赤い文化住宅の初子 の商品レビュー
松田洋子さんの作品『赤い文化住宅の初子(2003)』を読了。 タイトル作の”赤い文化住宅の初子”が切なすぎる… 儚く・泣ける・・・
Posted by
「赤い文化住宅の初子」 なかなかに救いがない。 彼氏はいるが、きっといずれは。 「PAINT IT BLUE」 プレス機で指を潰してしまった場面が見ていて辛い。 以前身近にいたので。
Posted by
中卒で働かなくてはならない幸薄い少女ハツコの話と経営が厳しい零細工場の小せがれジツの話。 リアルに不幸すぎて...かなりイタイ笑いがこみ上げます。 後ろ向きな話ではありません。 それでも生きていくというしたたかな強さを感じるからでしょうか。
Posted by
言い方は悪いんだけど、表紙からして可愛くない……と思ってたのに、本編を読んで初子が可愛くて死ぬかと思った。 この人の書く表情はものすごい情感豊かだなぁ。驚いた。
Posted by
久々に松田作品読んだけど… 日本の底描かせたら天才だすね。 くらーくなります。ふふ。
Posted by
「みんなして何を良いよるんかさっぱりわからん」 自分の心の状態を映す鏡のようなおはなし。 きっと心が健康な人はここに一筋の光を見出し 甘酸っぱい青春ものとして読むのだろうし、 絶望に打ちひしがれている人は希望なんてどこにもないんだ、 と悲観しながら読むのだろう。 わたしは、ク...
「みんなして何を良いよるんかさっぱりわからん」 自分の心の状態を映す鏡のようなおはなし。 きっと心が健康な人はここに一筋の光を見出し 甘酸っぱい青春ものとして読むのだろうし、 絶望に打ちひしがれている人は希望なんてどこにもないんだ、 と悲観しながら読むのだろう。 わたしは、クッキーが喉につかえてうまく飲み込めないような、 そんなもやもやを抱えながら読んだ。
Posted by
なんとも言えない話の展開。セリフは全編広島弁。どこにでもいつの時代でもありそうな平凡な話を独特の演出で異様なまでにリアルに描いた作品。
Posted by
何でこの人の描く作品の登場人物はダメ人間なのに憎みきれないんだろう切ない辛口ギャグだけじゃない松田洋子氏の引き出しの多さに感動
Posted by
初子の話、信じられないほど貧乏ですが、まったくリアルです。結婚はまだまだ見所のある制度だと思える話。 もうひとつの話はよくわかりません。だじゃれが気になって頭にはいりませんでした。これ書いた人ってどんな人なのか1冊読んでもわからなくて気になってしょうがありません。
Posted by
- 1