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三国志(文庫版)(23) の商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2024/01/15

三国志を読んだことが無かったので、とりあえず、漫画で読破してみた。 なのでシリーズ通しての感想です。 横山三国志なので、若干顔の作りが似通って見える。 また、蜀を主軸に置いており、その中でも桃園の義兄弟の絆を優先的に描く傾向がある上、連載の都合もあり、諸葛亮死後の蜀や、魏・呉・そ...

三国志を読んだことが無かったので、とりあえず、漫画で読破してみた。 なのでシリーズ通しての感想です。 横山三国志なので、若干顔の作りが似通って見える。 また、蜀を主軸に置いており、その中でも桃園の義兄弟の絆を優先的に描く傾向がある上、連載の都合もあり、諸葛亮死後の蜀や、魏・呉・その他勢力のストーリーの一部が割愛されているように感じた。

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2020/05/18

呉軍との敗北の痛手から立ち直れなかった劉備は、西暦223年4月、志しなかばにして63歳でこの世を去るのでした。成都に戻った孔明は、17歳の劉禅(りゅうぜん)を帝位につけます。劉備の死を知った魏の曹丕は、呉・南蛮・西蛮と手を結び、五方面から五十万の兵を起こし、蜀に攻め入ろうとします...

呉軍との敗北の痛手から立ち直れなかった劉備は、西暦223年4月、志しなかばにして63歳でこの世を去るのでした。成都に戻った孔明は、17歳の劉禅(りゅうぜん)を帝位につけます。劉備の死を知った魏の曹丕は、呉・南蛮・西蛮と手を結び、五方面から五十万の兵を起こし、蜀に攻め入ろうとしますが、孔明は呉蜀同盟を結び、魏軍は〝赤壁の戦い〟での大敗に匹敵するほどの打撃を被ります。休む間もない孔明は、南の辺境を侵す南蛮制圧に向かうのでした。

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2015/04/13

1巻からずっと見てきた劉備がいなくなってしまい、物足りなさがあるのは仕方ない。 南蛮平定のため孔明思案を巡らせている。 計が多く、こちらでも物足りなさを感じる。

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2013/02/23

玄徳の死後魏の曹丕が蜀を攻めようとする。 玄徳の息子劉禅は孔明のもとへ自ら赴く。五路の大軍を用いる魏に対して孔明は四路から攻め入る敵に対しては馬超・魏延・趙雲・などが敵を退け、のこる一路、呉とは鄧芝が死を覚悟して国交回復を解きに行く。魏に勝利して孔明は南蛮に向かう。 玄徳亡き後も...

玄徳の死後魏の曹丕が蜀を攻めようとする。 玄徳の息子劉禅は孔明のもとへ自ら赴く。五路の大軍を用いる魏に対して孔明は四路から攻め入る敵に対しては馬超・魏延・趙雲・などが敵を退け、のこる一路、呉とは鄧芝が死を覚悟して国交回復を解きに行く。魏に勝利して孔明は南蛮に向かう。 玄徳亡き後も孔明が中心となって蜀の勢いはますます大きくなっていく。

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2012/09/21

本巻では主に孔明の対南蛮が描かれている。実戦もさることながら、謀略で相手を屈服させる孔明は実に見事である。新しい敵が数多く登場して頭が混乱しがちだったが、2度読み直してようやく整理がついた。 また、後半の見せ場である「泣いて馬謖を斬る」の馬謖が登場し、孔明の右腕となっていく。こ...

