです。外見がツボ。わんこな受がこの後思い出したらどういう結末なんだろう。 ひとつのふとん、がほんわかしていて可愛い。
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噂に名高い、ダーク&マイナー調を 集めた短編集。 ハッピーエンド好きなんだけど 国枝さんの、暗〜い系のお話は どれもストーリーラインがしっかりしてて ため息の中にも、後々まで残る “いやじゃない”暗さだったりする。 上手いなあ、とやっぱり感じる1冊。
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全体的に暗いなぁ…。嫌いではないけれど(むしろ暗いのが好き)、もうちょっと救いがあっても…とか思ったり。この人の他の作品も読んでみたい。
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