西遊記 地の巻(1) の商品レビュー
「西遊記 地の巻」藤原カムイ著、日本放送出版協会、1998.12.20 p174 ¥1,000 C9979 (2019.07.31再読)(1998.11.24購入) 一度、第3巻まで読んだのですが、その後、完結したのかどうかも知らずに暮らしておりました。昨年、「読書の学校『西遊記...
「西遊記 地の巻」藤原カムイ著、日本放送出版協会、1998.12.20 p174 ¥1,000 C9979 (2019.07.31再読)(1998.11.24購入) 一度、第3巻まで読んだのですが、その後、完結したのかどうかも知らずに暮らしておりました。昨年、「読書の学校『西遊記』」出口治明著、を読んだときにそういえば、藤原カムイの『西遊記』は、どうなったのだろう、とふと思いました。アマゾンで検索したところ、第4巻で完結していることがわかりました。そこで、第4巻を入手したのですが、第3巻までは、旧宅においてありました。今回、持って帰ったので、第1巻から読み直しています。 このマンガは、岩波文庫『西遊記(一)』小野忍訳、を底本としている、ということなので、かなり本格的な本というところです。難しい言葉が、バンバン出てきます。子どもが読むときは、難しい言葉の部分は、すっ飛ばして読んでも十分面白いかと思います。 地の巻では、孫悟空の誕生から、修行を積んで術を使えるようになり、如意棒を入手して、天界に招待されるまでが、描かれています。三蔵法師の話はまだ先のようです。 【目次】 第一回 霊魂を孕み源流が出ずること 心性を持し大道が生じること 第二回 妙理を悟り菩提を得たること 妖魔を断し元神に合すること 第三回 四海も千山も手を拱き伏すこと 冥界で十類の名を尽く除くこと 資料:創作ノート01~04 参考文献 ☆関連図書(既読) 「読書の学校『西遊記』」出口治明著、NHK出版、2018.05.30 「西遊記 上」呉承恩著・伊藤貴麿訳、岩波少年文庫、1955.02.20 「西遊記 中」呉承恩著・伊藤貴麿訳、岩波少年文庫、1955.04.20 「西遊記 下」呉承恩著・伊藤貴麿訳、岩波少年文庫、1955.06.25 「孫悟空との対話」中野美代子著、日本放送出版協会、1993.01.01 「西遊妖猿伝 巻の一」諸星大二郎著、双葉社、1984.03.18 「西遊妖猿伝(10)」諸星大二郎著、潮出版社、1999.05.31 (「MARC」データベースより)amazon 72変化の術や、ひと飛び10万8千里の「きんと雲」の法を駆使し、おなじみ石から生まれた孫悟空が、縦横無尽に大暴れ。奇想天外な「西遊記」の世界を、渾身のオールカラーで描き下ろす。
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