殷周伝説(2) の商品レビュー

横山光輝(著者)

2023/09/17

「殷周伝説」2巻。炮烙の刑。目玉ポン。皇后謀殺。

雲中子のおかげで妲己を追放できるかと思いきや、丸め込まれてしまう紂王。身も心も骨抜きにされてしまっているので、自浄作用は期待できないのか。
そのための諫大夫が、汚職の温床になっているのでどうにもならない。魏徴を見習いなさい。

炮烙の残酷さよりも、皇后の目玉をポンっとした場面の方が残虐さで勝る。
なんだろう。想像しやすいからかな。

2014/12/13

妲己の残虐なる炮烙の刑。円柱に忠臣を縛りつけ業火で燃やす姿を見る紂王。そして皇后に対する拷問も壮絶で目を覆う。

2013/04/25

道士・雲中子は宮中に魔が取り付いていると説明し、宝剣を置いていくが、紂王は妲己の言葉を信じてあっさりと宝剣を取り除いてしまう。そして、自分の行いを諌めようとしたり、役目を果たそうと報告してきた天文官を死罪に処してしまう。殷の混乱はますます悪化していくのであった…。

この巻では、炮烙の刑により重臣・梅伯が灰になります…。「ばか王！」と罵って死んでゆく様が描かれている。