あずみ 第一部(28) の商品レビュー
連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物...
連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。 それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。
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すべての標的を葬ったあずみたち。残るは伊達政宗ただ一人。そんな折に、その伊達政宗があずみと二人で話しがしたいと言ってきた。あずみはそれに応じるが…。政宗の目的とは。独眼竜陰謀編終幕の巻。 まさかこのシリーズをああいう風に終わらせるとは思わなかったなあ。結局歴史とも辻褄があうようにできていたし。 この巻は後半から新章スタートです。
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