本巻では主に孔明の対南蛮が描かれている。実戦もさることながら、謀略で相手を屈服させる孔明は実に見事である。新しい敵が数多く登場して頭が混乱しがちだったが、2度読み直してようやく整理がついた。 また、後半の見せ場である「泣いて馬謖を斬る」の馬謖が登場し、孔明の右腕となっていく。この二人がどう交差していくかが今後の楽しみの一つである。 本巻のあらすじは以下のとおり。 ・魏の曹丕、劉備逝去を聞き、司馬仲達の意見をいれて五路の大軍を用いて蜀攻撃をかける。孔明、朝議を欠席してその対策を練り、劉禅、孔明宅を訪い、その策を知る。孔明、呉との国交回復の使者をトウ芝に任命、孫権の人試しを物ともせず見事成功させる。蜀、魏の攻撃を跳ね返す。 ・曹丕、造船に取り組み、三千の戦船を整え呉へ進軍。孫権、徐盛を総司令官に任ずる。孫ショウ(孫権の甥)が徐盛に反抗的のため処刑されかけるも、孫権に免じて許される。孫ショウ、勝手に進軍し、仕方なく徐盛は援軍を送り、わら人形や張りぼての城壁の策により曹丕を退却させる。孫ショウも活躍し、魏軍は赤壁の戦いに匹敵する大敗を喫する。魏の張遼もこの時の矢傷がもとで死亡。 ・南蛮王の孟獲、蜀の益州南方に迫る。建寧太守の雍ガイ、ソウカ郡太守の朱褒、越雋郡太守の高定が呼応して永昌郡の把城に攻撃。 ・関羽の三男:関索、荊州落ち後の療養を経て孔明のもとへ見参。 ・高定軍、方天戟の名手:鄂カンを大将として蜀の魏延と戦うも、張翼、王平らとの一騎打ちに疲れさせられ捕獲される。孔明、鄂カンをもてなし「高定は雍ガイに唆されたのだろう」と吹きみ、解放する。鄂カン、高定軍陣中に戻りそれを伝えるも、居合わせた雍ガイに「離間の策」と見破られる。高定は動揺する。 ・雍ガイ、蜀軍に攻撃するも、孔明の策により沈黙。雍ガイ、高定と共に再び攻撃するも、待ち伏せていた魏延により攻撃され両軍とも多数捕虜になる。孔明、両軍を別々の収容所に押し込め、「高定軍は助けるが、雍ガイ軍は斬罪」と広める。孔明、高定の部下だと偽った雍ガイ軍の捕虜は解放。高定軍の捕虜には「雍ガイから、高定と朱褒の首を献上すると言われている」と吹き込み解放する。雍ガイと高定、互いに不信感を持つ。 ・高定、蜀の陣中に間者を放つも、孔明に雍ガイ軍の間者と勘違いされる(わざと)。高定、雍ガイを試すため酒宴に招くも、拒否される。高定、覚悟を決めて雍ガイを攻撃。雍ガイ軍で、孔明の捕虜になっていた者は雍ガイを裏切る。高定、雍ガイの首を獲り、孔明に降伏するも、孔明は偽りだとして受け入れず。高定、孔明に信じてもらうため、朱褒を攻撃して首を孔明に持ち帰る。孔明、高定を受け入れ、覚悟を試していたことを告白。孔明、高定を益州太守に任じ、益州の乱を平定。孔明、益州の反乱に加わらなかった永昌太守の王コウを訪問、活躍した呂凱とも交流し、南蛮征伐に同行してもらうことに。 ・孔明、南蛮の地へ進軍開始。馬良の弟:馬謖、孔明に対面、南蛮経営において孔明の意見と一致し信頼を得る。 ・南蛮国の三洞の元帥(金環三結、董茶奴、阿会喃)、孟獲の命令により孔明軍を待ち受ける。趙雲と魏延、土地の者を捕えて道案内させ、金環三結を討ち取る。董茶奴と阿会喃も生け捕り、宴会でもてなしながら心から服従させ解放する。 ・孟獲、自ら出陣するも蜀軍に捕えられる。孔明、孟獲を説くも受け入れられず、そのまま解放。孟獲、董茶奴と阿会喃に出兵させ、蜀軍と睨み合いに。蜀軍、毒蛇や蛭に悩む。孔明、馬岱に補給路を断たせる。孟獲、忙牙長に馬岱を攻めさせる。

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2011/07/30

玄徳亡き後、承相となった孔明の采配が光ります。 まずは、ゆるがない国力を誇る魏に対抗するため、呉と蜀は同盟を結ぶことに。 同盟の使者となった鄧芝の、決死の訴えがあってこその繋がりでしょう。 軍力が約束された次には、軍資金や兵糧の確保に心を砕いていきます。 まさにオールラウンド...

玄徳亡き後、承相となった孔明の采配が光ります。 まずは、ゆるがない国力を誇る魏に対抗するため、呉と蜀は同盟を結ぶことに。 同盟の使者となった鄧芝の、決死の訴えがあってこその繋がりでしょう。 軍力が約束された次には、軍資金や兵糧の確保に心を砕いていきます。 まさにオールラウンドな軍師。 知力により、戦わずして地方を制圧。

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