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ピングー・コミック(vol.1) の商品レビュー

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2016/03/09

このシリーズ、もう20年前くらいに買ったのですが、買ったことすらすっかり忘れてて、娘のいたずらで日の目をみたのを思い出すなあ。ブクログに登録できたことが驚き。 確か娘が2歳ごろだったかな。この本が発見されてからは、寝る前にこれを読んでとせがまれることが日常になったっけ。 ちなみ...

このシリーズ、もう20年前くらいに買ったのですが、買ったことすらすっかり忘れてて、娘のいたずらで日の目をみたのを思い出すなあ。ブクログに登録できたことが驚き。 確か娘が2歳ごろだったかな。この本が発見されてからは、寝る前にこれを読んでとせがまれることが日常になったっけ。 ちなみにこのシリーズ、ひとつのテーマにつき1~2ページのコマ割り漫画になっているのですが、ピングーをはじめとする登場キャラクターのセリフや、状況説明の言葉がほとんどないんです。これを読み聞かせする親は、結構ベタなオチの最終コマに向けて、親のアドリブでキャラクターにセリフや擬音語(オノマトペなど)をあてることになるんです。だから読む大人によって同じコマでも言うことが違ってくるから、娘から「なんで?」と質問の嵐!同一人物でも、時間のあるなしや感情によってセリフや擬音語も変わるから、さらに質問の嵐が待ち受けるわけで…。 娘も成長して知恵がついてくると、この本を見た私の表情が明らかにほかの絵本と違うと気づいたのか、私がバタバタしているときにあえて持ってくるという、もはやネタのような扱いにまでなっていました。 いい意味では、親子のコミュニケーションを促す良作、そうでない意味ではとっても時間泥棒なシリーズなのでした。

Posted byブクログ