殷周伝説(10) の商品レビュー
「殷周伝説」10巻。金吒・木吒・黄天化参戦。第二次三次討伐軍襲来と撃破。魔家四将。 第二次討伐軍は、藤崎封神演義でいう九竜島の四聖でした。脳筋四将軍だったので、新たに参戦した黄天化たちの活躍もあって、余裕の撃破。第三次討伐軍は、太公望が仙術で冬を呼んで凍死させるというオカルト決...
「殷周伝説」10巻。金吒・木吒・黄天化参戦。第二次三次討伐軍襲来と撃破。魔家四将。 第二次討伐軍は、藤崎封神演義でいう九竜島の四聖でした。脳筋四将軍だったので、新たに参戦した黄天化たちの活躍もあって、余裕の撃破。第三次討伐軍は、太公望が仙術で冬を呼んで凍死させるというオカルト決着。オカルトというけど、斜面温暖帯という理論があってこその太公望の策略だそうで。 山の麓の殷軍は凍死して、中腹に布陣していた周軍が生き残るのはなんで?と疑問に答えてくれたのは斜面温暖帯。で斜面温暖帯も説明もされています。 疑問に思ったことをするする謎解きされてゆく展開は、わくわくとすっきりが連続してくるので楽しい。久々に子供心に戻って楽しんだ感じでした。 この第三次討伐軍で費仲と尤渾が凍死します。やっと、この二人に罰が降りましたね。 太公望と周軍の次なる相手は、魔家四将。ここは仙術合戦になるよね。 緒戦は敗北。太公望が率いるようになってからでは、初の敗北ではないかな。いいぞ楽しくなってきた。
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殷を裏切った黄飛虎を捕らえるべく、殷から遣わされた晁雷・晁田だったが、逆に諭される結果となり、結局は西岐に降ることになった。状況を重く見ている殷の聞仲太師は、新たに王魔ら実力派の四将に20万人の大軍を与えて、西岐討伐に向かわせるが…。 四将の後に出陣する軍に対して、太公望の策略が冴える巻です。天候を読んで祈祷し、猛暑に雪を降らしたと見せかけます。孔明みたいな感じですね。
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