南瓜とマヨネーズ(新装版) の商品レビュー
大学生の頃とかに読んでたらハマってたんだろうな、気怠げな世界観や恋愛が中心の生活の描写にそこまで入れ込めなくなったのは、私が歳を重ねたせいもあるのだと思った。
Posted by
平鍋さんのレビュー読んで、思わず注文してしまった一冊。 構図としてはシンプルなんだけど、なかなか深いシナリオですね。こういうの好きです。 タイトルが、余韻を誘いますね。
Posted by
ダメ男にハマるダメ女の気だるい日常。読んでいて鼻で笑いたくなるような。でも、こういうのが読みたかった!
Posted by
自分が既婚だからなのかもしれないけど、終始登場人物たちに感情移入できず… (とくにハギオに対しては 何だこいつ としか思えなかった) 可奈子ちゃん、いい子だね。
Posted by
主人公の行き場のない思いとか共感できる。終わりを自分できちんと決められる男性は強い。ハギオみたいなダメ男に惹かれてしまう気持ちもわかる。主人公は被害者にならないで誰も恨まない所がすごいなと思った。私とは違う。
Posted by
魚喃キリコの作品は、どれも日常(せいかつ)の一部で、すべてで、 むかし何気なく手に取った『キャンディーの色は赤。』『痛々しいラヴ』以来その毒にあてられてしまった。 なんだかたまらなかった。 彼女の作品に流れるありふれたことばに嘘は、なく。 白々しい科白も、甘ったるい空気も。 ...
魚喃キリコの作品は、どれも日常(せいかつ)の一部で、すべてで、 むかし何気なく手に取った『キャンディーの色は赤。』『痛々しいラヴ』以来その毒にあてられてしまった。 なんだかたまらなかった。 彼女の作品に流れるありふれたことばに嘘は、なく。 白々しい科白も、甘ったるい空気も。 ただただ“そこに在るべき現実”ばかりがあって。 切り取られたそんな他愛ない一瞬が、紛れもない“わたしたちの生活”。 『南瓜とマヨネーズ』は、そんなありふれたことばや“間”が、日常(せいかつ)を絶妙に表現している。ぜんぜんロマンチックではないし、ダサいし、世界は狭いし、お金はないし、あと一歩の勇気はないし。でも日常ではそれが圧倒的に大部分を占めていて。 けれどそれは幸福なんであった。間違いなく、幸福なんであった。
Posted by
大学生の時に大好きだった魚喃キリコ。 これを読んだときは、絶句。 恋をしてると、この本の持つ痛さがよくわかる。 春なので、何だか久しぶりに読んでみたよ。 「わたしたちのこのありふれた平凡は 本当はとてもこわれやすくてなくさないことは奇跡」
Posted by
僕が初めて読んだ魚喃キリコ作品はこれで、読み返してみても、やっぱり僕の中の魚喃キリコはこれだなぁって思う。もう痛々しいラヴで、もう見ていられないくらいに悲しくて儚くて、でも愛おしい。そんな物語。今はこのジャケットじゃなくて、新装版になっているけれど、僕の中ではこの青いジャケットが...
僕が初めて読んだ魚喃キリコ作品はこれで、読み返してみても、やっぱり僕の中の魚喃キリコはこれだなぁって思う。もう痛々しいラヴで、もう見ていられないくらいに悲しくて儚くて、でも愛おしい。そんな物語。今はこのジャケットじゃなくて、新装版になっているけれど、僕の中ではこの青いジャケットがこの作品。(11/8/20)
Posted by
自己本位な自分も好きになれるような生き方。 いまにもこわれそうな毎日、その奇跡に対して、「感謝」することが、生きてるという実感。
Posted by
いただきものの南瓜を、 ポテトサラダの要領でサラダにしてみたことがある。 これがなかなかに美味しくて 一見合わなそうな南瓜とマヨネーズもやり方次第でうまく合うのだ。 あなたと私の両方が美味しくなる調理方法はきっとある。 新たな調味料を買ってこなくても、きっとすでに持ってるもので...
いただきものの南瓜を、 ポテトサラダの要領でサラダにしてみたことがある。 これがなかなかに美味しくて 一見合わなそうな南瓜とマヨネーズもやり方次第でうまく合うのだ。 あなたと私の両方が美味しくなる調理方法はきっとある。 新たな調味料を買ってこなくても、きっとすでに持ってるものでできるはず。 難しいのはそれに気がつけるかどうか。
Posted by