大葬儀 の商品レビュー
オチまで完璧。これぞ駕籠真太郎。まったく飽きないですねぇ、最高です。表題作「大葬儀」を含む短編集ですね。駕籠先生お得意の、色々な性癖の人がどんどん出てくる、性癖の大渋滞みたいな話が多くてとても満足です。みんな生き生きと性を謳歌してる感じがまたいいんですよねぇ。「陰惨」な感じのエロ...
オチまで完璧。これぞ駕籠真太郎。まったく飽きないですねぇ、最高です。表題作「大葬儀」を含む短編集ですね。駕籠先生お得意の、色々な性癖の人がどんどん出てくる、性癖の大渋滞みたいな話が多くてとても満足です。みんな生き生きと性を謳歌してる感じがまたいいんですよねぇ。「陰惨」な感じのエログロではなくて、あくまで快活としたエログロの中での表現に惹かれるんですわ。(だから「DISC」は雰囲気ちょっと違ってて新鮮でした) 「大試練」でアリス倶楽部の朗読するのには笑いました。そういう細かいとこ、好きです。 私は後半の話の方が刺さる話が多かったですね。「遠目塚先生の優雅な愉しみ」「西川ちえりの愉快な仲間」「DISC」なんかは刺さる刺さる…
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以前は期待しすぎたせいで「超電脳パラタクシス」を楽しめなかったが、本作は十分に楽しめた。 いわばアイデア一発の出落ちを、ひねったりねじったり折り曲げたりして楽しむ、という作り。 徹底的な思考実験というか。 淡々としたコマ割がその作風にぴったり。 山本直樹の親戚として読んでもよさそ...
以前は期待しすぎたせいで「超電脳パラタクシス」を楽しめなかったが、本作は十分に楽しめた。 いわばアイデア一発の出落ちを、ひねったりねじったり折り曲げたりして楽しむ、という作り。 徹底的な思考実験というか。 淡々としたコマ割がその作風にぴったり。 山本直樹の親戚として読んでもよさそう。
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ほとんど性的な短編。 棒は穴の中に入って気持ちいい。 それがどんな穴でも。 右手の骨の抜いた手の穴でも。 この駕籠さん作品は個人的に1,2位を争う名作。 エロとグロは表裏一体。 エロスとタナトス。 リビドーとデストルドー。 人間はセックスするか死ぬかしかないのだ...
ほとんど性的な短編。 棒は穴の中に入って気持ちいい。 それがどんな穴でも。 右手の骨の抜いた手の穴でも。 この駕籠さん作品は個人的に1,2位を争う名作。 エロとグロは表裏一体。 エロスとタナトス。 リビドーとデストルドー。 人間はセックスするか死ぬかしかないのだから……。
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カゴシン漫画は、ダルマとかウンコとか病気とかでグロいんだけど、なーんか暗く重たい気分にはならないのです。手足がモゲようと人が死のうと、何が起ころうと淡々としていて、『別にたいした事じゃ無いー』って思って読めて軽くて良い。カゴシン大好き!!
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駕籠 真太郎はこれから長く向き合っていこうと思う、彼は深い。 私は、彼の世界観をどれだけ知る事ができるかわからない。しかし、彼の非凡さは顕著に現れている。まずは大葬儀を読んでみてはいかがだろう? 世の中がもっと広く、また残酷に見えるに違いない。
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